| つぶやき |
| ◆批判精神の欠如 鹿児島市役所の別館にアートギャラリーが最近できた。 中村晋也などの彫刻が飾ってある。 中村晋也とは元鹿児島大の教授で,駅前の「薩摩青年の群像」を作った人。 駅裏にある小里貞利(地元政治家)の胸像も彼の作品だ。 作品はどれもわかりやすいが,深みに欠ける。 注文主の期待どおりのものがつくれるので重宝され おかげで文化勲章をもらい,鹿児島では大物になれた。 したがって(!)鹿児島の文化の向上には貢献していない。 かれの影響でか,まちなかのあちこちに並ぶ彫刻は やはりどれも頭悪そうな感じで,むしろ苦笑を誘う。 |
| ◆偶景 うちの団地は若夫婦が多い。 狭くても平気な人しか暮らせないから,どうしてもそうなる。 向かいの棟の住人ふたりが銭湯に行くのが見えた。 それぞれお風呂セットを携え,楽しそう。 |
| ◆笛吹けど踊らず 産学官で学生ベンチャーを励ます風潮も終わりに近い。 九州全県の学生ビジネスアイデア・コンテストも もともと少ない応募者が2年続けてさらに減少している。 熊本・鹿児島・宮崎からの応募者はゼロである。 また鹿児島県内での同種の催しも今年から中止。 学生のやる気のなさは就職難の緩和と相関する,との説も。 |
| ◆斉藤BBS「ささやき」 外国(ロシア語が多い)からのスパム攻撃にやられてる。 新しい電子掲示板に替えようと思う。 が,そもそも最近は書き込む人がほとんどいない。 開店休業状態の掲示板は,いかにもみすぼらしい。 だもんで,設置の継続について,ただいま思案中。 |
| ◆店じまい 晩年の金子光晴を撮し続けた写真家,峠彩三は 50歳過ぎて鹿児島に戻り,小さなラーメン屋を開く。 久々に訪れてみると,シャッターが閉まっていた。 体が元気なうちは年中無休のはずだったので なにか異変でもあったのか。 同行したおばさんたち(金子光晴ファン)は半泣きだ。 隣の店の人に聞けば,店は数日前から閉まったままだという, しかし,シャッターの向こうでラジオの音が聞こえる。 「死んでんじゃないの?」とおばさんたちはいう。 シャッターを開けたら,おやじさんは元気に生きていた。 6月いっぱいで店をしめ,いま一人で「はつり」をしているんだと。 はつり(解り),すなわち,店内の解体作業だ。 作業の途中でビールを飲み,うたた寝をしていた。 8月からは無職。おじさんいわく,地獄の夏休み。 60歳近いので働き口もなくホームレス,ってこともありうる。 |
| ◆グリーン車 早朝,団地の集団清掃のあと,JRで宮崎に行く。 映画祭の見物と,まちおこし活動の視察だ。 たくさん映画を観ることになるだろうから 電車のなかでしっかり眠っておきたい。 初めてグリーン車に乗りました。(料金は1500円ほど) しかし,グリーン車はもちろん他の車両にも乗客の姿なし。 これじゃ,どこに乗ってもゆっくり眠れたな。 |
| ◆鄙(ひな)の味 宮崎の郷土料理「冷や汁」を,いちどは食べてみたかった。 ご飯に味噌汁をかけたのがその原初形態である。 いまでは洗練されて県民自慢の料理になった。 観光案内所で教えてもらって有名店に入る。 たしかに汁は冷たいが,ご飯はあたたかい。 合体させると,なまぬる〜い汁ご飯ができあがる。 まずくはないが,美味ともいいがたい微妙さ。 |
| ◆アロハシャツ 数年前のハワイ土産をいまでも自慢げに着ている。 ところが,宮崎ではJRの窓口でもホテルのフロントでも アロハが制服みたいになってんじゃん。 ぼくはホテルの客にボーイとまちがえられた。 すかして歩いていたつもりなんですけどね。 |
| ◆偏向記事 先月,映画にまつわるシンポジウムの記録係をつとめ 映画サークルの月報にその記事を載せた。 月報の編集・印刷もぼくがやるので独断自在。 パネリスト5人のうち,2名の発言のみ紹介した。 それのみが紹介に値すると思われたからである。 ところが,どこかからか苦情が出たようだ。 主催者側の記録なら「全部」を紹介すべき,らしい。 かつて職場の組合ニュースなどでも「筆禍」事件を起こしたが それに比べれば,ま,今回のクレームはユルイ。 |
| ◆上に立てぬ 親分や指導者になるには器量・度量が必要だ。 ぼくにはそれが欠けている。 だから,ゼミナールでの学生指導もちゃんとできない。 ほかの教員は,学生を抱え込んで慈しんでいる。 学生たちもそういう先生になついている。 ほほえましくもあるが,ぼくには無縁の光景。 |
| ◆金鳥の夏 かって住んでいた官舎は「課長住宅」で網戸がついていた。 いま住んでいる団地は「平」用なので網戸がない。 しかし,狭いおかげでリキッド蚊取りがよく効く。 |
| ◆上京の段取り 鹿児島ー東京の航空運賃は片道4万円弱。 これを1ヶ月ほど前に買えば1万5千円強で済む。 JALで先割とよばれるこの割引を利用するには 1ヶ月前に行動のスケジュールを立てねばならない。 バーサンが生きてるころは介護帰省割引が利用でき 予約しなくても安く乗ることができた。 いまさらながらバーサンのありがたみを感ずる。 |
| ◆イオン 南の郊外にある大型商業施設に行ってみた。 バンドン(インドネシア)にも似たようなモールがあったな。 つまり,きわめて無国籍的なモダンさでここも客を集めている。 バンドンには,街中にもっと猥雑で,もっと庶民的な市場があったが 鹿児島では,たしかにイオンの方が魅力的かもしれない。 ピカピカに惹かれる点で鹿児島の民度はバンドン以下だし 街中の商店街もピカピカの増大で勝負しようとするから,すでに負け確定。 |
| ◆大型書店 イオンのなかには旭屋書店がある。(本店は大阪) 作りはおしゃれっぽいが,使い勝手は良くない 出版社のPR誌も置いてない。 店員は『図書』とか『波』というものの存在さえ知らない。 なんちゅうことだ,と怒りかけたが よく考えると,鹿児島のジュンク堂にも置いてなかったな。 ネット検索すると,あの有田芳生も池袋の旭屋で泣かされていた。 |
| ◆ iPhone 11日発売の新製品を,鹿児島でさっそく買ったバカ(知人)がいる。 かれに見せびらかされて,うらやましくなったが ケータイを使わぬ生活の,宗旨替えもしたくないし,な〜。 |
| ◆マイク 学期末の授業評価アンケートを惰性的に行う。 今年から社会学は受講可能の学科を拡大したせいで 受講生が多いため,マイクを使って講義している。 授業評価では「聞き取りやすさ」の項で点数が低い。 たしかに,マイクの使い方はいまだに下手なままだ。 学生のころもアジ演説とかやらなかったし カラオケも嫌いだし,スピーチを強要される行事も稀。 そもそも拡声器を使ってまでも語りたい内容の話ができない。 |
| ◆ Cous-cous 知人がブログで自作の料理を紹介していた。 彼女はカトリーヌと名乗るが,日本人の経済学者である。 彼女が作ったのは北アフリカ料理のクスクスだ。 いや〜,なつかしいね。 ぼくもフランスでクスクスと出会った。 私見によれば,クスクスには「はずれ」なし。(学食を除く) |
| ◆扇風機 就床時,微風に設定して寝る。 タイマーもついているので安心である。 扇風機かけっぱなしにして寝ると死ぬ,の説を信じているのだ。 |
| ◆後藤散 頭痛とはあまり縁のない生活を送っている。 ときどき起こる頭痛も原因はまず寝不足だ。 だから,まあ,寝りゃ治るのである。 ところが午後の会議が長引いた。 途中で居眠りはしたが,熟睡には到らず。 夕方6時すぎ,会議が終わってから薬を調達。 これがジワーっと効きました。 |
| ◆神経質 映画サークルの事務所はエアコン付きだ。 夏の暑さはこれでしのげる,と喜んだのも束の間。 カビくさい臭いがダメ,との声もある。 エアコンの清掃を業者に頼む金銭的余裕はない。 で,部屋を使うときは窓やドアを開け放す。 蚊など,虫が入ってくる。 この虫も苦手だともいう。 おまけに,部屋の湿気の高さにもご不満の向きがある。 ぼくはそのいずれも平気なんですけどね。 |
| ◆ファイヤー 甲突川の河川敷で「曽我どんの傘焼き」をやってたらしい。 ぼくは川の横を通って帰ったが,気づかなかったな。 鹿児島三大行事のひとつなんだけど,一度も行ったことない。 曾我兄弟って,鹿児島には何の関係もないじゃん。 鎌倉時代の故事を,忠孝精神涵養のためイベント化したもの。 親の仇を討つのに18年かけた兄弟の執念を顕彰する。 いまでは単なる火祭りと化し,ことさら曽我兄弟の名は語られぬ。 また燃やされる和傘そのものも日常生活とは縁遠い。 調べたら,岐阜市の和傘振興会からの寄付だとか。 もったいないような気もするが,そこがお祭り。 |
| ◆カフェ 喫茶店のたぐいに一人で入ることはあまりない。 学生時代にそういう習慣が身につかなかったからだ。 近所に隠れ家的な雰囲気のカフェがある。 スパゲッティがおいしいというんで,入ってみた。 隠れ家のくせに客が多く,やはり何だか落ち着かない。 さっさと退散しようとしたら激しい夕立。 しかたなく,バッグから本をとりだして読む。 |
| ◆雨に濡れながら 夕方近く,突然雨が降り出す。 小やみになってから自転車で帰宅する。 と,途中でまた再び激しく振り出した。 ズボンの太股あたりがベタつくが こういう状況で走り続ける姿も味わい深い。 つまり,なんだかドラマチックな感じがするってこと。 |
| ◆元外相・東郷茂徳 鹿児島市の北にある美山(日置市)の東郷茂徳記念館に行く。 絵本作家・八島太郎が集めた民芸品の展覧会をやってる。 八島太郎は小林多喜二の死に顔をスケッチした人でもある。 八島自身も10回投獄され,拷問されている。 一方,東郷茂徳は東条内閣の外務大臣。 東郷と八島の組み合わせに加えて,東郷が帰化朝鮮人である点も興味深い。 朴茂徳として生まれ,父が士族株を購入して姓が変わった。 40歳のとき,ドイツ人女性と結婚したが,彼女には5人も子どもがいた。 記念館はそういう部分は詳しく紹介しない。 そのくせ,女性は知性が足りない,などと女性蔑視丸出しの 怪しい資料(恩師の著書への序文)は平気で陳列している。 |
| ◆長崎に行く準備 ネット経由で情報を仕入れ,せっせとプリント。 それらをすべて家に置き忘れて新幹線に乗る。[25日,朝9時15分] |
| ◆長崎の映画館 長崎出張は学会参加がメインだが,映画環境もついでに調べたい。 まちなか(浜の町)にある名画座(長崎セントラル)に入る。 小汚い感じがすてきだ。 だれかがウェブ上で書いていたように この映画館の存在が長崎の良質な文化の証である。 |
| ◆無学 経済学史学会の西南部会(広島以西)に出る。 報告を4つ聴いたが,年の功か,どれも楽しめた。 調子に乗って,夜の懇親会でバカな発言をし,笑われる。 経済学者ハロッドの逸話(また聞きの話)を語ったのだ。 ハロッドの経歴をよく知らずにしゃべったのがまずい。 経済学史の専門家たちを前に赤恥をかく。 |
| ◆清掃当番 鹿児島にもどれば玄関に「当番」の札がかかっていた。 団地のゴミ集積所の清掃を1週間担当する。 当番はほぼ半年に1度まわってくる。 夏休み中でなくてよかった,と思う小市民のぼく。 夏休みで不在中だったら,近所に迷惑をかけるもんね。 |
| ◆無音(ぶいん) うちの奥さんは25日からニュージーランドにいる(はず)。 北島のまん中あたりにある田舎の小学校に 3週間滞在して,日本の文化を教えるんだとか。 その学校でも,またホームステイ先(校長宅)でも インターネットが利用できるはずなのに,メールは来ない。 あちらで楽しくやってるせいだろう,とも思うが。 |
| ◆ Softbank 奥さんのケータイからメールが届いた。 ノートパソコンからの送信には失敗したらしい。 この春,ぼく自身がニュージーランドで試したときは ほとんど問題なかったんだけどな。 しかし,ケータイが使えるってことは知らなかった。 すごいね Softbank。 |
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