インドネシア 異文化体験 2004 研修日誌

9月3日(金)
学生の不満にも学年で温度差がありました。
不満はもっぱら1年生の間にうかがえます。
2年生は現状でもそこそこ「楽しい」ようです。
野村先生の判断も「このまま放置せよ」というもの。
斉藤はその判断に合点がいきませんが
2年生から「あまり気を使わないで」と言われました。
それでもUNPADの先生たちは斉藤の苦情を聞き入れ
学生たちをUNPADの本校見学に連れ出してくれました。
午後は踊りと太鼓の練習のみで3時に解散。

 Unit=単位
 Pelaksana=計画
 Teknis=専門、技術
 Kebahasaan=言語

 


●UPTという組織について。
上の画像(クリックすると拡大)はその看板です。
訳しづらいのですが「専門学校」のようなもの。
国立大学でも実収入を得られる組織をつくり
学部ごとに金もうけに励むことになっています。
文学部はこのような語学学校のUPT
経済学部は商業実務のUPTをもっています。
今年からの企てですが、学内に反対もあります。
日本語学科教員の多くも反対し、UPTから排除。
もちろん、われわれのあずかり知らぬ話ですが
われわれにとって残念なのは
そのために日本語学科の学生との交流ができないこと。
また、われわれが持参して贈呈した日本語の本も
日本語学科の図書室に配備されないかもしれません。