2025年
 つぶやき

9/1
◆ 生きがい
 あたらしい翻訳の作業を考える。
 だって、なにもしないでいると退屈しそうだから。

9/2
◆ 自立
 変な話だが、体が不自由なほど家族からは大事にされるみたい。
 ぼくは中途半端に元気だから、むしろ邪険にあつかわれる。

9/3
◆ 入院
 昨夜、風呂場で嘔吐した。
 んで、一夜明けて、病院にいったら案の定「腸閉塞」で入院
 幸い、やらねばならない仕事はもう何もない。
 昨日、床屋にも行ったし、歯医者で奥歯のブリッジも入れた。
 ああ、なんて間がいいんでしょ。

9/4
◆ 院内環境
 持ち込んだノートパソコンでいろんな映画をみることができる。
 それはいいが、ブログをアップしようとしてもアプリが動かない。
 いろんなパスワードを記した紙製のノートを持ってきてない。

9/5
◆ 絶食
 点滴のおかげでお腹は空かない。
 いや、じつは空腹を少し感じる。
 食べたいものがあるわけじゃないんだ。

9/6
◆ 外は大雨
 病室にいてカーテンも閉めていると何もわからない。
 パソコンは開いているが、ニュースも天気予報も見ない。
 あちこちのなじみのブログを眺めるだけ。
 あ、メールで光文社の編集者と連絡はしてる。

9/7
◆ 頻尿
 食事は始まったが、3食とも流動食(重湯とスープ)。
 一方で点滴も続けられているので、体内は水分がいっぱい。
 ちょっと気を緩めると尿がダダ漏れ。

9/8
◆ 寒い
 院内の温度は 24.4度だから、バスタオルを首にまいてる。
 ヒゲもちょっと伸びてきたので、見るからに怪しいジーサン。

9/9
◆ 五分粥
 流動食は卒業した。
 お粥はお粥だが、何かを食べてるっ感じはする。

9/10
◆ 点滴終了
 おお、退院が近づいたな。
 ただ、やはり1週間入院してたので支えなしに歩くとふらつく。
 リハビリには、ひとりでひたすら廊下を徘徊するしかない。

9/11
◆ シャワー
 本当は水浴びなんかしたくないのだが 看護師の笑顔に負けた。
 家とちがって病院はお湯の出る勢いがすごい。

9/12
◆ 新しい翻訳に取り組みたい
 Googleで取り組むべき本を検索してほとんど1日を費やす。
 まったくの夢想に近い企てだが、なんだか元気が出てきた。

9/13
◆ 常食
 ふつうのご飯が食べられるようになった。
 お箸でご飯をつまんで口に入れる。
 これで退院が決まった。

9/14
◆ オムライス
 退院した。
 お昼はさっそく家の近くの町中華「餃子王」に入る。
 ここはレバニラ炒め定食が絶品だけど、いまの自分にはちょっとハードかな、と思えた。

9/15
◆ 体重回復をめざす
 自転車で団地裏の印度料理店フルバリに行き、テイクアウト。
 野菜入りのカレーとナン。(600円)
 帰宅して、ひとりでガシガシ食べました。

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