つぶやき |
◆サークル活動のように おもしろそうなことをみんなで楽しくやろうぜ と,管理職として呼びかけると「命令」みたいになる。 また管理職としては「動かぬヤツ」を動かせない自分が悲しい。 お役所的に「良い管理職」は日々の仕事を淡々とこなせばよく ことさら新奇なことを企てる必要はない。 というわけで,管理職を離れてからようやく面白主義に走れる。 発言は単なる提言で,聞かぬ人は聞かなくてけっこう。 ノリの悪い人は自分にとって無縁の人だから サクッと見捨てても,もはや心も痛まぬ。 |
◆風邪に負ける う〜,久しぶりに風邪にやられた。 のどが痛い。鼻が詰まる。体が重い。 そして,こういうときに限って会議が多い。 |
◆仏跳麺(ぶっちょうめん) 鹿児島ラーメンのチェーン店である。 ちょっとした苦情を、本部のホームページのご意見箱に書き込む。 その文を以下に記す。 [後記:翌日,常務さんから「申し訳ない」とのメールあり] |
◆ラーメンライス 鹿児島で一番古い中華料理店といわれる美華園にて 日替わり麺(マーボー麺)を食べる。 小ライスがサービスでつく。 連日ラーメンライスを食べている形。 |
◆耳鼻咽喉科 鼻づまりが続いているので耳鼻咽喉科の個人病院に行く。 院長と娘と婿の3人が同科の医者という病院。 院長のジーサンはぼくの鼻汁を顕微鏡で見て またぼく自身にも見させて、解説をする。 しかし、むずかしい用語を並べ、かつ発音も不明瞭。 これはコケオドシの手口か、たんなるモーロクか。 モーロクといえば、ぼくも同罪で 病歴説明で,高校生のとき久留米大学病院で鼻の手術をしたのを 「昔、九州で手術したことがあります」と語ってしまった。 鹿児島も九州の一部だった、と後で気づく。 |
◆ AirH"(エアエッヂ) iBook用のPHS端末を買った。(7800円) 通信速度128K で「つなぎ放題」コース。(月額約9千円) これで都市圏ならどこにいてもインターネットに接続できる。 今日,職場は停電でネットも停止されているが こういうとき AirH" が役立ってうれしい。 |
◆ AirH" の使用感 ブロードバンドに慣れた身には128Kは遅すぎる。 つまり、快適度は予想以上に低かった。 これならメール送受信に特化して,32Kでよく 「つなぎ放題」でなく「月25時間」コースでもよかったな。 そういう基本コースなら料金も半額以下だったのに,と若干後悔。 |
◆ハヤシライス 日曜日、本屋に行ったついでに街中で昼食をとる。 買ったばかりの本を早く読みたい気持ちもあり コーヒー付きハヤシライス880円の店に入る。 店内は若い女性でいっぱいだ。 2時近いのに来店客は途絶えない。 ぼくにはとても長居できない雰囲気で 食後はそそくさと立ち去る。 |
◆沖永良部島の China Town うちの学校の地域研究所が行う奄美研究の一環で 今日から12日まで沖永良部島にて調査活動。 知名町(島の南部)のホテルに泊まっている。 知名町は観光パンフに英文で China Town と記され 思わずチャイナタウンと読んでしまった。 この島は鹿児島県だが,文化的にはむしろ沖縄に属す。 観光標語も「めんしょうり・えらぶ」とうたう。 いうまでもなく沖縄の「めんそーれ」と同義だ。 |
◆朝風呂 1000円高い海側の部屋にいる。 7時前に起床してカーテンを開けると 海原と朝日が見え,「あらとうと」の気分。 最上階の展望風呂にも行き.裸体を朝日にさらす。 |
◆野に賢人あり 島内の二町(和泊・知名)の役場や商工会をまわる。 夕方から知名町役場の労組の事務所にて 沖永良部郷土研究会の面々と交流会を開く。 自治労の大島地区本部執行委員長,前利潔さんは 郷土研究会の中心的人物でもあるのだ。 前利さんは「無国籍の奄美」「いくつもの奄美」を唱え 中央の論壇でも旺盛に活躍している。 月刊誌『論座』などの論文はぼくも読んでいた。 町役場の職員という日常の姿と重ねあわせると 彼の主張は一段と感動的だ。 |
◆観光不案内 なかなか観光する余裕のない日程だが ちょっとした時間のスキをついてスポットを回る。 しかし、観光協会のパンフはけっこう不正確だし 道路の案内板もあまり充実していない。 地元民に道を聞くと、みな親切に教えてくれるが もらった情報はどれも間違っていた。 |
◆自分用のおみやげ 沖永良部の知名町立図書館は小さいが良い図書館だ。 ぼくも借りたくなるような本やビデオが揃っていた。 また、入口横の「本のリサイクル」コーナーの本は 無断で持ち帰り可、返却不要とのこと。 すてきな本が並んでいて、あれもこれもほしい。 島外者が持ち出せば島の財産流出になるからな〜、と しばしためらわれたが、けっきょく1冊いただく。 モードリス・エクスタインズ『春の祭典』(1992) 20世紀初めに盛り上がったモダニズムをテーマに ナチズムもアバンギャルドの一変種なのだ、と説いた本。 |
◆新幹線 部分開通ながら、鹿児島市の街中で祝賀行事をやってた。 そういうイベントは、悪い意味で田舎臭く、恥ずかしい。 |
◆ゆきみし 語源は不明ながら沖永良部島産独特の菓子の名。 モチ米とうるち米と黒糖の粒をまぜた蒸し菓子。 南洲堂(和泊町)の「ゆきみし」が最高である。 鹿児島の「かるかん」より充実感=食べ応えがある。 日持ちがしないので島外では販売されないようだ。 島のAコープで買ったものは3週間大丈夫だが 南洲堂のものと比べると味に雲泥の差! ◆アガリクスと生(なま)きくらげ |
◆街角芸術 鹿児島の鶴丸城趾の堀に、蓮の花みたいな灯がともる。 新幹線の開業記念イベントの一環のようだ。 灯の数がやや少ないのは残念だが、けっこう趣がある。 これを見ると、鹿児島も捨てたもんじゃないなと思う。 夜、堀のあたりをそぞろ歩きしたくなる。 しかし、昨夜はアマチュアカメラマンが一人いただけ。 ブラブラ人口の少なさ、これが鹿児島なのである。 [後記:灯の容器は斜めに切った竹の筒だった] |
◆知覧 学生たちとともに知覧町へ調査に赴く。 武家屋敷も特攻記念館も観光客であふれていた。 この二つの観光スポットの間にある商店街も 観光客を素通りさせまいと企む。 その企てを批評するのが調査のねらいだ。 |
◆足元を見られる? 昨年、奥さんとその友人2名が鹿児島に来たとき わが家の掃除をしてくれたのはいいが 玄関に並ぶボロ靴を見とがめられてしまった。 「女は男の靴をみて男を値踏みするもの」なんだそうだ。 そんな目つきの女性とはおつきあいしたくないが やはり「まともな靴」が1足もないのはまずい。 卒業式(今日)に履く靴がないことに気づき 昨夕あわててデパートに行って黒革靴を買った。 |
◆早起きの弊 ここ数日は早朝6時頃に目覚め、そのまま起床。 早起きすると朝のうち一仕事できるはずだが じっさいには9時頃とても眠たくなり 午前中は働く意欲がわかず、昼食後はうたた寝。 |
◆なんこつラーメン さびれはてたJR鹿児島駅もそれなりに味わい。 夜、さらに人気のない駅前の藤屋食堂に入る。 タウン誌がいう「評判のなんこつラーメン」を注文した。 めったに客が来ない店らしく 注文すると小鍋でお湯をわかす作業から始まる。 軟骨は冷凍されたのをレンジでチン。 そのプロセスを見て、味には期待できないと思ったが それがけっこういけるのである。 麺はシコシコ、軟骨もなかなかの味。 |
◆炭水化物 街中にあった定食屋「めしや丼」は2軒とも消えていた。 三越地下で菓子パン2個、コロッケ2個、芋天2枚 そして「ひじきの煮物」一皿を買い、これが夕食。 夜8時近かったので、こういうのしか選べなかったのだ。 さすがデパ地下の食品で、どれもおいしくいただいたが 炭水化物の大量摂取がひびいて少し胸焼け。 |
◆八女・黒木の大藤 鹿児島発バスツアーの新聞広告で八女の名を見る。 樹齢600年の黒木の大藤を観る日帰りツアーだ。 (黒木は女優の黒木瞳の里である) 八女の観光施設「べんがら村」は地ビールと温泉で売る。 わがふるさと八女に温泉があるとは知らなかった。 八女方面のホームページをみてみたら、どこもおもしろい。 市も観光協会も自己アピールに熱心だ。 3セクの「べんがら村」は損益計算書まで公開している。 八女はさびれていると聞くが Web上では元気だぞ。 愛郷心 patriotism がムクムクと湧いてきた。 |
◆上京 入試がらみの校務もほぼ完了したので上京する。 鹿児島にもどるのは4月4日の予定だ。 春休み中は遅れに遅れた翻訳の仕事に没頭せねば。 |
◆延滞 レンタルビデオで映画「刑務所の中」を観る。 原作(漫画)もよかったし映画もなかなかよい。 ビデオを借りたのは二男だが、返却が遅れ、すでに延滞。 真夜中、父親が原チャリを飛ばして返しに行く。 |
◆散歩 日中はずっとコタツのなかにいた。 夜、犬の散歩でようやく体を動かす。 |
◆大御所 深夜のコンビニで竹内啓一先生を見かけた。 地理学会の大御所が、一人黙々とコピー作業をしている。 よれよれのコートを着た大柄の老人という姿だが かつてダンディーでならしただけに、それなりに味がある。 老教授が深夜のコンビニでコピーにいそしむのも ひとつの生き方として味わい深い。 |
◆枯淡 上京すると朝刊の折り込み広告も分厚い。 それをめくりながら気づいたが なんだかちっとも物欲が刺激されないぞ。 いつのまにやら、ほんとに知足の境地に達したのか。 しかし、それもジジむさくって、ちょっとヤだな。 |
◆留守番 奥さんも子どもたちも用事で外出し 昨夜は、バーサンと二人で夕食だった。 今日も(日曜なのに)朝から人がいない。 デイケアも休みだから、終日バーサンと二人か。 イスに座って眠りこけるバーサンを横目に コタツトップパソコンで仕事に励む。 |
◆だから何? 学科長を辞めたので学科の Web サイト管理も交代した。 新しい管理者が少しずつ動き始めている。 ところがいくつかのBBSを誤って削除したという。 ぼくの過去のBBS「だから何?」の3代目はもはや跡形もない。 しかし、4代目である現在の「だから何?」には影響ないし また新人に Web 管理の全権を委ねたこともあり 自分としてはほとんど痛痒を感じない。 |
◆底浅 学会の用事で日大文理学部(下高井戸)に行く。 理事会の終了後も、駅前の喫茶店に集う。 例によって、こういうときのみ張り切ってしまい ひたすら話題を連射するが、どれもこける。 どうも話の底の浅さがばれているような気がする。 |
◆バースデーケーキ 30日は娘の誕生日(22)。 とはいえ、家には父親と母親のほか誰もいない。 冷蔵庫には娘がどこかでもらったケーキが入っていた。 少しかじった跡があるので、残りをいただく。 父母二人で黙々と食す。 |
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