10時にホテルを出発。金浦空港には11時に到着。 大変だったのは空港使用税を免除してもらう手続き。全員の航空券とパスポートを集め,まるでJTBの添乗員さながらのおしごと。でも,使用税は一人1千円ほどなので,27人分の免除はけっこう大事な作業なのだ。その間学生たちは空港内を散歩したり,食事したり。 13時05分発のジャカルタ行きに乗る。7時間の旅。 ジャカルタ空港で荷物の排出を待つ間に両替。1ドルはどこの店でも8000ルピア。1円は72〜68ルピアと幅がある。学生たちは「いくら替えたらいいですか?」などと質問してくるので,「自分の好きなように」と答えた。私は不親切が「売り」の教員なのだ。(名目は自主性尊重だが) 出口では野村先生(親切かつ積極的介入を「売り」にする)が,パジャジャラン大学のヘルディス先生とともに待機していた。数度にわたる点呼,念入りな注意事項の確認のあと,学生たちはバスに乗ってバンドンへ向かう。野村先生は一人タクシーでジャカルタ市内へ。 バスは30人乗りなので,荷物は通路にまであふれる。お弁当まで準備されていた。サンドイッチやクロワッサンとミネラルウォーター。誰かが「ゴキブリが……」とか言ってたようだが,前方の席に座った1年生たちは気にせず平気でどんどん食べていた。 しかし,このバスはスピードが出ない。平地はまあまあだが,坂道はローギアでないと登れない。セカンドに入れるととたんにパワーがなくなり,あわててローにもどすという繰り返し。11時までにバンドンに着く予定だが,まだ山の中。(バスのなかでこれを書いている) ********* 12時少し前に到着。 ********* ヘルディス先生 野村先生 |