2007年
 つぶやき

12/1
◆朝食
 まだ暗いうちに目が覚め,そのまま起床。
 早起きしたのはいいが,なんだか腹が減る。
 車に乗って吉野家に行く。
 軽トラックでやってきたジイサンが隣に座り
 大盛りを注文してガシガシ食べている。
 対面の中年オヤジもやはり大盛りを注文。
 みんな元気だね。

12/2
◆海外旅行
 寝たきりだったバーサンが死んだのが3月。
 それまで介護と仕事の両面で忙しかった奥さんは
 このごろ,なんだかエネルギーが余っている。
 ちょっと遠くの催し物にも平気ででかけている。
 旅行の意欲も昂進し,ニュージーランドに行きたいという。
 ぼくに誘いの言葉をかけてくれるのはありがたい。
 が,ニュージーランドか〜,と思う。
 ぼくにはこの国名,いまひとつピンと来ない。

12/3
◆ノートPC環境回復
 戸外でデータ通信するための部品が届いた。
 Willcom のモデム端末 Sim Style DD だ。
 通販で無料!(ただし,2年以上使うのが条件)
 これで従来どおりノートパソコンを持ち運べる。
 こうしてPCもOSも端末も一新したのに
 作動のスピードは以前とあまり変わらぬ。
 テクノロジーが成熟したってことか?

12/4
◆暖房
 灯油が値上がりしちゃったのもあり
 まだストーブを使わずにいる。
 自慢じゃないが,掛け布団もまだ薄いぞ。
 十年ほど前に蘇州(中国)で買った安い絹布団だ。
 毛布は93年の水害のとき赤十字から配給されたもの。
 この二つで夜もさほど寒さを感じません。

12/5
◆喪中はがき
 恥ずかしながら最近までルールを知らなかった。
 喪中はがきはその人が賀状を出さないお知らせだと思っていた。
 だから,ぼくは平気でその人に年賀状を出していた。
 ルールを知れば,その人に出さなきゃいいだけの話。
 代わりにお悔やみの返事を書いたりもしない。
 また,こちらはバーサンが死んでも喪中はがきは出さぬ。
 自分の親が死んだときも年賀状を出したのだから
 それなりに一貫性を保ちたい。(妙な美学?)

12/6
◆チケット
 映画サークル「鹿児島コミュニティシネマ」は年末に上映会を催す。
 ぼくもメンバーとしてチケット販売をしなければならない。
 ガッコのセンセーだからたくさん売れるでしょ,とか
 妙なプレッシャーみたいなのがある。
 あいにくながら,ぼくはチケット売りが苦手だ。
 思えば,学生時代にサークル活動でも似たようなことで悩んだ。
 自分が動くだけの裏方仕事は得意だ。
 人にものごとを頼むってのができない。

12/7
◆湯豆腐
 村田蔵六(のちの大村益次郎)の好物で毎日二丁食べていたという。
 うむ,なんだかわかるな〜。
 というのも,ここ数日おなじことをしているからだ。
 作るの簡単だし。

12/8
◆ Apple のサポートセンター
 MacBook の画面に出るポインター(矢印みたいなもの)が
 ときどき消えたりする。
 全体の動きにも「もたつき感」がある。
 OS(Mac OSX Leopard)を入れ直そうと考えた。
 MacBook 付属のインストール用 DVD は2枚組だが
 前に単品で買った Leopard は1枚。
 んで,こちらを挿入すると「使えません」の表示が出る。
 Apple のテクニカルサポートに電話で相談した。
 返事=「Mac OSX は1台に1個ずつお買い求めください」
 いや,倫理の問題ではなくて,ぼくは物理的な問題を尋ねたのだ。
 「物理的に可能かどうかはお答えできません」
 「じゃ,質問を変えて,ポインターが消えるのはなぜですか?」
 「OSを入れ直すと9割がた解決すると思います」
 結局,2枚組の DVD で入れ直したが,やはりダメ。
 ネットで検索したら,親指で操作するトラックパッドの
 感度設定を変えるのがコツと知った。
 これで問題は「少し」解決した。

12/9
◆焼き芋
 久しぶりに繁華街へ行く。
 山形屋デパートの入口で焼き芋を買う。
 鹿児島といえば薩摩芋のはずなのに
 焼き芋屋ってのが他に見当たらぬ。
 芋を焼く壺さえあれば,そこらの店先で
 オバーサンでも一人で商売できるのに,ね。
 噂によれば軽トラックで巡回している人もいるらしいが
 出会ったことがない。
 よ〜し,老後は焼き芋で勝負しようか。(って何の勝負だ?)

12/10
◆活劇 "The Bourne Ultimatum"
 ちょっと仕事に一段落がついたので,夜,映画館に行く。
 不死身のジェイソン・ボーンの活躍を楽しむ。
 これで元気な気分になれるんだから安いもんだ。

12/11
◆靴下
 長さが揃わぬ靴下が4足(つまり8本)ある。
 上京すると奥さんに洗濯してもらうのだが
 そのときの無政府状態が混乱の原因かもしれない。
 とすれば,あちらにも同じ4足があることになる。

12/12
◆ワーキングプア
 2006年放送のNHKドキュメンタリーの再放送。
 こういうの見るとすぐに心が動かされちゃう。
 善良なる小市民だからね。
 ただ,労働力を社会に送り出す最前線にいるのだから
 自分でも何ほどかのことができる立場ではある。
 大きな(あるいは有名な)大学(大学院)の教員じゃないんで
 労働力の時間給を50円ほどアップさせるような
 技能・資格を取得させる「教育」が求められている。
 そんな技能はすぐに陳腐化する,などとバカにしちゃいけない。

12/13
◆歯医者
 先月から何を食べてもプチプチ感を覚える。
 最初は食材のせいかと思ったが,何でもかんでもじゃ変だ。
 左の奥歯にかぶせた金属のブリッジのせいだろう。
 歯医者に診せたら「部分的に剥がれてる」とのこと。
 ほんの少し接着剤をつけて治療は終わり。
 ただ,あちらも商売なので「ついでにX線撮影をします」と
 いかにも新品の「パノラマ」撮影機へ案内する。
 固定した頭の回りをカメラが動いて口中を写す。
 医者は患者にその画像をノートパソコンの画面で見せ
 そして業者がおまけにつけたという解説アニメまで見せる。
 治療よりも,この「余計な」解説の方が長かった。

12/14
◆メモリー増設
 MacBook のメモリーを1GBから4GBに増やした。
 純正だと10万円ほどだが,通販だと1万6千円。
 新しい MacBook はメモリー増設が簡単にできちゃう。
 +ドライバー1本を使い,10分足らずで作業は完了した。
 で,その結果だが,多少は「もっさり感」が減ったかな?
 もっと劇的な変化を期待したんですがね。

12/15
◆商売っ気なし
 車を買った店で任意保険を更新した。
 夫婦で経営する店だが,オヤジはもっぱら修理専門。
 奥さんがオイル交換を薦めるので,その気になったら
 オヤジは「いや〜,まだ大丈夫」という。
 そして,ボンネットを開けたついでに黙ってワイパー液を補充。
 なんだか申しわけないんで,ワイパーのゴム交換を頼んだら
 オヤジは「まだいいのに」といいつつ交換作業。
 こういうオヤジのいる自動車屋をぼくは他にも2軒知っている。

12/16
◆立ち食いそば
 朝,むしょうに汁物の麺類を食べたくなる。
 ふつうの都会なら駅前に立ち食いの店がある。
 ところが,鹿児島にはそれがない。
 繁華街に「花まるうどん」がある程度。
 学校に行くついでにと思えば,自転車でひたすら北上し
 家から約8キロほど離れた「そば屋」に行くしかない。
 この店には屋号がなく,「立ち食いそば」の旗があるのみ。
 かけそば 550円は安くないし,超美味でもない。
 それでも朝から客がそこそこ入っている。

12/17
◆和服
 奥さんは着物の着付け教室に通っていた。
 バーサンの部屋の押入にたくさんの着物があり
 捨てるのはもったいないと考えてのことだ。
 で,いよいよ和服を着て,電車に乗った,という。
 とうとう,うちの奥さんも「ちょっと変な人」になったわけだ。
 めでたい,と思う。

12/18
◆記憶力減退
 思い出の多くは子どもの成長の節々とセットになっている。
 子どもらが成人して以降,つまり比較的最近のことは
 むしろ曖昧模糊として,よく思い出せない。

12/19
◆危うきに近寄らず
 このサイトの所在は学内では公開していない。
 知っている人は知っている,というレベル。
 それでも,まれに人の憤りを買ったりするんで
 話題を狭め,誤読もありえないようにしている。
 が,突然,一学生から「センセー,読んでますよ」といわれた。
 「読まんでもいいよ」と答えたくても
 そう答えると,また別の意味づけがなされそう。
 だから,まったく無視し,ノーリアクションで通す。
 しかしな〜,電波系の人はそれでも勝手に解釈するからな〜。

12/20
◆それぞれの秋
 山田太一の脚本によるテレビドラマ。
 1973年放映だから,院生寮の談話室で観たんだろう。
 まじめな中年男(小林桂樹)が脳腫瘍のせいで人格破壊が進む。
 しだいに常軌を逸していく姿がこわかった。
 ふと思い出したのは,身近で類似の事件が起きたことに加え
 ひょっとしたらぼくも「わけのわかんないこと」を
 平気でしゃべってんじゃないかと思ったからだ。
 授業で,ぼくは自分としては「すごくおもしろいこと」を
 力をこめて紹介しているのに,学生の反応が悪い。
 場の空気の冷たさが気色悪い。
 その原因が自分自身にあるのだとすれば……。

12/21
◆家族湯ってどんなとこ?
 鹿児島では市内の銭湯にさえ,家族湯がある。
 時間貸しなので,一人で入ってもよいのだが
 やっぱり一人じゃ,ね〜
 と思いつつ,入りたい気持ちもつのるばかりだ。
 ところが,「鹿児島温泉.net」というサイトを発見。
 この人は妻子をつれて,県内各地の温泉をまわり
 撮影したビデオを YouTube に載せて公開している。
 いや〜,ありがたい。
 あちこちの家族湯のようすがよ〜くわかります。

12/22
◆ツンパ
 うちの近くに深夜も開いている銭湯がある。
 噂によれば「モーホー」のたまり場だそうだ。
 警戒しながら入る。(って,何を警戒するんだ?)
 あっ,いかん,自分も怪しいパンツをはいていた。
 インドネシアのスーパーのワゴンセールで買ったものだが
 いわゆるモッコリ系の「ど〜だパンツ」である。
 急いで脱ぎ,帰りもズボンに重ねて一緒に穿く。

12/23
◆映画会
 鹿児島コミュニティシネマで第2回目の上映会を開く。
 場所は県立の歴史資料館の講堂だ。
 朝の8時半から会場の設営に励む。
 上映作品は,役員のおばさんたちの好みにより
 イシュトヴァン・サボー監督「華麗なる恋の舞台で」(2004)
 客の入りは,午前はさっぱり,午後はまずまず。
 これでも役員のおばさんたちの営業努力のおかげである。

12/24
◆情報雑誌
 26年前の創刊以来『ダカーポ』の愛読者だったが
 このごろは(とくに今年は)めったに買わなくなっていた。
 ネット依存症みたいになってると
 薄手の雑誌はあまり読む気にならない。
 それでも,この年末で休刊と知り,最終号を買いに行く。

12/25
◆敬老
 大衆食堂の厨房でジーサンが若者たちにまじって働いている。
 動きも段取りも悪いので,ちょっと痛々しい。
 若者は忙しそうに働きながらも,ジーサンをどなったりしない。
 むしろ,口をきくときは丁寧な言葉づかいである。
 う〜む,うちの学校と大違いだ。
 ぼくの「無能」ぶりは若い同僚から大声でののしられる。
 ま,昔はぼくも同じことしてたんで因果応報ですけど。

12/26
◆邦画
 どちらもこのごろ評判の日本映画2本を観る。
 「Always 続・三丁目の夕日」と「椿三十郎 remake」
 前にテレビで観た歌舞伎(中村勘三郎のNY公演)は
 伝統芸能のイメージを壊す=型破りなものだったが
 この2本の映画では役者たちが型どおりの演技をする。
 だからこそ大衆受けするってことか?

12/27
◆頭痛
 職場の忘年会で「自分的には」過剰に飲んだみたい。
 帰宅して,ちょっとうたた寝したら
 なんだか頭が痛い。
 これが世間でいう二日酔いなんだろうか。
 まだ「その日のうち」だから二日酔いは変かな。
 痛みが気になって,その後はしばらく眠れず。

12/28
◆要約すると
 上京の機中でモーム『サミング・アップ』(岩波文庫)を読む。
 高校生のころ,英語の副教材で断片は読んでいた。
 だから,この本は未成年向けの読み物と思いこんできた。
 ところが,通読一驚。
 モームってのは,とんでもなく嫌味なジーサンだった。
 いや,じつにおもしろい。
 先日観た映画『華麗なる恋の舞台で』はモームが原作者だから
 あの映画の皮肉な感じをあらためて理解できたような気がした。

12/29
◆老犬
 うちのバカ犬,急に年老いた感じで悲しい。
 1ヶ月ほど前は「年齢の割には」元気だなと
 散歩のときの早足ぶりに感心したのに
 もう散歩のおねだりもせず,すべての動作が緩慢。
 谷口ジローの名作漫画『犬を飼う』を思い出しちゃうよ。
 漫画みたいに親しい交流はしなかったが
 15年来のつきあいで,それなりの情はある。
 ヨボヨボになったバカってのもぼくの姿と重なる。

12/30
◆消息
 古本屋のオヤジが問わず語りにあれこれの客の話をする。
 どこそこの大学で副学長をしてる,とか
 その類のしょーもない話だ。
 しかし,国立市には「元」大学教員がゴロゴロいるので
 ぼくとしてはかれらの引退後の生き方に興味がある。
 引退後はとんと噂も聞かない。
 引退しちゃうと古本屋にも立ち寄らないってことか。

12/31
◆ボールペン
 太字が好きなのでゼブラの「ジムニースティック黒 1.6」を買う。
 ところが,すぐに字が出なくなる。
 買った店で同じ商品に交換してもらう。
 なんと,これもまたすぐに字が出なくなる。
 欠陥商品じゃん。
 ゼブラのホームページ経由で苦情を書き送る。
 クレーマーと思われぬよう,品良く書きました。

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