2008年
 つぶやき

8/1
◆胸の谷間
 断っておくが巨乳ファンではない。
 駅ビルのエスカレータに乗って,下のフロアに目をやれば
 胸ぐりの開いた服を着た女性がいた。
 おっぱいがほとんど丸見えじゃん。
 ぼくは少し身を乗り出して眺める形になっていた。
 あ,いかん,と反省したが,すでに手遅れ。
 ぼくのすぐ後ろに人がいたのである。
 とりつくろうように,別の方向を眺めたり
 人を探すふりをしたりしたが,空しかったかな。

8/2
◆苦行
 台所のガスコンロで魚を焼き,同時に味噌汁をつくる。
 両面焼きの電気ロースターでナスを焼く。
 台所にあった食材を使おうと思うと,こうなる。
 額の汗がメガネに落ちる。
 ここまで苦労して自炊しなきゃなんないものなのだろうか。

8/3
◆日勤
 団地の集団清掃で朝から草むしりに励む。
 夏だから雑草の伸びも早く,むしり甲斐がある。
 とはいえ,草刈りマシンを使うほどでもない。
 修行用に適した量というべきか。

8/4
◆犬の脱走
 うちのバカ犬が逃げ出し,3日間帰ってこないという。
 逃げても,いつのまにか戻っているのが通例だったが
 うちの犬はだいぶボケている上に,連日の炎天。
 熱中症で,家の方角もわからなくなってる。

8/5
◆犬の捕獲
 犬は多摩地区の収容所にいた。
 娘が引き取りにいったら「噛みつくので要注意」の貼り紙。
 捕まるときにそうとう暴れたみたい。
 後ろ足が傷つき,かなり腫れているという。
 いま病院で点滴などを受けている。(そのまま数日入院)
 脚は,壊死していたら切断される。
 見つかってよかった,とは思うが,つらい。

8/6
◆赤塚不二夫の死
 4日付の南日本新聞に追悼記事が載っていた。
 峠彩三さん撮影のスナップ写真が添えられている。
 (あ,峠さんについては,この「つぶやき」7月5日で紹介済み)
 追悼記事によれば,峠さんは赤塚不二夫に渡すべき謝礼金3千円を猫ババした。
 あの当時(数十年前),赤貧の暮らしゆえ,やむなく,とのこと。
 恥ずかしい過去を平気で語るのも峠さんらしい。
 もちろん,それも赤塚の追悼にふさわしいと思えばこその述懐。

8/7
◆ネタ仕込み
 夏休みなのに,9日から特別講義「人間と文化」ってのがある。
 8回シリーズの第一回目がぼくの出番。
 1回ならと軽く引き受けたが,1回3時間と知ってあわてる。
 受講生もつらいだろうが,しゃべる方もつらいぞ。
 話だけで3時間もたせる技も知識のストックもない。
 2回目担当の同僚は映画を見せるんだそうだ。
 だから,その手は使えない。
 小難しいプリントを配って,ダラダラ解説しようかな。

8/8
◆緘黙(かんもく)
 人は勝手に誤解して勝手に憤ったりする。
 ぼくはもうメンドーなのはイヤなので,口をつぐむ。
 でもな〜,自由気ままに発言していた昔が懐かしい。

8/9
◆香具師
 大学見学会で,学科長の代理をつとめる。
 高校生やその保護者を相手に,学科のPRに励む。
 何度もやってるから,慣れたもんだ。
 うちは良い先生がそろい,良い教育をしている,と打つ。
 たしかに,数年前までは,心底そう信じていた。
 しかし,今では形ばかりの熱弁。

8/10
◆特別講義
 うちの学校の講義だが,場所は県民交流センター。
 他大学の学生も受講できるように,と配慮された企てだ。
 んで,鹿児島高専の学生が10名ぐらい混じる。
 おかげで教室の空気もふだんと違うぞ。
 連中は平気で質問したり,休憩を求めたりする。
 教員を少しナメている感じが良い。

8/11
◆ギャラリー
 鹿児島大の若い教員が表象文化論の本を翻訳した。
 この先生が偉いのは,それをネタにイベントを仕掛けること。
 先月につづき,トークショーをふたたび自ら催した。
 彼のゼミ学生は,わが映画サークルの貴重な戦力なので
 会場をにぎわかす要員として,またしても足を運ぶ。

8/12
◆青いバナナ
 バナナは完熟したものより青っぽいのが好きだ。
 生協で,みごとに青々としたバナナを買う。
 皮が手でむけないぐらい青い。
 おまけに中身も渋くて食べられる状態じゃなかった。
 素人考えで,レンジでチンしてみたが,やはり不味い。
 売り物にするんだったら,食べ方も教えてほしい。

8/13
◆ Drenched to the skin
 夜,映画サークルの寄り合いの帰り,激しく雨が降る。
 自転車に乗っているが,メガネが濡れて前がよく見えぬ。
 4キロほど離れた家までヨロヨロ走る。
 帰宅して冷水シャワーを浴びてから体を拭く。
 このシャワー,あまり意味がなかったような気もする。

8/14
◆四トロ
 JR国立駅前で「よんとろそば」の看板を見た。
 第四インター(トロツキスト)のそば屋か?
 もちろん,そんなわけない。
 とろろ・おくら・めかぶ・なめこが入って「四とろ」。

8/15
◆エリザベスカラー
 入院している犬の面会に行く。
 メガホンみたいなのを首に巻いている。
 エリザベス女王というより,エリマキトカゲに似ている。
 傷口をなめないよう,人を噛まないようにとの配慮だ。
 犬にとっては相当不愉快だろう。
 後ろ肢の傷は,やはり糸で縫うことになった。
 その方が治りは早いらしいが,退院は遅れる。

8/16
◆奥さんの帰国
 ニュージーランドからクアラルンプール経由で帰ってきた。
 時間はかかっても運賃が安いからだ。
 要するに元気ってことだが,その貧乏人気質が良い。

8/17
◆犬の退院
 病院代=1日4千円×12日=約5万円,の計算は甘かった。
 施術代+薬代その他で,合計16万5千円。
 抜糸とかで通院しなきゃならんから
 今後も出費が続くが,それはもう覚悟した。
 犬は帰宅して,部屋のあちこちでおしっこする。
 もともと座敷犬じゃないし,老犬だからね。

8/18
◆レンタルビデオ
 鹿児島では利用しないが,国立のレンタル屋では常連。
 値段も1本190円で,鹿児島の半額だ。
 でも,値段が安いと選ぶときの真剣味も下がり
 駄作も含めて,ごそっと借りたりする。

8/19
◆脱糞だ〜
 犬は包帯のせいで後ろ肢のふんばりがきかない。
 ウンコしたいときは外に出たそうなそぶりをするが
 寝そべった状態からだと,もがいているだけのように見える。
 ウンコが出始めてから,こちらも大あわて。
 犬は垂れ流しのまま動き回る。

8/20
◆犬の再入院
 動物病院で,後ろ肢の傷の具合を診てもらう。
 包帯をとると,中はまだグチャグチャだった。
 家の中で動き回らせたのが悪かったみたい。
 数日安静が必要との診断。
 犬をあずけて帰宅したが,家の静かさがさびしい。

8/21
◆リージョンフリー
 外国で買ったDVDを見るためにプレーヤーを新調した。
 パイオニアの DV-410(16000円)なんだけど
 これは期待以上に使えるマシンだった。
 地域も方式(PAL)も関係なしに鑑賞できる。
 USB端子もあり,デジカメの画像ばかりでなく
 インターネットからダウンロードした映画も見られる。
 ビートルズの曲のみによるミュージカル「Across the Universe」を
 立川の映画館で見て,さらにネットから落として再見。

8/22
◆厨房に入る
 食べてくれる人がいると作るのもうれしい。
 ってんで,毎日のように料理を担当している。
 腕も上がる。
 テレビで料理番組をみて,すぐに作りたくなる。
 味付けなど目分量で適当にやっても
 最後にゃ大体おいしくできちゃう。(鼻息)

8/23
◆ Idiocracy
 IQの低い連中は多産なので,やがて地球はバカであふれる
 というSF喜劇映画(2006,米)をダウンロードして観る。
 アメリカでも一瞬で上映打ち切りになった幻の映画だそうだ。
 日本ではDVD化もされていない。
 なるほど上等な映画じゃないが,その皮肉の苦み,好きだな〜。

8/24
◆動物病院
 行くたびに客の多さに驚く。
 近々,拡張工事を始めるというのもうなずける。
 入院代,治療代で金をむしりとっている気がする。
 ペットには金をかける人も多いみたいだが
 それに乗じる獣医はズルいんじゃないの?

8/25
◆秋風
 涼しい朝にバンドゥン(インドネシア)を思い出す。
 姉妹校との交流は今年からなくなるみたいなので
 これまでに何度も訪問できたのは幸運だったなぁ。
 交流の途絶は,鹿児島県の緊縮財政によるものだが
 うちの教員の「めんどくさがり」にも因がある。
 もはやそれをどうしようとも思わぬ私も「めんどくさがり」?

8/26
◆ヒアリング
 映画好きな在米日本人のブログを読む。
  → 米映画批評
  → チュチュ姫のお楽しみ袋
 で,そういう人がほめている映画を観てみたくなる。
 たいていの映画はダウンロードできちゃうからね。
 字幕などついてないから,話は絵で理解する。
 自慢じゃないが英語はフランス語より聞き取れない。(笑)

8/27
◆年代物
 玄関先の蛍光灯を交換する。
 そのときカバーを落として壊してしまった。
 昔の照明器具なので,丸ごと交換が必要かもしれない。
 が,そうなると多少おおがかりの作業になる。
 見栄えは悪いが半壊したカバーをそのまま使おう。
 むしろその方が家の古さにマッチする(ってか)

8/28
◆体調不良
 体の皮膚全体にちょっと不快感を覚える。
 体温を測ったら 37.5度。
 ふだんは 36度ちょぼちょぼなので,微熱だね。
 また肺炎になっちゃったか?

8/29
◆老いの利点
 うちの犬は雷が嫌いだったが,いまは平気みたい。
 ものすごい稲光と雷鳴にも動じない。
 耳が聞こえなくなったばかりじゃなさそうだ。
 全体として感受性が鈍っている。
 おかげで,不快な音は耳に届かず
 イヤなことは頭の上を素通りする。

8/30
◆体がなまる
 犬が座敷犬と化し,下の世話もしなくちゃならぬ。
 つきあいでほとんど終日家にいる。
 外に出るのは買い物のときぐらい。
 体を動かすために,いつもより遠くのスーパーに行く。

8/31
◆知り合いの有名人
 奥さんに「本屋さんに行くんだったら本を買ってきて」と頼まれた。
 高校時代の同級生2人の新刊本である。
 いずれもけっこう著作の多い人たちだ。
 たしかに,そういう人と知り合いだとちょっとうれしいかも。

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