つぶやき |
◆サイクルコンピュータ 自転車につけた走行距離計+速度計が 急に無反応になったので自転車屋へ行く。 「買って半年ほどなのに」と申告したが 後で調べたら、ちょうど1年前(6月14日)に買っていた。 つまり、チャリ通勤も1年目ということだ。 壊れる前の距離計によれば 1850 km走った。 ちょっと少ないな、と思う。 [後記:3日、メーカーから交換部品が届き、即装着。 |
◆遠島流罪 県内大学横断的なサロンづくりのために 鹿児島大学まで自転車を走らせた。 話し合いの結果、流れはやや否定的で 鹿児島大学でも教員の「たこつぼ化」が進んでいる。 「みんな俊寛の気分でいる」んだそうだ。 昔もそんな話を聞いたことがあるなぁ。 時代はここでもまたグルリと一回りした感じ。 |
◆客引き 学内で、秋からのゼミにむけて学生募集が始まった。 なるべく少人数で中身の濃いゼミにしたい教員は あえて厳しい条件を掲げ、学生を選別したがる。 しかし、それはたいてい逆効果。 人数調整で、第二志望の学生を「押しつけ」られる。 「やる気のない」不本意組がゾロゾロくる。 そして、彼らがゼミの雰囲気をユルユルにする。 その危険を回避すべく、今年度のぼくの方針は 入口をユルユルにして「あふれる」客の選別を狙う。 |
◆肝が小さい スーパーで千円ほどの買い物をした。 ところが、レジでは「298円です」といわれる。 そしらぬ顔で店を出る「胆力」がないので 「本当ですか」とチェックを求めたら 店員も後ろに並ぶ人たちもイヤな顔をする。 混雑する店ではさっさと出るのが礼儀らしい。 |
◆おとなしい 息子が車でデートした相手の女性を家まで連れてきた。 挨拶をした奥さんの観察によれば、おとなしい人らしい。 前が「波乱万丈型」だったので、平穏志向かな と奥さんは納得していた。 |
◆互酬性 大学時代の友人からお中元の乾麺が届く。 ありがたいと思うが、少し心が苦しい。 かつてなら、たんに「ラッキー」と思っただけだろう。 最近は、ぼくもかなり「おとな」になったせいか お返しのことも考えられるようになった。 友人はそんなことに頓着する男ではないが ぼくが一方的に恩恵にあずかるってのは なんだかいけないような気がするのだ。 礼儀知らずこそがぼくの原イメージなので 成長しちゃいけない、とも思われるのだが……。 |
◆かまける 夜、ふと気づけば、「つぶやき」の更新を忘れていた。 忙しいといえば忙しい一日だった。 |
◆寝苦しい このところ連続して夜中に目覚める。 手足を蚊に刺され、かゆくてたまらん。 液体タイプの蚊取りが功を奏さない。 金鳥、アースなど有名品にすべきだったか。 表示された有効成分は同じなんだけど。 |
◆勉強嫌い ゼミでは「自ら学ぶ楽しさ」を学生に伝えたい と思いながら、ずっと失敗し続けている。 学生たちは「お勉強」っぽい話になると 露骨に「えーっ」と不満の叫びをあげる。 勉強=苦痛の図式にしばられているのだ。 大声をあげる少数者が空気を支配する。 こうして斉藤ゼミには「底辺校」の雰囲気がただよう。 教員は敗北感に打ちひしがれて黙り込む。 |
◆新しい斉藤ゼミ 募集を締め切り、人数が確定した。 昼間部は4名!(夜間部は10名) 締切の前、研究室に相談に来た学生たちから 「斉藤ゼミは希望者が多いみたい」と聞き ぼくは少し「ウフフ」の気分になっていた。 ふたをあけると、驚くほどの不人気ぶり。 楽ちんさを「売り」にしても客は集まらなかった。 こうして思惑は外れたが、ま、結果はオーライ。 ◆家族ネタ |
◆結婚披露宴 同僚の結婚を祝うパーティーに出た。 ぼくの職場生活は20年を超えるが 同僚の結婚披露の会に出るのはこれで2度目。 招待されたのも2度目だから ぼくはあまり声をかけたくない部類に属するらしい。 それはそれで居心地のいい環境なのだ。 |
◆蝉 家の外壁には蝉の抜け殻がたくさんある。 家のまわりの土の下で育ったわけだ。 昨日の一匹は台所の土間から現われた。 家の中を飛び回って、うるさい。 |
◆ホンダ熊本工場 ほかのゼミが工場見学をするというので同行。 県庁のバスに乗り、高速道路で約3時間。 ホンダの工場は予想以上に時代遅れだった。 融通のきかなそうなベルトコンベアー。 単純な反復作業を退屈そうにこなす労働者たち。 熊本工場は研究開発にも販売戦略にも関与せず 上から言われたものを言われたとおりに作る。 熊本県民の労働能力はかなり低く見積もられている。 |
◆エスコーターズ 高知女子大(県立)の学生グループ名である。 高知市の繁華街で「清掃+道案内」活動をしていて 評判がよいので名前を商標登録したほど。 学生数名の活動でも評判=コストパフォーマンスが高い。 じっさいにはたいして目立ってないと思うが なぜか「まちづくり」成功例としてよく紹介される。 いまごろ類似企画で後追いするのは恥ずかしい。 ところが、鹿児島商工会議所はこれに乗り出した。 うちの学生にそれをやらせたいという。 知恵を貸せではなく、女(学生)を貸せ、だ。 なんだか「芸妓置屋」のオヤジになった気分。 |
◆学生による授業評価 8年前から学科独自で取り組んできた。 数十科目分の集計をぼく一人でやると想定して 項目数を少なくするなど工夫したものだ。 学科内では反対もなければ協力者もなく ほとんど学科長(ぼく)の道楽と化した。 で、学科長を退いたのを機に幕を引こうとしたら なぜか同じ体裁のまま継続するらしい。 今期、ぼくは自分の分だけ集計をすませた。(→結果) |
◆恩師 20代〜30代にかけて、ずっとお世話になった。 しばしば金欠で先生にお金を借りたし いつも先生のおごりで飲み屋街を歩いた。 先生は3DKの団地住まいだったから いまのぼくより貧乏だったはずだ。 ぼくは先生の期待する「研究者」になれず やがて「破門」のような形で遠ざけられた。 以後、研究会で年に1度会うか会わぬか。 昨夜、その先生の声が留守番電話に入っていた。 おいしい桃を送るから家族の住所を教えなさい、という。 ぼくは電話機の前で頭を下げて、泣いた。 |
◆色香に迷う 海外旅行の相談に市内の旅行代理店をまわる。 ある店では片隅のソファに座らされた。 係の女性は床に片膝をついて応対する。 短いスカート、ボーンレスハム状の太もも。 あまり若くないという点もすごみの一つ。 腐りかけの果実が放つ強烈な芳香。 ひえ〜、思わず声もうわずっちゃいます。 見えないところで怨敵退散の九字を切る。 |
◆新陳代謝 炎天下を20分ほど自転車で走れば 学校に着いたとたんに汗が吹き出る。 ミネラルウォーターを飲めば、さらに汗が出る。 なんだか体が正常に機能しているようで あまり不快ではない。 |
◆生活音 このところ毎朝6時に目を覚まさせられる。 どこかからか聞こえるラジオの大音量のせいだ。 夜は夜で、どこかのガキがピアニカを吹く。 このへんの住民は窓を閉めずに暮らしているらしい。 エアコンを使ってないのか。 ラジオといいピアニカといい、音源もレトロ。 わが家を除けば高級住宅街なんだけどな。 |
◆6万アクセス 5万を超えたのが昨年の12月末だから あいかわらず7ヶ月で1万のペースだ。 |
◆補講期間 火曜日は昼間と夜間で同じ講義をするが 先週の金曜から補講期間に入ったため ぼくは先週でいちおう講義を終えた。 ところが、変則的に今週の火曜日だけは通常日だったのだ。 夜間部の学生たちはなぜかとても律義で 事務に「斉藤先生は休講ですか」と問い合わせたりする。 事務が「休講とは聞いてません」と応えたため けっこうな数の学生が教室に集まった。 ぼくもあわてて教室に向かう。 すると「え〜っ!講義やるんですか〜」と大ブーイング。 結局、学生の出席回数を確認しただけで終了。 |
◆レク係 組合主催の納涼宴会の準備をしている。 といっても、たんにビアホールを探すだけだが 40〜50人の団体となると、けっこう難儀。 こういう「下っ端のしごと」は嫌いじゃない。 だから、いい歳こいてもまだやってる。 |
◆定年後 数年前退職した元同僚宅へ行く。 先週借りた本を返すためである。 訪問を大歓迎していただき 夕食をたらふくご馳走になる。 逆の立場だったらどうなのだろう。 ぼくの場合は定年後も一人暮らしだろうから 家に来られても困るような気がする。 さりとて誰とも没交渉ってのも辛そう。 |
◆熱帯夜 網戸にヤモリがへばりついている。 ここがインドネシアなら普通の光景だ。 ひとりトロピカルな気分になる。 |
◆留学の手引 9月に学生の引率役としてインドネシアに行く。 バンドゥンに行くのはもう7〜8度目だが ネットで最新情報を調べてみると 現地の日本人が『留学の手引:UNPAD編』を出していた。 [UNPAD=国立パジャジャラン大学の略称] さっそく注文して取り寄せた。 A4で100頁の簡易製本ながら 情報量もそこそこあり、けっこうおもしろい。 こういうの作って楽しむ人は どこにもいるんだな〜、とうれしくなる。 |
◆不審者? 朝9時ごろ短パン姿でゴミを出しに行く。 ご近所の奥様方の視線を浴びる。 ニッコリほほえむのも怪しさを増しそうなので そしらぬ顔をして歩く。 正体はばれてるかもしれないが人気商売でもないからね。 |
◆貧乏自慢 毎日のようにスーパーで買い物をしているせいで 半透明のビニール袋がやたらたまった。 ゴミ袋に使用しても、まだ余る。 台所一面に散乱する。 テレビ番組「貧乏バトル」でよく見る光景だ。 袋の下でサツマ芋が芽を伸ばしていた。 |
◆ゼミ学生の離反 定期試験期間は学内のあちこちで学生が群れる。 いっしょにお勉強している光景だ。 学食の一隅に斉藤ゼミの連中もいた。 目が合ったのに無視されてしまう。 勉強嫌いを公言する連中にぼくが熱を失うと 学生たちもぼくから離れていったのだ。 しかし、まちづくり活動では勝手に動いているようで けっきょく学生たちは「ひとりでに」成長した。 さびしい話だが、案外これが教育の秘訣か。 |
◆少食 減塩を意識すると外食を避けたい気分になる。 朝、出がけに炊飯器をセットして 昼食と夕食と翌朝の分のご飯をつくる。 この三食分の米は2合ですむ。 むかしのぼくなら一食分だぜ。 |
◆ガソリン 暑さに負けて自転車通勤も怠りがちで このところ連日、車に乗っている。 ガソリンも補給したが、これは2ヶ月ぶり。 19リッターで走行距離360キロだから 燃費はちょっと落ちたが、まあまあかな。 |
◆献本 著者から本をいただくことが減ってきた。 友人たちの生産性は向上しているのだから つまり、彼らはぼくを忘れつつあるようだ。 1ヶ月以上前、久しぶりに本が送られてきた。 いただけるとは思わず、すでに自分で買った本だ。 昨日、ふと気づけばお礼のハガキを出してない。 こうした不義理を重ねてきたことも 今日の疎遠の原因のひとつだろう。 |
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