2024年
 つぶやき

12/1
◆ 入院
 腹部のチクチクがなかなか治らないのでけっきょく病院に行った。
 やはり「いつもの』腸閉塞だ。
 なんだかこのまま治るようなきがしたんだけどな。

12/2
◆ 入院の弊害
 おお、早くも筋肉が衰えて、足がしっかり上がらなくなった。
 少し長く歩くとその場でへたばりそうになる。

12/3
◆ 今回はずいぶん違うぞ
 入院はしたが、点滴は二日間で終了。
 さらに食事も三日目に始まった。
 快癒は近いと思わせるが、筋力の衰えはやはり本物です。

12/4
◆ JAZZ
 病院の図書コーナーにあった村上春樹『アフターダーク』を見かけて
 ちょっと懐かしくカーティス・フラー演奏の「Five Spot After Dark」を聴く。
 昔、院生時代に友人の指導でJAZZの名盤あれこれを「勉強」させられたなあ。

12/5
◆ 急転直下
 夕方、主治医から「明日退院してよい」と言われた。
 ぼくは入院がいつもより長引く場合を考えて「勉強道具」を多めにもってきたんだ。
 んで、ふたたびいそいそと道具をバッグにつめる。

12/6
◆ 退院してセーターを買いに行く
 ユニクロで 2990円の薄地のやつを買った。
 そうそう、こういうのが欲しかったんだよ。
 米映画「怒りの葡萄」(1940年)を見るのにちょうどいい。

12/7
◆ 人文系の論文の書き方
 阿部幸大『アカデミック・ライティングの教科書』(光文社、2024)を借りて読む。
 著者は筑波大の助教で40前の若手だが、この本は良い。
 ぼくも若いころに読みたかったな。
 大学院生なら必読だと思うよ。

12/8
◆ サイレント映画
 小津安二郎監督の「東京の宿』(1935年)を観た。
 職にあぶれた職工が子ども二人を抱えて工場街をうろつく。
 かれらの貧しさが見ててつらい。

12/9
◆ 丸ビル?
 またも小津安二郎の映画「早春」(1956年)を見る。
 丸ビルで会社員として働くのが誇らしかったような時代の話。
 なにしろ建物の名前は田舎の小中学生でも知っていた。
 でも、ぼくはいまだにそのビルがどこにあるのか、知らない。

12/10
◆ 昭和の映画
 1964年の映画「乱れる」(成瀬巳喜男監督)を見る。
 田舎町にスーパーマーケットができると、小売店がどんどんつぶれる。
 ぼくには進歩だと思われたことだったんですがね。(昔から愚かでした)

12/11
◆「Stop Making Sense」
 ロックバンド「Talking Heads」の伝説のライブ。40年前(1983年)の舞台を記録した映画。
 最近(2020年)の映画「アメリカン・ユートピア」もよかったが、これはさらにしびれる。
 デイヴィッド・バーンの踊りというか、身のこなしをまねたい。
 ぼくだって、体が不自由でも、体をゆすりたいんだ。

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