つぶやき |
◆ Bow Tie 蝶ネクタイを買おうと立川のデパート街へ行く。 高島屋,伊勢丹……と回るが求めるものは得られず。 手結び式がないのである。(フック式はある) 帰宅してネット検索してもフック式ばかり。 こうなると,ますます手結び式が欲しくなる。 [後記:アメリカの専門店にネット注文した。 |
◆仏国製の中国映画 「中国の小さなお針子」(2002)を DVD で観る。 文革時代,山村に下放された青年たちの物語。 涙しようと思うのに,だんだんつまらなくなる。 中国人監督だがフランス仕込みのせいか 話がやや「ドラマチック」で,あざとい。 主役の青年は「山の郵便配達」(2001)にも出ていた。 「山の郵便配達」は泣かせる佳作だったけどな〜。 |
◆街中徘徊 寝坊したついでに繁華街に立ち寄る。 お昼をどこで食べようと楽しく悩む。 来春からはこれが日常化するのだ。 職場での「役立たず」の烙印と引き換えに 個人的には「本来の自分」に戻れる。 はい,もともとノラクラ者なんです。 |
◆ブレスト くらたまなぶ氏の講演会(鹿児島アリーナ)に行く。 「とらば〜ゆ」など多くのヒット雑誌を創刊した人だ。 この人の本『創刊男の仕事術』(日経新聞社)を読み 彼が激賞するブレーンストーミングの手法について もっと深い話を聞きたくて参加したのである。 ぼくもゼミなどでブレストを試みるものの 学生たちに「なぜブレストするのか」説明できず 毎回しらけた空気を作り出してきた。 「とんでもないこと考えよう」と呼びかけても その「必要性」がわかってもらえない。 |
◆お歳暮 芋焼酎「百合」は甑島の小さな蔵元の酒。 「味は日本一,いや世界一」と評する人もいる。 味の評価はともかく,希少であることは確かだ。 たまたま鹿児島三越で発見し お歳暮という形で数人に送る。 お歳暮なんて,人に送るのは初めてかな。 ま,そういう芸当もできるようになりました。 |
◆脳卒中 テレビで「失語症」の人々のドキュメントを観る。 この人たちの大半は50代で脳卒中になり 以後,身体障害と言語障害に苦しんでいる。 他人事ではない。 うちは父も(伝聞によれば祖父も)脳梗塞で倒れた。 ぼくも父が倒れた年齢にさしかかっている。 鹿児島には介護してくれる人もいないので 長わずらいになれば悲惨だが,そこは大丈夫。 ぼくが倒れても,発見は遅れるから 永井荷風のように孤独に死ぬだろう。 そういうのも味わい深い。 |
◆デモ行進 街なかでのデモ行進に参加した。 イラクへの派兵反対,というデモである。 顔見知りの鹿児島大学教員と談笑しながら歩く。 デモの列に加わるのはひさしぶりだが ちょっと楽しかったよ。 |
◆孤食 日曜日,映画館で「ラスト・サムライ」を観る。 ついでに食事も近くで,と歩き回ったが けっきょくは吉野家で牛丼。 おしゃれな店に入りたくても一人じゃ,ね。 |
◆人を動かせぬ 12日,学生たちは大隅半島で調査活動をする。 学校としても地域貢献をアピールするチャンスだ。 ただし,その日は教授会で,ぼくは行けない。 管理職だからね。 新任の若手教員に学生の引率を頼んだら断られた。 「教授会に出ないと学内で悪評がたつから」だと。 |
◆蝶ネクタイの結び方 1日に注文した蝶ネクタイが9日に届いた。 鏡に向かって結び方の稽古をする。 結び方もWeb検索でゲットしたのよ。 ◆オーダーメイド |
◆新車購入 2人乗りのスズキ・ツインを買った。 車49万+エアコン9.8万+諸経費=69万円。 エアコンを買うのは初めてだ。(家にもない) 旧愛車ミゼットは同僚が4万円で買ってくれた。 さて,週末は新車の慣らし運転を兼ねて遠出しよう。 これからは生活もガラリと変わりそう。ムフ? |
◆ Un Dragueur ドライブしませんか,とあちこちに声をかけ ことごとく断られている。 声音や目つきから怪しさを消したつもりでも まだまだ修業が足りん,てか。 いや,そもそも人間に魅力がないせいだと思え。 |
◆大食い 学長をかこむ管理職の忘年会は4000円の鍋。 体重67.5キロをもう少し減らそうとしているが 小柄な体育教員が「オレと同じ体重だ」というので 妙に安心し,セキを切ったように大食い。 ひさびさにお腹が苦しくなるほど食べた。 |
◆凝集力の衰退 学科の新任教員のために歓迎会を催す。 出席するのが礼儀なのに,教員の半数以上が欠席。 もはやこの学科には集団としてのまとまりがない。 学科長として指導力の欠如(集まりの悪さ)を詫びた。 すると同僚からするどいツッコミ。 「学科長が替われば集まりはまた良くなりますよ」 「斉藤さんは管理職,組織者には不適だね」 「ゲリラ戦,いや単独でテロ活動するのが似合ってる」 そうだね,破壊する方が楽しいのは確かだ。 |
◆ちょっと長距離ドライブ 大隅半島の東海岸まで走る。(片道100キロ) 先日,学生たちが調査活動をした町を 自分も見ておかないと,議論に参加できない。 行きは山道で迷い,砂浜に行けば車輪が空回り。 一人で勝手に冒険をしてしまいました。 ◆入浴+読書 |
◆ドライブ+温泉 薩摩半島の西海岸,吹上温泉に向かう。 有名な「みどり荘」の露天風呂に入るつもりが 最初に見かけた町湯(町営浴場)に入ってしまい あとで露天風呂にも,と思えど,すでに湯疲れ。 |
◆隠れ念仏 薩摩藩は浄土真宗の信仰を禁じた。 親鸞の教えは危険思想なのである。 信者は見つかれば拷問・死罪。 村人は仏像を隠し,ひそかに講を開いた。 鹿児島市の隣町,郡山には隠れ念仏洞がある。 山里の,さらに森の奥,昼なお暗き山道を登っていくと 洞は小さいが,なんとなくありがたさが漂う。 ◆温泉でランチ |
◆ポコチン 郡山町の「とどろき温泉」は午前中200円。 露天風呂もすごいぞ。 すぐ外に拡がる田園の光景が丸ごと楽しめる。 逆にいえば,向こうからはこちらの裸が丸見え。 ならば,これ見よがしのポーズで 腰に手をあて,大声で笑いたくなる。 |
◆おぞましや 年明けにゼミで新年会をやることにしたら 学生に「お金は先生が出すんでしょ」とねだられる。 言われずともそれなりに「援助する」つもりでいたが あけすけにおねだりされ,鼻白む。 |
◆ツインの燃費 満タン法で測ったら 22.5 Km/l。 20を超えれば大成功と思っていたのでうれしい。 ◆鉱泉 |
◆ゴルフリゾート京セラ 鹿児島市から車でおよそ2時間 薩摩町山中のゴルフ場に併設されたホテルに行く。 倒産したのを京セラが買い取ったものだ。 大きな温水プールや大会議室もあるので 新入生合宿などに使えるかもしれない。 いわば下見をかねての訪問。 豪華なホテルであったが土曜なのに人の気配なし。 電気はついているが幽霊屋敷を思わせる。 フロントで咳払いしたらようやく従業員が現れた。 「入浴だけですが,いいですか」と聞くと 「本日はサウナのご利用はできませんが,それでよろしければ」 「それでもけっこう」と,500円払って入る。 まだらに雪の残る庭を眺めつつ露天風呂を楽しむ。 ホテル丸ごと一人で貸し切りの状態だった。 |
◆都城(みやこんじょ) 宮崎県の都城市まで足を伸ばす。 日経流通新聞などによれば 都城は「まちづくり」の一成功例みたいなので その成功度をこの目で確かめたかった。 車は市営駐車場にあずけ,歩いて見てまわる。 日曜日の昼,大通りに人影はまばらだ。 ここも「シャッター通り」の印象が強い。 どうしてここが成功例なのか,解せぬ。 活性化への取り組みをアピールしたポスターは見かけた。 取り組んだだけでも「成功例」に数えられるらしい。 ◆日当山(ひなたやま) |
◆市比野(いちひの) 北薩の市比野温泉はお座敷売春で有名だが 行ってみるとけっこう品の良い温泉郷だった。 狭くて未舗装の通りに,平屋の商店がたち並ぶ。 通りは現在舗装工事中で,これは愚挙。 せっかくの、ひなびた感じが消えてしまうぞ。 大型銭湯「ふれあい館」に310円で入湯して帰る。 車の慣らし運転を兼ねた秘境めぐりもこれで一段落。 |
◆夏目房之助 学会の用で上京し,恵比寿の日仏会館に行く。 道で漫画評論家の夏目房之助を見かけた。 意外にも小男だったので驚く。 有名人をジロジロ見るのは田舎者,と 都会人を装い,そしらぬ顔ですれちがう。 |
◆アクセス5万超 約7ヶ月で1万というペースは変わらない。 学科のホームページからのリンクをやめても これまでの「常連」が来てくれているようだ。 ありがたいことである。 この「つぶやき」は同僚の不興を買ったが リンクを外して以後は誰も何も言わない。 |
◆子機 家の電話の子機がこわれた。 近所の量販店で子機は1万5800円。 しかし,新品の親子電話セットが1万2800円〜だという。 買ってもよいが,今の親機が不要になって これを捨てさせるような仕掛けも不愉快。 けっきょく何も買わずに帰る。 |
◆夜食 炊飯器の中にご飯がいつもある。 ある意味これが「幸せ」のしるしである。 家庭の原風景でもある。 鹿児島の「つぼづけ」をおかずに 夜,一人お茶漬けをかきこむ。 夜食は体に悪いぞ,と思う分だけ つまり,罪悪感を伴う分だけ幸福感も増す。 |
◆こたつ暮らし ほとんど一日中こたつの中にいる。 やるべき仕事がないわけではないのに レンタルDVDを1日平均2本観ている。 奥さんや子どもたちはそれぞれ部屋で「お勉強」。 犬の散歩も息子らが「運動のため」と引き受ける。 こうしてぼくは再び肥満への道を歩んでいる。 |
◆タンデム走行 奥さんは故障した車をディーラーに預けていた。 電子部品の交換だけで修理完了の知らせ。 ディーラー(小金井市)までちょっと遠いので オートバイで奥さんをつれていく。 冬晴れの空の下,東八道路をスイスイ走る。 |
◆ブコウスキー 未見だった映画「バーフライ」(87) をDVD で観る。 ブコウスキーのファンなら必見だろう。 監督の音声解説付きでも観て2度楽しんだ。 さらにWeb検索でブコウスキー関係BBSを見つけると 彼の作品は原書で読むべし,との書きこみあり。 そうだ,楽しみはまだ残っていた,と気づく。 即,Amazon でとりあえず小説ばかり6冊注文した。 ◆リボウスキー |
◆卵かけご飯 鹿児島のWeb通販「晴天街」でタンカンを注文したら サービスで鶏卵10コが送られてきた。 添付された紙に「卵かけご飯に最適」とある。 これはなつかしい,とさっそく夕食に使う。 しかし,期待したほどの「違い」は感じられず。 |
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