つぶやき |
◆光ファイバー 8月24日の申し込みで9月15日が工事日。 NTT東日本のなかなか迅速な対応ぶりである。 話が決まった後に、東京電力からも勧誘の電話が来た。 工事日は?と尋ねると2ヶ月以上も先だという。 ちょっとうれしい。 |
◆ポン引き ホテル1泊付きの往復チケットで鹿児島にもどる。 正規の片道料金より安いし、10日にまた上京するからだ。 ホテル(ブルーウェーブイン)は繁華街の近くにあった。 観光客になったつもりで夜の街を徘徊したが ちまたにあふれる客引きの誰からも声がかからない。 彼らは何を基準に客を選別しているのだろう? |
◆ Transvestite 朝、ミスタードーナッツで「おかゆ」を食べた。 すると、超ミニのワンピースを着た老婆が入ってきた。 色黒の細い体に、白の網タイツ。 しかし、顔と髪の毛は小澤征爾である。 鹿児島にも、おぞましいぐらいハデな人がいる。 後で聞いたら、この人は男性らしい。 共産党のビラを配ったりしているという。 それが本当なら、共産党もなかなか懐が深い。 |
◆潜水 露天風呂つきの銭湯に行く。 秋の風に吹かれながら森の木々を眺める。 4〜5才のジャリたちは風呂に潜って遊んでいる。 そういえば、ぼくも初めて水に潜れたときは感動したな。 てなことを思い出すと、連中の水しぶきも気にならぬ。 |
◆食料確保 台風が近づき風雨強まる。 ニューオーリンズ水害を教訓に非常時に備える。 雨が小降りのとき食料の買い出しをすませた。 食材を冷蔵庫にしまいながら気づいたが 買ったものの多くは生じゃ食べられない。 ライフラインがとまればお手上げだ。 非常用は乾きものを中心にしなきゃ。 |
◆台風14号の被害![]() 朝、雨が一時小降りになったときに画像記録。 官舎なので修理要請の証拠として必要だ。 道路では外人青年二人が両手を拡げて遊んでいる。 強風で体が飛ばされそうになるのがうれしいらしい。 |
◆草刈り 裏の家に住人がいたころは庭の草を刈っていた。 放置しているとヤブ蚊が出ると苦情が来るからだ。 しかし、1年前から裏は空き家。 んで、雑草も伸び放題で、高いものは2mを超えた。 昨日、台風の後始末のついでに草を刈る。 たわむれに草刈り鎌の切れ味を試すつもりが あまりの調子良さに、つい奥地まで刈り進む。 |
◆蕎麦 この夏の信州旅行でざる蕎麦のおいしさを知った。 生きる喜びが一つ増えたような気がした。 実は鹿児島もひそかに蕎麦どころなのだ。 昼、ざる蕎麦を求め、チャリンコでさまよう。 しばらく走って手打ち蕎麦の看板を見つけた。 駐車場に車があふれるのも吉兆。 しかし、食べてみると「普通レベル」の味だった。 あの感動は旅の感興とセットだったのか? |
◆いくじなし 夕方、鹿児島大学に行く用事があった。 帰りは繁華街を通る。 さてどこで夕食を、と自転車を押して歩いた。 いままで足を踏み入れたことのない路地も歩く。 ここまで来たら未知の店に入ってみなきゃ。 と思いつつ、どこも素通りしてしまった。 |
◆カード社会 鹿児島市内のバス共通乗車カードを買った。 空港行きのリムジンバスにも使える。 鹿児島もだんだん文明化してきた。 財布の中のカードも増える。 近所のスーパーのポイントカードは持ってないので このさい、ついでにそれも作っちゃおうか。 |
◆おのぼりさん 学会の用事でふたたび上京した。 恵比寿の駅近くで昼食をとる。 以前から目をつけていた店に入った。 外見は鉄工所。錆びたトタン板で覆われる。 中はゆったり広々で、床や内壁の安っぽさもオシャレ。 ランチの客は3階の屋根裏に通される。 メキシコ料理っぽいが名も知れぬ皿が出る。 この、わけのわからなさがメトロポリタン。 |
◆PC離れ ゼミの学生あてに出したメールが文字化け。 別の学生にはきちんと届く。 だから不具合の原因はよくわからない。 それより大問題は誰もパソコンを使わぬこと。 ケータイで読める程度の短文しか送れない。 インターネットでの情報収集という風潮も薄れた。 ケータイの機能向上が情報難民を増やす逆説。 |
◆駄本の誘惑 本屋に寄って、あてどなく店内をさまようのが好きだ。 数冊買って外に出るときも高揚感が残る。 じつは図書館に行っても同じ気分になる。 しかし、このごろ町の図書館はとんと御無沙汰。 その結果、駄本が家にたまる。 |
◆老犬 夜の散歩で山口瞳(故人)宅の前に来たとき 犬の胴輪(8の字型)が外れてしまった。 うちのバカ犬はその場でただうずくまる。 昔だったら一目散に逃げていたはずだ。 年老いて、相手するのが楽になった反面 そのおだやかさが妙に切ない。 |
◆胃瘻(いろう) バーサンの肺炎は治ったが、嚥下(えんげ)障害は続く。 口からの栄養摂取は不可能な状態である。 点滴も応急で短期的な措置にすぎない。 医者から胃瘻(PEG)手術を勧められた。 お腹のピアスのようなもので手術は簡単。 その後の介護も楽になるらしい。 ネットで調べると、なるほどかなりポピュラー。 これでバーサンはますます長生きしそうだね。 |
◆光ファイバー設置 家に上がりこんでの工事なので留守にできない。 午前中の工事のはずなのに、誰も来ず。 116に電話すると「折り返し連絡させます」の返事。 正午近くになってようやく「返事」が来た。 午後イチでやります、という。 なるほど午後1時、工事人が来てケーブルを家に通した。 ケーブルをパソコンにつなぐのは住人自身の仕事。 こうしてわが家の光化はあっけなく完了した。 しかし、通信の速度は10メガを超えず、以前と大差なし。 |
◆上腕部の痛み 夜間部のゼミ合宿のために帰鹿した。 夜10時すぎ、左の腕に少し痛みを覚える。 腕を回したりブルブルさせると 痛みが増して、「こりゃいかん」という状態に。 寝ても疼痛は治まらぬ。 一人悶々(もんもん)とする。 しかし、10〜20分ほどで痛みは消えた。 この症状は中学生のときが初発で 以後、まれに(数年に一度)あらわれる。 神経痛の一種だろうと思っている。 ただ、いつもは左肩の裏なので、ちょっと勝手が違った。 |
◆ゼミ合宿 大隅半島、山中のバンガローで合宿をした。 往路で龍門の滝(加治木町)や上野原遺跡を見学。 コースはぼくが決めた。 学生たちは鹿児島県民ながら、どこも知らない。 しかし、思えばぼくは彼らが生まれる前から鹿児島にいる。 彼らより土地に詳しくて当然なのに つい、今なおヨソ者気分で学生を責めたくなる。 |
◆認識不足 合宿を終え、桜島を経由して帰る。 ところがフェリー乗り場まで車が長蛇の列をなす。 1時間近く待ってようやく乗船できた。 連休とはいえ、鹿児島に来る観光客の多さに驚く。 観光地鹿児島を少しなめていた。 |
◆ビンボー家族 息子の黒ズボンが見つからない、という。 二つしかない黒ズボンのより良い方がない。 父親が持ち去ったのではないかと疑われている。 ちょっと探してみてよ、といわれる。 自慢じゃないが、父親も黒ズボンは二つしか持たない。 おかげで探すのも容易だ。 息子のズボンは見つからなかった。 そのかわり、自分の黒ズボンに虫食いの穴を発見した。 |
◆おはぎ 大好物なんだけど、食べるのを控えている。 太りそうだし、塩分も多そうだ。 しかし、いまはお彼岸で、おはぎの季節。 近くの生協の店にもたくさん並んでいる。 買うのをぐっとこらえたのも一日かぎり。 翌日の夜遅く、「半額」の表示にやられた。 2個買って、しみじみと食す。 |
◆ readable 早朝4時に目が覚めたついでに本を読む。 読みさしの小説を読み終えたいと思ったからだ。 村上龍『半島を出よ』を学校の図書館から借りている。 政治経済通ぶりの底浅、という批判もあるようだが 上下二巻をすいすい読ませる筆力はさすが。 ベストセラーになるだけのことはあるわい、と感心した。 |
◆鹿児島市民のたしなみ 午前中、床屋に行く。(洗髪なし=1800円) 頭を洗うために銭湯に行こうとしたとき 同僚(♀)から昼食にさそわれる。 彼女は長期海外研修からもどってきたばかりだ。 大型銭湯の中の食堂は、と提案したら お風呂セットをもってないからダメ、という。 鹿児島市民ならお風呂セットは常備してなきゃ。 |
◆ロンリー さびしくても平気ってのが常態に近い。 ま、修練のたまものかな。 人との距離が保てれば、たしかに平穏無事。 しかし、人生の妙味はその分だけ乏しくなる。 |
◆厄 包丁でジャガイモを切ろうとして指先を切る。 左手小指の先だ。 先日の合宿のときは左足の親指をケガした。 風呂場で滑ってスノコに足をぶつけたのだ。 ムチャをしているわけでもないのに災難が続く。 |
◆もの忘れ 帰宅後に財布やカギを置く場所は決まっている。 日常反復される行動は定型化される。 ノートパソコンの収納や携帯についても同様だ。 ところが、今朝、バッグの中にパソコンがない。 学校(研究室)に置き忘れていた。 若いときにもこういうポカをやらかしたが 年をとると「病気か?」と不安を覚える。 |
◆無教養 鈴懸=プラタナスと知ったのはつい最近である。 ことほど左様に、草木の名を知らぬ。 田舎生まれの田舎育ちなのに植物には親しまぬ。 「花」とか「草」とかの総称で済ませてきた。 |
◆人生夢の如し 通勤は川沿いの道を自転車で走る。 走りながら、ふと昔覚えた歌を思い出す。 Row, row, row your boat Gently down the stream. Merrily, merrily, merrily, merrily, Life is but a dream. 童謡にしては妙に虚無的な歌だなぁ。 最後の2行を反芻しつつ、ペダルをこぐ。 |
◆「木綿のハンカチーフ」 夜、近くの生協で半額になった弁当を買う。 帰ってテレビで「昭和の名曲」なる特番を観る。 すっかりオバサン顔になった太田裕美が 30年前(1975年)のヒット曲を歌っている。 ぼくはその歌に何の思い入れもないくせに 聞いていてなぜか泣きそうな気分になった。 これって単なるモーロクか? |
◆ご用聞き 数年前までは県の商工会連合会からの依頼で 県内各地へ学生たちを「派遣」してきた。 商店街活性化のために聞き取り調査をさせた。 学生にとってはお金がもらえて旅行ができ しかも、人と接する「力」まで身につく。 つまり、その教育的な効果もありがたかった。 ところが最近はとんと話が来ない。 そこで、こちらから出向いてみた。 よろしくお願いします、と頭を下げた。 国からお金が降りなくなりましたからね、との返事。 |
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