2026年
 つぶやき

3/1
◆ 健康診査
 高齢者向けの検診を受ける。
 行きつけの病院では眼底検査はできないといわれ、眼科にも行く。
 こうして大学通り、片道2キロを自転車で往復し、ヘロヘロになる。

3/2
◆『アジア・トイレ紀行』
 アジ研(アジア研究所)の研究員21名のエッセイ集(白水社、2025年1月刊)である。
 すんごくおもしろい。
 トイレ事情はどの国も最近はずいぶん良くなったみたいだが、それでも、ね。

3/3
◆ 体力減退
 高校時代の同級生どもと都内であってバカ話をするために、このごろ体を鍛えてきた。
 近所の森を歩いたりしたわけだ。
 ところが昨日、すぐ裏の町中華に行こうとしたら、何度も休まざるをえなくなってる。

3/4
◆ 上野で飲む
 高校の同級生6人が雨の中、上野公園に集まった。
 ぼくも傘をさして、杖なしでヨタヨタ歩き、やっとの思いで参加した。
 とにかく遠くまで無事に行けて、無事に帰って来られたのがメデタイ。

3/5
◆「ラブレス」
 冷え冷えとした夫婦関係を描くロシア映画の名作(2017)を見る。
 ズビャギンツェフ監督の作品で、ぼくはすでに2021年に見ていた。
 たしかに良い映画なのに、ぼくはぜんぜん覚えていないのだ。

3/6
◆ ヤマダ電機
 うちの冷蔵庫は、製氷能力もずいぶん低下した。
 なにしろ買ったのは25年も前だ。
 自転車に乗って、近くの大型店舗に行ってみる。
 広い店内をうろつき、店員の勧めるものを素直に購入。

3/7
◆ 腸閉塞で入院
 昨夜。入浴したときに嘔吐。
 朝、家族の運転する車で「いつもの病院」に連れていってもらう。
 5度目である。

3/8
◆ 絶飲食
 腸閉塞治療のポイントはひたすら腸を休めること。
 栄養補給は点滴でのみ行われる。
 だから、入院するしかないことになってる。
 自宅でもできる断食療法ってのもありそうな気がする。

3/9
◆ ぬるぬる
 食事ができないってことは生活のリズムがつかめないってこと。
 朝から夜まで、のっぺらぼーに時間が過ぎていく。
 一日をちゃんと生きたって感じがしない。

3/10
◆ 五分粥
 朝のレントゲン検査で昼から食事OKと診断された。
 うひゃ〜、うれしいと思う。

3/11
◆ 難解映画
 ハンガリー映画「サタンタンゴ」は7時間を超える長尺の名作だ。
 病院のベッドの横で鑑賞するのに長さがちょうどいい。
 ぼく、この映画を2019年に立川の映画館で見ている。
 あんときは意味がわからなかったけど、今度は少しわかったような気がする。

3/12
◆ 退院前日
 入院中も体を鍛えようと思っていた。
 しかし、じっさいはノートパソコンの小画面で映画ばかり見ていた。

3/13
◆ 退院
 帰宅はしたが、やはり歩く力は落ちている。
 自転車で少しそこらをうろついて足をうごかすことにする。
 と、意外に調子よくてスーパーまで行ってしまった。
 バナナやヨーグルトを買って帰る。

3/14
◆ 風が寒い
 7時に起床したので、歩いてそこらを一回りと思ったが、外は少し寒い。
 朝の散歩はやめたが、1時半から老人の体操クラブには出る。
 ぼくは先週休んだのに誰も覚えてくれてはいない。
 そんなことは話題にしないのがルールなのかもしれないけど。

3/15
◆「いま戦後詩をみつめる」
 市の公民館での公開講座を聴きに行く。
 1945年に博多で獄中死した朝鮮の詩人・尹東柱のことが語られた。
 ぼくはがんばって自転車を漕いで行って、よかったと思う。

3/16
◆ 体重
 1週間入院したので、2キロ近く痩せた。
 じつはこのごろ太り気味だったのが元にもどっただけなのだ。
 いまは何を食ってもおいしいのですぐにリバウンドしそう。

3/17
◆ 般若心経
 デイサービスで過ごすとき久しぶりに写経に取り組んだので
 帰宅後に、内容の学習にいそしんだ。
 おお、内面もだんだんそれらしく「澄んで」きたかな。

3/18
◆ 室内筋トレ
 スクワット30回、段差昇降30回。
 これをせめて2セットやらなきゃなんないが、それはそう思うにとどまる。

3/19
◆『風の影』(上下)
 スペイン産の冒険ミステリーを図書館から借りた。
 舞台はバルセロナで、その街はぼくも2回ほどうろついたことがある。
 邦訳は20年前に出ているが、ようやく読むことができた。
 評判がよいのもうなずける出来の本だ。

3/20
◆ ねぼけ
 目を覚まして時計を見たら5時半。
 夕方にうたたねしたのかと思ったが、パジャマを着ている。
 どうにも合点がいかず、セーターを着て、また寝た。
 もやもやしたままだったが、8時半まで眠ってしまった。

3/21
◆ 時間の使い方
 このごろはもっぱら体を動かすことに心を砕いている。
 だから本を読むことは後景に退いている。
 ましてや翻訳をすることなど意識にものぼらない。

3/22
◆ キーボード
 通販で安物を買った。
 当然ながらいろいろうまくいかないが、頭の体操のつもりで取り組む。

3/23
◆ 足が重い
 スクワットも段差昇降もそれなりにやってる。
 にもかかわらず、なんだか調子が悪い。

3/24
◆ 御崎加代子さん(滋賀大学教授)
 ぼくの後輩である、と紹介するのもおこがましいほどの英才である。
 彼女から本をいただいた。
 近著『アントレプレナーシップの経済思想』(岩波書店、今年3月刊)
 同じ先生のもとで学びながらぼくはバカのままにとどまり、彼女は見事に花開いた。

3/25
◆ 筋トレ
 80歳近い老人でも体は鍛えられるらしい。
 それを励ますと思われるようなタイトルの本が図書館にあった。
 さっそくリクエストを出しておいた。

3/26
◆ 脳神経外科
 これまで行ったことのない病院に行った。
 ネットでの「病院の悪口」に院長がまじめに答えているのはよかった。
 ぼくが訴える体の不調にたいしては、それは単なる老化、とばっさり。

3/27
◆ 高齢者用の運動
 昨日の医者は「長生きのための努力はムダ」と断言した。
 どのみち人は死ぬと言う。
 カルペ・ディエム(今を生きよ)とでもいえばかっこよかったかも。
 体を鍛えてもしょうがない、みたいな言い草はどうなんだろうね。

3/28
◆ 桜見物
 家を出てまっすぐ西へ歩けば大学通りに出る。
 二本づえ(トレッキングポール)をついて、のろのろ歩いた。
 大学通りの桜は満開が間近で、見物する人も多い。
 そういう環境の中に身を置くのはすごく久しぶりだが、すぐに退散した。

3/29
◆ 多摩蘭坂を登る
 家を出て北上すれば坂の登り口に当たる。
 しかし、ここ3年ほど坂を登ったことがない。
 勇を鼓して足を踏み入れた。
 登り自体は何とかクリアしたが、帰りは足が上がらず苦労したぜ。

3/30
◆ NO KINGS
 フランスで反トランプの集会やデモが行われている。
  ついでに見てみると、アメリカでもいろんな町で行われている。
 そういうのを日本のマスメディアはほとんど伝えない。
 日本ではそういう運動がないから当然かな。
 イスラエルですら反戦デモが行われているというのに。

3/31
◆ 楡(にれ)
 高校の同窓会のよびかけに、昔の歌「高校3年生」を一緒に歌いましょう、とあった。
 ぼくはふと、その歌詞の一節「にれの木陰に弾む声」を思い出した。
 ぼくは「ニレの木」がどんな木なのか、ずっと知らないまま生きてきたのである。

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