つぶやき |
◆鼻茸 ひさしぶりの鼻づまりで、寝苦しい。 もともと鼻の中にポリープがあり 鼻づまりしやすい体質ではある。 手術しちゃいたいような気もするが ふだんはさほど苦しくないので放置している。 |
◆養生 不思議なもので、また発熱。 この1週間、ほとんどサナトリウムにいるみたいに 体に無理なことをせず、ひたすら養生してきた。 だからエクスキューズの種もない。 別にだれかに謝る必要もないんですがね。 |
◆千葉の田舎町 一人暮らしを始めた息子の部屋を訪ねてみる。 隣のカラオケバーとは壁一枚で隔たるのみ。 夜の騒音の分だけ家賃が安いという。 なかなかすてきな環境である。 基本は自炊だそうで、冷凍庫にご飯があった。 母親はそれをみて、感涙にむせぶ。 |
◆肺炎? 一日おきに熱が出る。 薬を飲まなくても、熱はひとりでに下がる。 んで、治ったかと思うと、また発熱のくりかえし。 |
◆予感的中 病院に行ったら「肺炎」と診断された。 5日に鹿児島に帰る予定だったが止められた。 できたての病院で、内装も未完成だ。 物置のような「処置室」で点滴を受ける。 これから数日、点滴のため、ここに通わねばならない。 |
◆一人ぼっち 近くのレンタルビデオ屋は火曜日がサービスデー。 病院からの帰り、DVD(1本130円)を6本借りた。 誰もいない家に戻り、こたつで過ごす。 夕方まで誰も帰ってこないのだ。 |
◆欠席 小学生のとき、風邪か何かで学校を休んだ。 休めば、その日の学校での出来事に立ち会えず 大事な場面を見逃すような気がして ひとりフトンのなかでやきもきした。 恥ずかしながら、いま、少し似たような気分。 |
◆東京ER・府中 バーサンが通っているデイケアセンターから電話で バーサンが 39.4度の高熱だという。 病院に連れて行くので「ご家族の方も」といわれる。 家には誰もおらず、ぼくが行くしかない。 都立の府中病院は、幸い、ご近所だ。 原チャで「たまらん坂」を登れば5分でつく。 この病院は多摩地区の救急センターでもある。 テレビ番組の影響か、表示は「ER」の赤文字。 院内でも壁のあちこちに大書されている。 ちょっとカッコ良いが、これで一般の人にもわかるのか? |
◆寝息 バーサンはデイケアを休み、家で寝ている。 熱はあまりないようだが、ずっと唸っている。 ときどき唸り声がやみ、静かになる。 フトンが軽く上下しているので、死んではいない。 |
◆桜満開 国立駅前の大学通り 1.5 km、その先のさくら通り 2 km いずれもみごとな桜並木がアーチをつくる。 病気で鹿児島にもどるのが遅れたおかげで 20年ぶりに国立の桜を楽しむことができた。 最近は桜の木、一本一本が管理されているという。 昔をはるかにしのぐ花のボリューム感がその成果だ。 |
◆パソコン故障 鹿児島にもどったが、研究室のマックが動かない。 2002年製の PowerMac G4 (Quicksilver 933MHz)だ。 アップルのサポートセンターに電話し 引き取り修理を頼んだ。(料金5万1450円) 最悪の場合はハードディスクが初期化される。 全データが消えてしまうなら修理の必要もないのだが 修理に出さなければ故障の程度もわからない。 [付記] |
◆にあがり(にやがり) 図書館で週刊誌『アエラ』の少し古い号(4/11)を読む。 久留米がホリエモンなど「異能の人」を輩出するのは 一帯が「にあがりもん」の多い地域だからだという記事。 そうそう、八女弁では「にやがり」といったな〜。 「ふざけたことをするやつ」の意だ。 小学校では先生から「斉藤、にやがるな」と叱られ しょっちゅう黒板の横に立たされていた(思い出)。 |
◆内蔵電池 故障したパソコンをリース会社が引き取りに来る前に ネット検索で「電源トラブル」の一対処法を探し当てた。 内蔵電池の横の小さなリセットボタンを押せ、という。 実行してみると、立派な起動音とともに動き出した。 いとも簡単な話であった。 リース会社には「問題解消」と伝える。 |
◆看護専門学校 15キロほど離れた山奥にある看護専門学校に行く。 これから半年、非常勤講師をつとめる。 専門学校で教えるのは初めてのことだ。 100分講義の途中、休憩を入れたら 気楽に話しかけてくる生徒が数名いた。 1回目から距離感がないのも初めての体験。 つまり、あちらの方が上手(うわて)ってこと。 |
◆アナル お尻の内側に少し異物感を覚える。 昔懐かしい内痔核(いぼぢ)か、と肛門科に行く。 医者に触診でさんざんグリグリされた。 内視鏡による画像をモニターで見る。 カメラが外に出る瞬間の画像は少し恥ずかしい。 で、医者が言うには「べつに問題ありませんね」。 「薬は?」と聞くと「薬も不要です」 お尻をいじくられた感覚だけがおみやげ。 |
◆しごと 本屋に行けば知人たちの本が新刊コーナーに並ぶ。 また、郵便で論文の別刷りが送られてくる。 一方、ぼくは早寝早起きの「正しい生活」を営みながら ああいうふうな「形になるしごと」はしていない。 知人らの「しごとぶり」と生産力に、ちょっと焦ったりする。 |
◆おフランス料理 新しい教務補助員を歓迎する宴会が催される。 学科長の趣味で場所はフランス料理店だ。 和風というか、ヌーベルキュイジーヌというか 献立は上品で、配膳の手順もまだるっこい。 客(われわれ)の大半は野卑なオッサンだから むしろモツ煮込み+焼酎の方がお似合いだったな。 |
◆そうめん流し むしょうにそうめん流しが食べたくなった。 南の開聞岳ふもとの店が有名だが遠すぎる。 近場といえば、15キロほど北の伊集院町に 露天風呂とセットの店「花水木」がある。 ところが休日は超満員で、なかなかありつけぬ。 待たされている間に文庫本一冊を読了した。 本宮ひろ志の自伝『天然まんが家』(集英社)ですけどね。 |
◆レンタルビデオ 夕食用の買い物のついでにビデオ屋に寄った。 鹿児島ではいまだに1本 390円だから驚く。 国立市では1本 230円、火曜なら130円だからね。 問題は料金ばかりではない。 品揃えも俗受けする娯楽映画がほとんどだ。 悲しいことに、うちの学校の図書館が貸し出す DVDも また県民交流センター内のビデオブースでも同様。 つまり、鹿児島ではマイナーなゲージツ系は味わえない。 |
◆売り込み 2部のゼミは「学生起業」をテーマにしているし 1部のゼミは「コミュニティ・ビジネス」だ。 県の商工会連合会の広域指導員に知り合いがいるので ゼミ活動を商店街活性化にリンクできないかどうか 相談しに行った。 数年前までは、むこうから地域調査の依頼などがあったのに 最近はとんと御無沙汰ゆえ、こちらから出向いた。 不景気のときは教員も外商に励むのである。 |
◆定食 昼は非常勤で出かけた山中でソバ定食。 夜は街中で開く2部ゼミの前に居酒屋で焼魚定食。 いずれも塩味が強すぎて、あまりおいしくない。 ずっと減塩生活をつづけているせいで 塩加減だけには妙に厳格になり たいていのものをマズく感じてしまう。 |
◆タウンウォッチング 1年のゼミ生をつれて「ご近所」視察に出かける。 テーマは今年も桜島フェリーターミナルだ。 建物は豪華なのに、中の店舗はさびれている。 その「不思議さ」を学生に考えさせる。 10名余の学生とともに周辺をウロウロし 最後は街中にもどってケーキ屋に入る。 600円のケーキセットをふるまって締めくくる。 |
◆パンフ 大学案内パンフや2部学生募集パンフについて 学科の教員会議で議論する。 しかし、美意識に関わるものは全体の議論になじまない。 最大公約数的というか凡庸にまとまるのがオチ。 もちろん、責任を分散させるのが議論の狙いなんですがね。 |
◆スーツ 学生自治会主催の新歓合宿にフラフラと参加する。 卒業したてのOGも数名参加していた。 団体行動には参加せず、連中とダベっていたら 「斉藤先生はスーツの方が似合う」といわれ耳がピクつく。 そうそう、うちのタンスにはスーツが数着眠っている。 何かの機会に安売り店で買ったものばかりだ。 めったに着ないので持っていることすら忘れ 似たような紺色系ばかり買い足してしまった。 OGたちの甘言に乗じ、今後はスーツを普段着にしようか。 |
◆バーゲン チラシを見て大型電器店のバーゲン会場に行く。 13個限定のコードレスアイロンがお目当てだ。 10時の開場時刻よりも早く行ったのに 限定商品購入の整理券はすでに払底。 たしかに会場の入口は長蛇の列だ。 せこい貧乏人だらけじゃないか、と 口の中で毒づき、うつむきかげんに立ち去る。 |
◆惨事 尼崎の列車事故のニュースをテレビで見る。 十数時間ぶりに救出され、病院に運ばれてきた青年に 父親が息子の名を呼びつつ「がんばれ」と叫ぶ。 なんだか泣いちゃったよ。 でも、ぼくがその父親だったら 「がんばれ」とか叫ばないような気がする。 ただ口をハフハフするばかりだろう。 |
◆日程管理 27日(水曜)は夜間部のゼミの日だ。 ゼミはようやく盛り上がりつつあり、楽しみでもある。 ところが27日〜28日は宮崎出張の日だった。 同行する教員に言われて、前日ようやく気づく。 宮崎行きをキャンセルすべきかと悩んだが ゼミは後で挽回可能と考え、休講にした。 |
◆シーガイア まず日南市で王子製紙工場を見学した。 宮崎市でのお泊まりはあのシーガイアだ。 といっても、ホテルではなくコテージの方。 ホテルはいまシェラトンが経営しているが のぞいてみると客の姿はまばら。 コテージはさらに客が少ない。 閉鎖される前に利用できてよかった。 |
◆料理教室 中央公民館の「男性料理入門」には落選した。 応募者多数というのがまず信じられない。 世の中にヒマな男性がそんなに多いとは知らず 5月から金曜の午前中は「料理講座」と スケジュールに組み込んでいたのがパーだ。 |
◆塩分摂取 OG(2年前の卒業生)の飲み会に参加した。 出てくる料理はいずれも塩味がきついけど 平気でどんどん食べてしまった。 思えば、ここ数日はすべて外食ばかり。 二日間の宮崎旅行もあったし 5月の連休に備えて冷蔵庫を空にしたからだ。 連休中も、塩分を控えるポリシーは守れまい。 |
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