2000年

 つぶやき


5/1

◆のどが変
 天気が良いのでバイクでそこらを走り回ったら
 昨夜からノドの調子が……。(発熱はなし)
 今日はタバコを一本も吸わず,ひたすら休養。
 ビデオ屋で6本(×180円)借り出し,2〜3日はこれで楽しむ算段。


5/2

◆誤認逮捕
 西宮に住む大学教員が児童誘拐した犯人と間違えられたというニュースを聞いたとき
 西宮の住民で,ぼくの知る人といえば,荻野さん(関学)だけなので
 荻野さんが逮捕される場面などを想像して,一人笑っていたが
 なんと今日のテレビニュースでそのまさかが本当だと知り,驚いた。


5/3

◆微熱
 のどの痛みは消えたが,今日は鼻の奥が痛い。
 おまけに熱も37度。
 やはり家族が近くにいると油断してしまうからだろうか。


5/4

◆ビデオ三昧
 イギリス映画「ブラス」は期待したほどではなかったが
 炭坑夫たちのブラスバンドという設定だけで泣かせる。
 ノーマン・ロックウェルの絵(閉店後の理髪店でオヤジたちが合奏している絵)でも
 感動してしまう程度のぼくの感性だから,当然かな。
 同じ監督の「リトル・ヴォイス」は女の子の不美人度がよかった。
 アイルランド映画「ウェイクアップ,ネッド」はジジイが乗るオートバイがよかった。
 フランス映画「TAXI」はリュック・ベンソンが監督。
 主人公がマグレブ系の青年で,舞台もマルセイユと,いかにもの設定だが
 肝心のカーチェイスよりもピザ屋の原チャリがかっこよかった。
 フランス(ベルギーだったか)映画「8日目」は,型どおりの映画。
 アメリカ映画「レインメーカー」は原作(グレシャムの法廷物)より出来がよい。
 原作は弱者に肩入れする判事のふるまいが鼻につくが,映画はけっこうバランスがとれてる。
 アメリカ映画「プライベート・ライアン」は上手につくられていた。


5/5

◆深大寺
 天気快晴で,子どもたちはそれぞれ外出。
 親は原チャリでツーリング。(国立→吉祥寺→成蹊大学→深大寺そば→神代植物公園)
 そば屋も公園も大変な人出。(高齢者はなるべく平日に来てほしいものだ)
 そういえば,昔,母親を連れてきたことがあったな。
 それを思いだし,あわせて母親への供養も済ませた。(故人を思い出すのが我流の供養)


5/6

◆慣らし運転
 そこらをウロウロするのに原チャリは便利だが
 今はまだ慣らしの段階で,低速運転――それがどうにもまだるっこい。
 本当に慣らし運転が必要かどうかは不明のまま,トロトロ走っている。


5/7

◆やる気
 弛緩しきった,という意味では充実した連休であった。
 また明日からお仕事。
 意見の違いは組織の活性化につながるものかどうか。
 そこらへんをためしてみよう。


5/8

◆マイレージの事後登録
 全日空のマイレージはWeb上で登録できた。
 ただし,今日の分(帰鹿)は明日にならないと登録できない。


5/9

◆知らんぷり
 大学院時代の友人と久しぶりに会う。
 彼によれば,うかつに人前で斉藤と知り合いだと言うもんじゃないらしい。
 昨年,ある会合で彼がうちの学校の事務局長と言葉をかわしたさい
 ふと斉藤の名前を出したら,とたんに悪口を聞かされて困ったという。
 「名前を出しただけで人の怒りを招けるのは斉藤さんと
  高知大の頭川さんぐらいのもんですね。
  だから,知り合いじゃないふりをしてるんです」だと。


5/10

◆相談事
 学生が就職の相談に来るが,たいしたアドバイスもできぬ。
 人生の重大事にまつわる相談事ってのはいつになっても苦手のまま。


5/11

◆奇人たちの晩餐会
 というタイトルのフランス映画を連休中にビデオで観たが
 いまでも思い出しては笑ってしまう。(Le diner de cons, 1998)
 声を出して笑うってことはめったにない私だが,これは大当たり。
 書き忘れていたので,ここに記録しておく。


5/12

◆ i Mac がおシャカ?
 妹の i Mac DV が全然起動しなくなったそうだ。
 どうしよう,と言われても,何が何だかさっぱりわからん。
 購入してまだ90日たってないから,初期不良ってことかもしれんが。

◆ Yahoo! JAPAN
 突然こんなメールが届いた。なんか御利益があるのだろうか?

こんにちは、Yahoo! JAPANサーファーチームです。
貴殿が管理されているサイト「斉藤悦則Web Page」を広くユーザーの方にご紹介させていただきたく、ただいま Yahoo! JAPAN への登録手続きをさせていただきました。この後36時間以内に行われる次回データベース更新で反映されますので、ご確認いただけますようお願いいたします。

5/13

◆スーツを買う
 1週間後に「偉い人」と会うので,これを機にスーツを新調。
 いま所有しているのは1着きりで,しかも虫に穴をあけられている。
 鹿児島のデパートをまわり,5万3千円のものを買う。
 自分としては高額の買い物だった。

◆まじめな本
 街に出たついでにジュンクで清沢洌『暗黒日記』(岩波文庫)を買う。
 その他,永井朗『不良のための読書術』,下川耿史『変態さん!』(ちくま文庫)
 田山幸憲『パチプロけもの道』(幻冬舎アウトロー文庫)も買い,
 これら軽めの3冊はすぐに読み終えた。(ちょっと読書に飢えていた)
 田山は東大出のパチプロらしい。ぼくと同世代なので読んでみる気になったが
 文章もまずく,内容もないので,本の後半は読み飛ばす。
 肝心の『暗黒日記』は冒頭部分を読んだだけだが
 評判にたがわず迫力たっぷりで,まじめな気分にさせられる。


5/14

◆政治学?
 このサイトがYahoo! JAPAN に登録されたというので調べてみると
 社会科学→政治学→政治理論→社会主義の項目に分類されていた。
 なんだかな〜。

◆おフランス気分
 France Culture のラジオ放送をWeb経由で聴きながら仕事をする。
 聴くというより,おフランスの雰囲気にひたっているだけ。
 言葉の断片のみがようやく聴き取れるお粗末な語学力。
 学校のインターネット環境は貧弱(128K)なので
 授業のある日は放送が切れ切れになるし,学生にも迷惑がかかる。
 今日は日曜日だから許されるのだが,ま,単なる気取り(自分自身が観客)。


5/15

◆企画書
 10月におこなわれる開学50周年記念行事の一環で
 インドネシアの大学との共同シンポジウムを企画しているが,
 あれこれのアイデアをつめこんだ企画書を事務室に持っていったら
 次長からクレーム。「思いつき」はなるべく書くなというのだ。
 たとえば「鹿児島在住のインドネシア留学生の協力を得て,
 伝統菓子などを披露する」とか「バンドンで夏期研修する本学の学生に
 パネル展示などをやらせる」とかのアイデアは当事者の承諾を得てないので
 書いてもらっては困るという。
 企画書に書かれたことは実行されるのが前提だからだそうだ。
 実現できなかったら問題になる,ともいう。
 いまの時点で絶対に実現できることのみじゃ,ずいぶん貧弱な企画になるが
 お役所的にはそうでなければならないらしい。
 いわれてみれば,たしかに鹿児島県の場合はそうだ。
 どう転んでも斬新でおもしろい企画は生まれない仕組みになってる。
 県立大学づくりが全然進まないのも理解できるような気がする。


5/16

◆プロバイダ
 5月末で契約が切れるので乗り換えようかとも思ったが
 satsuma.ne.jp の名前も捨てがたく,デイタイム・コースにグレードを落として
 再契約した。(ホームページ更新を深夜にしなければよいのだ)
 鹿児島ではmincというプロバイダの方が優勢のようで
 Gricを利用した海外での接続も当面無料という大サービスだし
 その他の料金もやや割安なので,ちょっと心をひかれるけど
 ホームページのURL変更(の通知など)は面倒くさいと思い……。


5/17

◆スイス・アーミーナイフ
 スーツを引き取りに昼間デパートに行ったついでに
 スイス・アーミーナイフを買おうと思ったが
 「お取り扱いしておりません」だと。
 栓抜きやコルク抜きなど,けっこう便利なんだけどな〜。
 上京したときに買って帰るしかないのか。
 飛行機に乗るとき客室乗務員に預けねばならないのが面倒。


5/18

◆俗耳
 『学ばず教えずの大学はもういらない』(大宮知信,草思社,2000年3月)を読む。
 大学人はぬるま湯のような環境にひたり,腐敗と堕落の道を歩んでおり
 改革の意欲も能力もないという。
 俗受けを狙った下品な本であるが,鹿児島県では受けまい。
 大学に問題があると思っている人は大学の内でも外でも少数派だからだ。


5/19

◆DNS
 プロバイダ Info-satsuma が買収され(J-Bee.com)
 今朝回線増強工事が行われたようだが,
 その結果,LAN経由で自分のホームページが見れなくなった。
 電話回線を経由すれば大丈夫だが,めんどうくさい。
 サポートデスクに電話したら,「DNSがど〜たら」なので
 半日たてば大丈夫でしょう,と言われたが,夕方になってもダメ。
 しまったな〜。
 こんな不具合があるなら,契約更新せずに乗り換えればよかった。
 [追記:午後6時すぎに復旧した]


5/20

◆名刺
 明日,人に会うため上京したが,名刺がない。
 パソコンで自作しようと,ケント紙を買った。
 東京は雨。傘も持参してないので,濡れながら歩く。


5/21

◆スーツ着用
 晴れ着に身を包んで,文字どおり「晴れがましい」気分で外出。
 ところが,街のショーウィンドウに映った自分の姿を見ると,
 それはふつうのしょぼけたオヤジだった。
 スーツってのはサラリーマンの作業着だから当然といえば当然か。


5/22

◆『ハンニバル』は買わず
 古本屋で上下2冊500円だった。
 『羊たちの沈黙』その他の前作も読んでいたので買おうかと思ったが
 残酷物を読む気分じゃなかったのでパス。
 かわりに徳岡孝夫『五衰の人――三島由紀夫私記』(文春文庫)を
 100円で買って読みながら帰鹿。
 ところが,これも切腹・介錯シーンでゲゲッとくる。


5/23

◆冬物をしまう
 セーター8着をクリーニング。
 部屋にはまだストーブ(石油と電気)が出ているので
 そろそろこれもしまわなきゃ。


5/24

◆人集め
 昼過ぎ,大阪産業大の喜多見洋さんから電話。
 鹿児島に来ているので今から会いたいという。
 来年の受験生を増やすために鹿児島の高校をまわり,明日は宮崎だと。
 さらに曰く,高校回りしたって効き目があるとは思えないが
 誠実な教員がいるというイメージを与えておく……んだそうだ。


5/25

◆長とは名ばかり
 地域研究所の所長と,いかにも偉そうな名前だが
 明日の全体会議のためのコピー作業なども所長のしごと。


5/26

◆Trouble Maker?
 地域研究所の総会が開かれ,活動方針が承認された。
 うふふ,これでようやく動けるぞ。
 隠しテーマ「やりたい人がやりたいことをやりたいようにやる」の
 率先垂範につとめ,あちこちで問題を引き起こしたい(のか?)。


5/27

◆雷雨
 久しぶりの大雨。昼食のため外出するのもためらわれる。
 車で焼肉屋へ。(石焼ビビンバ+サラダバー=980円)
 午後3時ごろ大きな雷鳴とともに落雷。学内のサーバがダウン。
 その後はインターネットもメールも利用できなくなった。

 すると,とたんに手持ちぶさたな気分。
 自分が相当なネット中毒者であったことに気づく。
 雨も小降りになったようだし,街に出て映画でも観ようかな。


5/28

◆Any Given Sunday
 昨夜は街に出たのが7時すぎで,映画を観るタイミングを逸する。
 夕食に「煮干しラーメン」というのを食べただけで帰宅。
 で,今朝,一番目の上映に間に合うようチャリで出動。
 アメフットを素材にした映画を観た。

 夕方,学校に来てみたが,インターネットは依然として使用不能。
 噂によれば,学食の冷蔵庫も基盤をやられ不調だというし
 近くの病院もサーバがダメになったという。
 *******
 あれれー,電話線も不通で,このページの更新もできない。
 恐ろしや,雷の力。
 学内ではさらにエレベーターも動かなくなっている。
 [追記:電話は午後5時半に復旧した]


5/29

◆頭痛
 頭痛のときも少し眠れば直るのだが
 昨日はなんだかうたた寝もできず,頭痛は夜まで続く。
 夜9時ごろ近所の薬局で薬を買い,9時半には就床。
 で,起床は6時半だから,よく寝たことになる。
 もちろん頭痛はすっかりなくなった。
 インターネットやメールの問題も朝には解消していた。
 原因はスイッチングハブがやられたせいらしい。


5/30

◆障子の破れ
 畳の上にベッドをおいて寝ている。壁際だが足元は障子。
 眠っている間にキックするらしく,ボコボコに穴があいている。
 秋にインドネシアの人をホームステイさせるという話もあるが
 そのときは障子の紙を貼り替えねばなるまい。
 一個所だけ紙の色が違うのも変だから,障子全部が対象だ。
 う〜む,作業はさぞかし大変だろう。今から心配だ。


5/31

◆フロッピーディスクアダプター
 デジカメの古いの(Fujifilm, FinePix700)を使い始めた。
 記憶媒体はスマートメディアってのがちょっとイヤだったが
 フラッシュパスとかいう名前のアダプターに入れると
 フロッピーのように使える。
 いずれも学内で死蔵状態だったものだが,これで生き返った。
 FUJIのホームページからダウンロードしたドライバーソフトで
 順調に画像をパソコン(PowerMac)に取り込むことができる。


過去の記事:
1998年1999年
2000年1月/2月/3月/4月

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