つぶやき |
◆緑茶 八女茶を飲んで育ったのに緑茶はさほど好まぬ。 近頃,奥さんの要望に応えて鹿児島茶を買い 上京のたびに持参するようになった。 デパ地下で買った200グラム900円の安物であるが これがなぜか家の中で評判が良い。 知り合いに配ったりもする。 という流れで,ぼくもこのごろ緑茶ファン。 |
◆雨中の徘徊 バーサンをデイケアに送り出せば家には誰もいない。 外は雨だが,昼はどこかで食べようと国立駅まで歩く。 見知らぬ店の前で立ちどまってはまた歩く。 気がつけば1時間以上さまよっていた。 |
◆わたしは誰? 鹿児島に戻ってきて,次の朝,目が覚めたとき 一瞬自分がどこにいるのかわからなかったりする。 上京したときも同様で,これも老化現象? |
◆肋間神経痛 車を降りたとき肋骨付近に痛みが走る。 中学生のころからの持病のようなものだが ずいぶんしばらくぶりに覚える痛みだ。 人影の見えない学校の駐車場でしばしうずくまる。 この痛み,じっとがまんして,やりすごすしかない。 |
◆昭和レトロ 駅ビルの映画館で韓国映画「力道山」を観る。 観客は数名だが,ジーサンが多い。 力道山が国民的英雄だった時代を知る人々だ。 あのころ,自宅にテレビがある家は少なく ぼくも銭湯のテレビでプロレスを観ていた。 |
◆ The Blue Hearts の "Train-Train" 今は解散したロックバンドのCDを聴いている。 息子たちが好んで鳴らしていたCDゆえ ぼくの耳にもなじみがあり,懐かしくて泣けてくる。 歌詞をきちんと聴くのは初めてだが,これも泣かせる。 「おもしろいことを考えて,みんなを楽しくさせたいな」 幼稚っぽくても,これはぼくの心情でもある。 |
◆三寒四温 灯油は切れ加減だが,補給すべきか? と低い次元で悩みつつ,春。 |
◆人権 うちもお役所ゆえ職場で人権教室が開かれた。 問いにはすべて○×による答えがある。 われわれはその○×を覚えなければならない。 |
◆与論島 鹿児島からプロペラ機で約1時間の旅。 島ではバイクを借りて(3千円),走り回る。 与論の海は予想以上に美しかった。 でも,島を3周もすると最初の感激は薄れる。 体が冷え,鼻水が出,早くお風呂に入りたくなる。 ◆夜光虫 |
◆与論の町 朝6時45分,役場から流れる放送で目が覚めた。 ちなみに夜の7時45分にも流れる。(しかも納税の督促だ) 朝からの雨の中,ぼくは商店街をうろついた。 町立図書館に行って郷土資料を調べる。 町役場(観光課や企画調整課)や商工会にも行く。 町はずれの公民館や体育館にも足を運ぶ。 日本でも外国でも,旅に出るとぼくは本当によく歩く。 これも貧乏性の一種か? ◆かりゆしバンド |
◆船の旅 波は静かでも,船をそれなりにゆれる。 与論から沖永良部島まで1時間余りの旅だ。 2等船室の広間で横になり,ゆれにたえる。 ◆講演会 |
◆タラソテラピー 海水を利用した健康施設(和泊町営)に行く 22億円をかけたという立派な「箱」だった。 来客数は多いときで1日4百人だと。 料金は千5百円(1ヶ月パスなら6千円)。 貸し水着150円,帽子は買い取りで550円。 ぼくは昼食をはさんで朝昼遊ぶ予定だったが 午前中の1時間で早くも疲れ果てる。 客のおばさんたちはみなプクプク体型で それを見ると減量にもあまり役立たないみたい。 |
◆風邪? 鹿児島にもどれば冬。(気温20°→ 5°へ) おまけにここ数日の「オーバーワーク」もたたり 何だか体調がおかしい。 首筋がこり,足首が痛む。 食欲がないのも妙だが 島では「過食」だったから,これはまあいいか。 |
◆蟄居 体温は37度前後だが,平熱は36度なのだ。 20時間ほど寝て,夕方いちおう起床。 おかゆというのを食べたくて,米を買いに行く。 嫌いだった梅干しも買う。 イメージ的に「おかゆ」とセットだからね。 |
◆ It's water under the bridge. 学校で借りた DVD「スパイダーマン2」を観る。 主人公がおばさんに昔のことをわびたら おばさんは「どんな水でも流れていくわ」と答える。 原語は「覆水盆に返らず」みたいな諺だけど 字幕に出た訳の方が味わい深い。 へこんだときにも効きそうな言葉だ。 |
◆ゲロゲロ 学長は食道ガンを手術後ようやく復帰した。 正午,正門前で出会ったので一緒に昼食。 学長は食道を全摘し,胃袋と喉をつなげた。 まだ上手に嚥下ができないみたいだった。 会話をしながらの食事だとなおさらだ。 そして,話の途中で咳き込み始め ついには,食べたものを戻してしまった。 ファミレスの一角が修羅場と化す。 |
◆試写会 中国の武闘家を描いた映画「SPIRIT」を観に行く。 招待券をもらったからだ。 開演前,スポンサー(携帯電話会社)のPRがあり 景品のくじ引きもおこなわれた。 景品はノートや筆箱など安物ばかりだが 当選者への拍手をいちいち促される。 |
◆スウィングガールズ 女子のブラスバンドという流行は うちの学校にもおよび,それなりに部員もいるようだ。 卒業式の場での演奏はそこそこ良かった。 というか,調律ができていただけでもぼくは満足。 |
◆すり切れ おばあさんが一人でやっている床屋に行く。 イスに座ったときハタと気づいた。 ぼくのワイシャツは襟がボロボロだ。 十年ほど前にインドネシアで買ったシャツ。 うちの奥さんに見つかったらすぐに捨てられただろうに なぜか難を逃れて,いまだに現役を続けている。 床屋でぼくは一瞬恥じて首をすくめかけたが おばあさんはそしらぬ顔で仕事を始める。 |
◆節目 家のテレビが死んでしまった。 12年前,入居時に買い,いま退居の直前に臨終。 ニュースはもちろん,DVDも観られなくなった。 何かやるせなく映画館に行く。 米映画「シリアナ」も何かやるせない作品だった。 ◆9万アクセス |
◆地デジの時代 地上デジタル放送の普及が間近なのだそうだ。 このさい薄型テレビを買おうと思うが 価格が下落中らしいので買うタイミングがむずかしい。 根がせこいと買い物はつねに悩ましい。 |
◆熱唱 国立にもどれば,奥さんの声が嗄れてる。 前夜,カラオケで騒いだからだそうだ。 ぼくはカラオケそのものが嫌いだが 奥さんは密かに「持ち歌」を持っているようだ。 |
◆商売 娘は独立自営業をめざし開店を準備中だ。 一種の先祖返りみたいなものだから 父親としては,苦言ではなく援助金を呈したくなる。 娘も平然とそれをあてにしている。 親もバカなら子もバカ,というわけで 成功のおぼつかなさを示す定番の型。 |
◆お似合い 鹿児島市内で一番「住みたい地域」は荒田だと 地元の月刊情報誌が伝えていた。 荒田というのは鹿児島大学近くの住宅街である。 知事公舎もあれば県職員住宅(3階建6戸)もある。 そこにぼくは転居できる「はず」だった。 ぼくも荒田ならばと転居を承諾したのだ。 ところが「予定」された空きが出なかった。 空いた分は国からの出向者でふさがったとの連絡。 ぼくには山側のトンネルそばの官舎が勧められた。 スラムっぽく,ビンボー感丸出しの集合住宅。 |
◆コーチ 清宮克幸(早大ラグビー部監督)絡みの新書2冊を読んだ。 『最強のコーチング』と『指導力』(いずれもこの3月刊)。 ラグビーをやっている息子との会話用だが コーチングそのものにも興味があった。 人の育て方にかかわる技術指南の本だと思った。 2冊のうち前者は清宮の単著だが,期待はずれ。 後者は春口廣(関東学院大監督)との対談本で,これはよい。 関東学院大は「底辺校」ゆえ,悩みも尽きない 入学生の確保でも4年生の就職でもワセダとは大違い。 |
◆レンタルDVD 国立のビデオ屋から割引サービスのハガキが来た。 4月3日までは,ハガキを見せれば割引,というサービス。 全品1本 130円で借りられる。 マイナーっぽい作品がけっこうそろっているので こういうサービスはありがたい。 |
◆銀ブラ(死語) 日曜日の銀座は歩行者天国(これも死語?) 人出は多いが,あか抜けない姿・顔形ばかり。 日曜に銀座に来るのは田舎者に決まってる。 はい,私がそうです。 |
◆屋号 娘が開く店の名前がようやく決まった。 同じ名前で Web Site も開きたいようだ。 ところが,望ましいドメイン名はすでに登録済み。 未登録の名前の検索を先にすべきだった と,愚にもつかぬ後知恵を語る父親。 |
◆雲水 大学時代,寮で同室だった男から突然メールが来た。 屋久島に行く途中,鹿児島で一泊するという。 残念ながら,その日ぼくは鹿児島にいない。 彼が僧侶になった経緯とか,僧侶の暮らしとか 興味深い話をたっぷり聞きたかったな。 学生時代,彼は童話の語り聞かせのボランティアをしていた。 ぼくが風邪で寝込んだとき枕元で童話を読んでくれた。 斎藤隆介の「ベロ出しチョンマ」だった。 |
◆東急ハンズ 新聞の折り込みチラシで物欲を刺激される。 我ながら浅薄の極みである。 鹿児島には東急ハンズもロフトもないので ま,その分だけ心穏やかに暮らせるわけだ。 |
◆強盗 29日の午前中,近くの郵便局(国立市東)に強盗。 ぼくがCDでお金をおろした直後かも。 夕方のテレビニュースで報道されたというが それを見てないと何も気づかぬほど,あたりは平穏。 じっさい,どの新聞にも載らない小事件なのだ。 小口(34万円)の強盗はここらじゃ日常茶飯事ってか。 |
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