つぶやき |
◆卒業生の集い 卒業年次の異なる昔のゼミ生3人からメールが来た。 いずれも飲み会の誘いである。 同年次の卒業生どうしで,しばしば会っているようだが ぼく(教員)にもお声がかかることはめったにない。 しかも3組連続したので,一体何事かといぶかしむ。 さらに「先生の家で飲みたい」というのには困惑する。 うちは集合住宅で,夜間の洗濯も禁止されているぐらいだ。 かしましい連中が来たら,必ず顰蹙をかう。 |
◆首都高速 親子5人でドライブするのは久しぶりもいいところ。 車内がひどく窮屈なのも,なんだかうれしい。 高速道路で都心に向かう。 しかし,道に詳しい者が一人もいない。 分岐点でまちがえ,車は目的地から離れるばかり。 帰りは帰りで,高速への入り方がわからず右往左往。 田舎者は都内で車の運転するなってことね。 |
◆海賊版 インドネシアでは海賊版の映画DVDが大流行。 売価もバリ島で1万ルピア(120円) ジャカルタなら6千ルピア(70円)とめちゃ安い。 しかも,噂どおり映画の封切りとほぼ同時に発売される。 "The Devil wears Prada"を観たが,これは日本じゃ来月封切りだ。 そのDVDには英語・マレー語・華語・タイ語の字幕がつく。 しかしな〜,英語はマレー語からの直訳っぽいぞ。 例えば,"Excuse me"は必ず"Permit"となる。 マレー語の"Permisi"(プルミシ)そのままである。 スペルの誤りも多く,かなり急いで字幕をつけた感じ。 画像も後半乱れてフリーズし,結末は観られず。 |
◆瀕死のHD(ハードディスク) 2日の夜あたりから iBook G4 の調子がおかしい。 カシャカシャと異音をたて,反応も鈍い。 3日の朝には起動すら失敗するようになった。 起動しても,反応はさらに鈍く,使い物にならぬ。 秋葉原のマック専門店「アミュレット」に行く。 電話で予約してハードディスクを交換するのだ。 それまでの内蔵HDは完全に死んでないので 外付け用のボックスに入れた。 家にもどってデータの復旧に取り組む。 一晩かけても作業が終わらず,いったん中止。 [鹿児島にもどって再チャレンジし,復旧に成功。 |
◆野郎ばかり 夜間部のゼミが始まった。 ゼミ生12名のうち女性は1人のみ。 初回は,その女性が欠席し,男ばかりのゼミとなった。 短大なので,こういう構成は珍しい。 しかも,なんとなく「問題児」が多そう。 おもしろくて楽しいゼミにしてゆきたいが 自分としても初めてのことゆえ,その方法がわからぬ。 |
◆相対的過食 夜間の講義をすませ,スーパーで弁当を買う。 足らなそうなので,おにぎり1個を追加した。 インドネシアではよく歩き,よく食べたが 坐業に戻った今,食事の量もそろそろ減らさなきゃ。 でも,満腹感のレベルは高いままで戻らない。 んで,ついつい食べ過ぎちゃう。 |
◆水道使用量 官舎ゆえ各戸の水道料金が回覧板で明らかになる。 それによれば,うちはよその1/10。 なんだかうちだけ生活がまともじゃないように読める。 |
◆肌寒 インドネシアではまったく覚えなかった鼻づまり。 ここ数日はそれで悩まされている。 しかし,鹿児島には温泉がある。 近所の銭湯で長湯を楽しみ 明月の下,ポカポカの体で家まで歩いて帰る。 |
◆垂訓 2年前のゼミの卒業生と飲み会。 大きく化けた者がいないのでややつまらない。 そもそも卒業生と飲むというのが不得手の私だ。 偉そうに「教え」をつい垂れちゃう自分が恥ずかしい。 あいかわらず先生面をしてしゃべってしまう。 かといって老人が若者におもねるのも痛々しい。 つまり身の置き所がない。 |
◆奇声 昭和天皇を描いたロシア映画「太陽」を観に行く。 上京しているときに見損なった映画だ。 まさか鹿児島で観られるとは,と喜び勇む。 休日の朝9時40分の回だが,客は意外にも多い。 通路をはさんで隣に知的障害児が座る。 オバアサンに連れられてきたようだ。 その子はずっと声を発し続ける。 感心なことに,客は誰も文句を言わず最後まで耐える。 出るときに睨みつける人もいたがオバアサンは知らぬ顔。 たしかに,こんなことでいちいち謝っていられない。 |
◆空焚き 銭湯が近いので家で風呂を焚いたことがない。 シャワーは使ったことがある。 シャワーのお湯をバスタブにためようと考えた。 風呂場の中にあるボイラーに点火する。 ところがシャワーからはお湯が出ず ボイラーから煙が出てきて,焦げ臭い。 単純な操作ミスで,風呂釜を空焚きしていたのだ。 ずっと釜のそばにいたのですぐに火を消し,事なきを得る。 |
◆抜き(=射精)キャバ 夜間部のゼミは「脱常識の発想力」をテーマにしている。 学生たちに「おもしろい話」を求めたら 彼らにとってなじみの世界がぼくにとっては未踏の地だった。 パチンコの話も「抜きキャバ」の話も興味深い。 しかし,ふと気づけば,つまらなそうにしている者もいる。 「ついていけません」というのだ。 たしかに,風俗関係ばかりで話が盛り上がっていた。 |
◆早起き 朝8時40分からの1限目の授業が割り当てられた。 夜間部の授業もある学校なので,負担は輪番だ。 夜の授業の翌朝ってのはさすがにつらい。 齢のせいで目覚ましなしでも起きられるが たまには早起きしすぎたりする。 経験上,二度寝はしちゃいかんとわかっているので あたりがまだ暗くても起床する。 |
◆露悪 夜の仕事のあと9時頃から学長や同僚と飲む。 ぼくはなんだかすっかりゆるんじゃって 下品な言葉を発し,聞く人を困惑させた。 参考文献:渡辺和博『ホーケー文化のあけぼの』,1985,絶版。 |
◆ Marx Brothers 休日でも学校に行けば,全館停電の日と知る。 パソコンが使えないんじゃ話にならん。 帰りにヤマダ電器のDVDコーナーに立ち寄る。 マルクス兄弟の映画が廉価版900円で並んでいた。 全5巻のうち,とりあえず1枚を求め,いそいそと帰宅。 |
◆グルーチョ![]() 笑いどころをくりかえし再生して楽しむ。 グルーチョの踊りを,姿見の前でマネしてみる。 15年ほど前,グルーチョの本をフランスで買った。 [→右図:仏訳の文庫本の表紙] 再読したくて本棚や押入の中を探すが,見つからない。 |
◆臭い まれなことながら,いま嗅覚が復活している。 常人の5分の1程度かもしれないが,臭いを感じる。 スーパーで買った「めざし」がひどく臭い。 オエッて感じだけど,これまで平気で食べてたはずなので とりあえずしっかり焼いて食べる。 食べて一晩たつが,体に異常なし。 |
◆大型商業施設 海の近く(与次郎ヶ浜)にメガストアができた。 駐車料金無料というのが売りだ。 そこには鹿児島で2つ目のシネコンも含まれる。 さっそく日本映画「かもめ食堂」を観に行く。 こうした単館系の作品も上映されるのでうれしい。 ただ,オープン間もないのに客数は10名に満たず。 [後記:「かもめ食堂」はすでに先月DVD化されていた。 |
◆乗らない 夜間部のゼミでは白けた空気が支配する。 学生が乗ってくれそうなテーマを列挙するがダメ。 必須科目だから学生はしかたなく出席しているだけだ。 何かを学びたいわけではなく,黙ったまま時間を費やしている。 先生に「おもしろい雑談」を期待しているわけでもない。 むしろ頭ごなしに何かを命ぜられる方がいいってか。 ◆ 10万アクセス |
◆小心 団地の集団清掃は第一土曜と決まっていたのに 10月は小学校の運動会との関係で第三土曜に変更。 ぼくは学会出張のため清掃に参加できない。 それを心苦しく思う心臓の弱さ。 |
◆ラッシュ 金曜の夜,東京へ向かう飛行機は満席だ。 羽田から乗ったモノレールも満員。 中央線の快速は満員のまま停止し,なかなか動かぬ。 前を行く特急のドアが不具合で「ただいま点検中」だという。 「線路に降りないでください」との車内放送。 |
◆馬齢 日仏社会学会の大会に出席した。 懇親会の直前,乾杯の音頭をよろしく,と打診された。 出席者のなかでぼくが最年長だかららしい。 たしかに会長より年上だし,会は全体として若返ってる。 それでもやはり乾杯の件は挨拶上手の人に回す。 |
◆退役 わが家で10年ほど使い続けた PowerMac 9500。 さすがに最近はフリーズする回数が増えた。 そこでもう一台の PowerMac (QuickSilver)と交代させる。 最近自立して家を出た息子が残していったものだ。 これにはこれで不具合があったので 深夜までシコシコ修理作業にいそしむ。 近くで寝ているバーサンも目を開けて虚空をつかみ続ける。 |
◆カポナータ 鹿児島にもどればふたたび夕食は自炊だ。 スーパーでトマトの缶詰が目にとまり ラベルに書いてあったレシピどおりに材料を買う。 野菜のトマト煮という料理。 冷えてもおいしい,とのことなので大量に作る。 |
◆挨拶代わり ドアのノブに洗剤が一箱かけられていた。 上階の住民の名で「お礼」と書いてある。 先週末,ぼくの不在中に転出していった人だ。 ぼくの鹿児島暮らしは長いが,お礼をもらうのは初めて。 こちらが差し出すことはあっても受け取ったことがない。 引越は挨拶なしに行うのが鹿児島標準だと思ってきた。 だから,これはちょっとした驚きである。 |
◆鼻フェチ 学生のレポートを読んで,思わずオイオイと言いたくなる。 以前,AVに出演依頼を受けました。フェチビデオです。 |
◆事後指導 学生のインドネシア研修はまだ済んだわけではなかった。 成果を総括して,人前で発表する行事が待っていた。 しかも,今年は芸能のパフォーマンスまで要求されている。 ぼくには学生がそれを嫌がっているように見えるので 個人的には,積極的に後押しする気になれない。 しかし,もう一人の教員は「四の五の言うな」の態度である。 なぜか学生たちは彼の命令に嬉々として従う。 |
◆睡眠時無呼吸症候群 ネットで自己診断すると,多分にその疑いがある。 このごろ特に,昼食後は眠たくてしょうがない。 この病気は肥満でなくても鼻が悪ければ発症するらしい。 この夏,インドネシアで過ごしていた間は 鼻づまりもなく,昼間に眠たくなることもなかった。 長生きしたければ南方で暮らせ,ってか。 |
◆塩ちゃんこ「千代茶屋」 5年前のゼミ卒業生の集まりに呼ばれた。 さすがに学生時代のコンパと異なり,オシャレな店だ。 人目につかぬ路地の奥ってのも味わい深い。 壁に有名人のサイン色紙が並ぶのは興ざめだが それを喜ぶ客も多いので店の方針は正しい。 |
◆多忙の身 奥さんが使うパソコンはよくフリーズするという。 いつ上京するの? と尋ねられた。 修理のために上京しようとしても,11月はけっこう忙しいんだ。 管理職でもないのに,なんだかね。 |
◆朝風呂 このごろまた夜になって映画館に通っている。 8時すぎると夜間料金=1200円になるからだ。 そのかわり夜は銭湯に行く時間がない。 ってんで,朝,学校に行く前に「大黒温泉」に立ち寄る。 古くて小さい田舎の銭湯だけど,泉質は良い。 |
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