| つぶやき |
| ◆団地住まい 町内会費の未納者4人に電話した。 1人はOK,1人は応答なく,そして2人は非居住者。 入るつもりで入らなかったり,いつのまにか引っ越していたり。 で,つまるところ,12戸中6戸は空きなのだ。 2年前,ぼくが入居したときは駐車場は満杯だった。 あらためて眺めると,たしかにそこもガラガラ。 狭くて汚い官舎にゃ住めない,と若い夫婦は考える。 ぜーたくなもんだ。 |
| ◆機関紙づくり 県民交流センター内にあるNPO相談室の作業場に行く。 備え付けの紙折り機を使わせてもらう。 交流センターは県費のムダづかいと悪口を叩かれ 来訪者・利用者も少なく,いつも閑散としている。 おかげで,順番を待たずに仕事ができちゃう。 |
| ◆随筆 松山の子規記念館で買った『飯待つ間』(岩波文庫)を読む。 有名な『病牀六尺』などのほかにもこういうのがあったんだね。 35歳で死んだ子規だが,生きている間に文章を書きに書いた。 その執念と筆力に感心する。 |
| ◆映画をダウンロード 4月末,フランス映画「サン・ジャックへの道」(2005)を観た。 スペインの聖地サンティアゴに向かう巡礼の話である。 ルイス・ブニュエルの「銀河」(1968)も同じ巡礼話だ。 キリスト教異端事典を脚本の下敷きにしたとされ わけがわかんなくても,皮肉に満ちておもしろいとの評判。 この「銀河」,もはやDVDの入手が難しい。 でも,ネットでその映画を丸ごとダウンロードできちゃった。 字幕は英語のみだけど,画像はけっこうきれいだぞ。 |
| ◆高橋安光 フランス思想の研究者で,今年3月,83歳で死去。 高橋アンコー先生の死を,雑誌を読んで知った。 ぼくの知るアンコー先生は大学の語学教師で 良くいえば飄々,悪くいえば怠惰,業績を出さない学者。 しかし,定年間際から晩年にかけて,けっこう仕事している。 ヴォルテールの哲学事典や書簡集,ドルバックの自然哲学の翻訳など。 いまのぼくの目から見れば,これは理想的な生き方である。 |
| ◆草むしり 出張のため,団地で月1回の集団清掃に参加できない。 いま空室が多く,新入居者にはルール無視が平気な人もいて 先月も参加者は4名だったから,なかなか欠席しづらい。 ぼくは小市民ゆえ,前日に一人で草をむしることにした。 誰かが見てくれてるといいな,と思いながら励む。 でも,ベランダには人影もない。 |
| ◆自作マニアじゃないけど 上京したついでに秋葉原の電気街をうろつく。 別に買いたいものがあるわけじゃない。 人混みをかきわけ路地から路地をわたり歩く。 何に使うのかよくわからないパーツの店の前で 店主と客の話のやりとりを聞くのも楽しい。 要するに,こういう雑踏に感動する田舎者。 [後記:6月8日,通り魔による殺戮事件がおきた] |
| ◆皇居 朝日新聞で評論家の高階秀爾が紹介していた展覧会を観に 東御苑(旧江戸城)内にある三の丸尚蔵館に出かけた。 富士山を描いた作品の特集だ。 明治初期までは写実的に描かれていた富士山が しだいに聖性を帯びたものに変化していく。 という学芸員解説文の,ほのかな批評精神も上等。 |
| ◆邦画復興? 料金百円のコミュニティバスに乗って府中へ行く。 駅前の映画館に行ったのだが,何と満員札止め! 作品は三谷幸喜の「ザ・マジックアワー」 日本の喜劇映画に客が押し寄せるって 時代が変わったのか? |
| ◆イヤホン 秋葉原で買った安物(780円)だが,けっこういいぞ。 ノートPCに入れた映画を観るときに使う。 ま,たまたま隣に人がいないからいいけど 飛行機内でパソコン開いて独笑するのはちょっと恥ずかしい。 |
| ◆梅雨前線 鹿児島空港に着いて座席をたつとき膝が痛い。 飛行機は出発前,羽田で故障修理の時間が長く それで,客は座ったままの時間も長くなった。 右膝が痛いのはそのせいかと思った。 しかし,歩くときの痛みはなかなか消えない。 気圧の変化がもたらす関節痛ってやつ? |
| ◆心さわぐ青春の唄 明け方,まどろみのなか,ロシア民謡が脳内を流れる。 昔,学生だったころ歌ってた歌だ。 当時流行った歌声喫茶とは無縁の生活だったが 大学寮の食堂での「歌う会」に出て覚えた。 上手も下手も,みんなで相和す楽しみ,それがよかった。 そうだ,歌声喫茶を鹿児島で「復活」させたらどうだろう? 本物をよく知らないので予想図はおぼろなれど 中高年の客たちが高歌放吟する姿は浮かぶ。 |
| ◆梅雨どき 3年前まで住んでいた一軒家では,雨が漏り 靴や服にカビが生え,廊下を歩けばナメクジを踏む。 いや〜,いまの集合住宅ではそういうことがない。 それだけが取り柄です。 |
| ◆ホモ弁 近所のほっかほっか弁当がホットモット弁当に変わった。 うちでご飯を炊くのがめんどうなとき便利。 ライスだけ買って,お茶漬けにします。 |
| ◆贈呈本 学会の仲間から著書をいただいた。 ありがとうの返事を出すために読んだ。 折も折,学会年報の編集部からその本の書評も頼まれた。 書評を書くと,著者の気分を損ねそうな気もする。 ちょうちん書評を書くと,それはそれで問題だ。 きちんと批評しながら,著者も喜ばせる…… そういう芸が自分にあればなあ。 |
| ◆パネルディスカッション 映画で街を元気にする,と題する討論会の記録係をつとめる 豪雨のなか,けっこう人が集まったのでうれしい。 パネリストの話も刺激的だったし,聴衆の反応もよかった。 終了後,回収した感想文をさっそくパソコンに入力。 こういう黒子っぽい働き方,好きです。 |
| ◆暇なし 職場の同僚が「ヒッチコックのDVD全集を持ってます」というので 反射的に「いいですね〜」と応えたら,貸してくれた。 そのほかのDVDも数枚くわわる。 ありがたく拝見しているが,まだ見終わらない。 貸し主に廊下で会うと「観ましたか?」の目つき。 それがちょっと困る。 |
| ◆トラック 映画の会の事務所に机などを搬入したい。 搬入用のトラックはレンタカーを借りるしかないか。 ちょっと思いついて,DIYショップへ行ってみたら ベニヤ板1枚でも買えばトラックを貸してくれるらしい。 ただ,それを借りて,2時間ほど使いまくるには けっこう胆力が必要で,ぼくにはその度胸がない。 |
| ◆苦役 すでに何度も同じグチをこぼしてそうな気もするが そっぽ向いた学生を相手に講義をするのは地獄の責め苦だ。 しかも,看護学校での講義は,1回3時間と長い。 毎回,半泣きになってしゃべってる。 夏も近づき,ようやく残り回数もわずかとなった。 指折り数えて,ひそかにほほえむ。 |
| ◆ゴールドベルク変奏曲 音楽(というかクラシック)愛好者は得だな,と思う。 たとえば長期入院しても刑務所に入れられても 頭のなかで音楽を組み立てられ退屈しない。 スコア(楽譜)があれば,交響曲もすみずみまで楽しめる。 うらやましいね。 あちらは中空を眺めているだけでも心が浮き立ち こっちは読む本とかがないとヒマをもてあます。 音楽の素養がないと人生かなり損しちゃう計算になる。 テレビ録画で,グレン・グールド紹介番組を観て,そう思った。 |
| ◆達観? うちの学校を「泥舟」と称して脱出した人がいたな。 この泥舟説,だんだんリアリティが増しつつある。 少し前なら,どうにかしなきゃと力んだものだが このごろはやや醒めて,流れに身をまかせる構え。 |
| ◆事務所開き 5千円でレンタカーを借り,ホワイトボードや書架など運び入れる。 備品がそろうと,さすがに事務所っぽくなる。 いよいよ商売するぞ〜て気分も高まる。 夜,参加者6名で,こぢんまりと持ち寄りパーティー。 1階なので,やたらに蚊が出る。 |
| ◆家長の権威 家のパソコンの調子が悪い,と奥さんから電話。 落雷停電のあと,起動してもモニターが暗いままなんだと。 う〜む,と唸ったら,「息子に聞こうかな」という。 これまでは,パソコンのことは「お父さん」に聞くことになっていた。 その時代もそろそろ終わりなのか。 その移ろい自体はノーマルだが,やはりさびしい。 モニターの電源はONになってる?と聞いたら それで不調の原因がわかり,「お父さん」の面目を保つ。 |
| ◆つっこみ 市民サークルでの議論には参加の仕方がむずかしい。 人がもたもたした話をすると,お尻がモゾモゾする。 はじめはきちんと聞くふりをしていても だんだん飽きてきて,口をはさみたくなる。 そこがぼくのダメな部分だが ありがたいことにぼくを叱ってくれる人もいる。 |
| ◆時間のムダ 誘われて「ハリウッド最新映画事情」講演を聴きに行く。 アメリカで映画の編集をしている日本人女性が あちらで映画人養成学校を開き,入学者を募集している。 講演は,その宣伝が柱だった。 ちっとも「最新の映画事情」の話はしてくれない。 文字どおりの駄弁を2時間近く聞かされる。 感心したのは,他の人がさほど不満気じゃないこと。 「偉い人」の話を聞くマナーってのが浸透している。 |
| ◆眠た〜い やっぱり睡眠時無呼吸症候群のせいかな。 山奥の学校に非常勤で通うとき,睡魔に襲われた。 んで,途中,スーパーの駐車場で仮眠をとる。 おばさんたちに見られてるような気もするけど 10分間ほど眠れちゃいました。 |
◆ Belkin ノートパソコン用のバッグをネット通販で買う。ワンショルダーバッグってやつだ。 たすき掛けにして自転車に乗る。 荷物があまり入らない分だけ軽い。 曇り空の下,サイクリングロードを走る気持ちよさ。 |
| ◆"August Rush" 米映画で邦題は「奇跡のシンフォニー」。 この春,ニュージーランドにいったとき機内でも観た。 いや,あんときは冒頭シーンだけでザッピング。 たしかにつまんない映画ではあるが 音響のよい映画館で観なおして,ちょっと感動する。 親を求めて三千里,みたいな話で泣かされた。 つまんねー,と思いながら,泣く。 |
| ◆ドラムサークル 太鼓を叩く会に行く。 諸民族の打楽器を,めいめい選んで,勝手に叩く。 基本的なリズムは,リーダーがきざんでいる。 みなさん,お好きにどうぞ,と励まされる。 正しい,まちがいなんてないんです,と言われる。 高齢者が多いせいか,みな単調なリズムで相和す。 不思議なもんで,それが存外おもしろい。 時間を忘れるとはこのことか,没我の境地。 |
| ◆若さゆえ? 鹿児島大学の若い教員が訳本を出した。 ショッピングモールについての1993年(15年前)の本だ。 読んだけど,ま,ありきたりのポストモダン文化論。 出版はめでたいが,胸を張るほどのものじゃない。 ところが,かれはこれで市民向けの講演をしちゃう。 ぼくは人に誘われて(またか!)聞きに行った。 講演は原著の要約にすぎず,「なぜ今これを?」は語られない。 最後に聴衆の一老人が述べた感想は鋭い。 「先生のお話には現実に対する批判がない」 「えっ,あると思うんですけど」とは,お坊ちゃま的反応。 |
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