2008年
 つぶやき

9/1
◆ハードディスクの再利用
 内蔵ハードディスクが4台ある。(80〜160 GB)
 死んだパソコンから取りはずしておいたものだ。
 これらを外付HDに変換するアダプター(3千円)を買った。
 4台のうち3台は元気に蘇生したので感動する。
 データの保存用に使えるぞ。
 別のバックアップ用マシン(500 GB)はすでに満杯だからね。
 保存しきれずにいた動画(30 GB)をさっそく移す。
 確認のため再生すると,20年前の家族の姿が映し出された。
 少しウルウルしちゃいました。

9/2
◆宗旨替え
 鹿児島に帰って銭湯に行く。
 体をのばして,ゆるゆると時間を過ごす。
 こんなことが好きになったのは最近のことだ。
 もとは風呂嫌いで通っていた。
 その証拠に,いまでも帰鹿する前になると
 奥さんや娘から「ちゃんとお風呂に入ってよ」と諭される。

9/3
◆ネット環境
 この団地に入居したての頃は,よその無線LANが利用できた。
 プロテクトしてない人がけっこういたのだ。
 最近,無線LANの数は増えたのに防御も一般化した。
 それでもたまに甘い人がいる。
 ただ,ちょっと距離があるみたいで電波が弱い。
 夜,電波の強いところを探して徘徊する。
 ノートパソコンを開いたまま手に持って歩く。
 モニター画面の光が顔を照らす。
 さぞかし不気味で怪しい人物に見えたろう。

9/4
◆胴回り
 このあいだまで太りすぎを心配し,少食につとめ
 それが功を奏したのか2キロほど痩せた。
 ジーンズのウェストにも拳が入るほどの隙間ができる。
 妙なもので,痩せたら痩せたでまた心配になる。
 別のジーンズをはけばキツキツだったから,ちょっと安心。

9/5
◆浅き夢見し
 いつもなら就床は12時すぎだが,早めに寝ちゃった。
 ワインを飲んだせいで,10時には伏せる。
 昔のガールフレンドと夢のなかで出会う。
 ウフウフとにじり寄ったが,やっぱり突っぱねられた。
 それでも,目覚めたとき少し幸せ気分が残る。

9/6
◆粗食
 夜7時すぎ,散歩のついでに駅ビルに行く。
 そこで夕食と映画を楽しもうと考えた。
 食堂街をうろつくが,どうもピンと来るものがない。
 地下街で目刺しを見かけたら,あ,これだと思った。
 もう映画はどうでもよくなり,目刺しを携え足早に帰宅。
 途中,弁当屋でご飯のみを買う。

9/7
◆カントリーライフ
 毎月恒例の集団清掃(団地の草むしり)に励む。
 草むらにはバッタ,カマキリ,トカゲなどがいる。
 そいつらに出会うたびビクッとする。
 田舎生まれ,田舎育ちのくせに虫が苦手だ。
 小学生のころはセミにもクワガタにも触れなかった。
 いまでも「自然」とは「虫の多いところ」と同義なので
 なかなか田園愛好家やエコロジストにはなれないのである。

9/8
◆宣伝活動
 ヤマダ電器に行くと,人の列ができていた。
 ダーツ・ゲームで,当たれば景品がもらえる。
 九州電力のネット通信サービス「BBIQ」の宣伝だ。
 今風にいえば日雇いの派遣労働者たちが
 詳しく説明しようと構えているが,ほとんど無視されてる。
 ぼくは同情心がわき,ちゃんと聞いてあげました。
 説明の下手っぽさに憐れみと苦痛を覚える。
 ダーツにも参加して,駄菓子の「うまか棒」をもらう。

9/9
◆ script
 マイナーっぽいアメリカ映画をダウンロードして楽しむ。
 この映画にはもちろん字幕などつかない。
 しかし,よくしたもんで,セリフのデータを集めているサイトもある。
 それをプリントして映画とともに眺めれば
 おお,りっぱに英会話の勉強までできちゃう。

9/10
◆主客転倒
 お付き合いで箱入りの鉱泉水を買う。(10リットル600円)
 がんばれば単身でも消費可能だと踏んだ。
 台所に置いて,なるべく頻繁に飲む。
 なんだかこいつに生活を支配される形になりました。

9/11
◆何やってんの?
 と,隣室(学校)の同僚に聞かれた。
 たしかに夏休み(10月末まで)は鹿児島を離れるのが
 ぼくの場合,これまでの通例であった。
 だから,なぜ今ごろここにいるんだ? と尋ねられた形。
 いや,別に,と曖昧に答えたが追求はされず。
 どうやら時候の挨拶と同じレベルの質問だったみたい。

9/12
◆リサイクルショップ
 近所の BOOK-OFF が立ち退き,中古品の店に変わる。
 金属パイプの棚(ラック)が 2500円で出てた。
 ただし,配達してもらうと 2000円が加算される。
 一方,見積もりのための訪問は無料だという。
 ならば,見積もりのついでに運んで,と頼んだら
 配達はやっぱり有料です,とカタクナ。
 しかたなく分解して自分で運び,組み立てなおす。

9/13
◆ chill
 真夜中に目が覚める。
 鼻がつまって,口呼吸しかできなくなってる。
 扇風機が回っていたので止める。
 窓が開いていたので閉める。
 タオルケットを毛布に替える。
 ようやく,もわっと暖かくなったので,また眠る。

9/14
◆マックユーザーの会
 マックの使い方で知りたいことがあり,久々に例会に出る。
 参加者10人ほどだが,達人が多いので
 ぼくの「問題」はあっさり解決した。
 一方,全体の話題はもっぱら iPhone の使い方。
 見れば,ぼく以外はみな iPhone を手にしている。
 iPhone で自宅のパソコンを操作する手口とか
 かなり高度の話が空中を飛び交う。

9/15
◆ Ecolo
 薩摩半島のまんなかあたり,廃校になった山中の小学校で
 エコ系のフェスティバル「森の学校」が開かれた。
 知り合いにチケットを買わされたこともあるが
 中秋の名月を森の中で楽しむのもいいかな,と参加する。
 ところが,朝からあいにくの雨。
 で,ぼくは山中の温泉に行くのを第一目的に変更した。
 森の学校には夕方から参加し,コンサートを聴く。
 大人の学芸会だが,畳に寝そべって聴くとまんざらでもない。

9/16
◆日活ロマンポルノ
 ファンは多いというが,ぼくは無縁のまま過ごしてきた。
 ちょっとした「勉強会」に出て旧作のDVDを観る。
 俳優や監督はその後有名になってるから「歴史的価値」は感じる。
 しかし,映画自体はどうにもつまらない。
 元々ファンじゃないんで「おもしろがれる」ポイントがわからない。
 ただ,出てくる男女がすぐ発情するのは「良い」。

9/17
◆つけめん
 鹿児島の「東池袋大勝軒」でラーメンを食べる。
 食券販売機で「大盛」のボタンを押す。
 後ろに人がいたので,せかされ,思慮が足りなかった。
 大盛は3人前に相当する量だったのだ。
 人目を意識し,これくらい平気で食べちゃう,みたいなフリをする。
 両隣の客が立ち去ってから箸を置く。
 それでも3分の2は食べちゃいました。

9/18
◆重態
 うちの犬はまた入院した,と奥さんから連絡あり。
 最近ようやくカラーも取れ,家の中を自由に歩いていたが
 それもつかのま,3日前から調子が悪い。
 歩くのもヨロヨロで,食欲もない。
 検査をしたら,腎臓の値が悪いらしい。
 獣医は「お覚悟を」というんだが
 先日の抜糸のときは「普通より2倍,回復が早いですね」といったぞ。

9/19
◆さんま
 これ,焼いて食べるの,今月だけでも3回目だぜ。
 けっこう気に入ってるってこと。
 通販で買ったロースターが役に立つのもうれしい。
 ただし,うちでは電子レンジと同時に使うとヒューズが飛ぶ。

9/20
◆犬が死んだ
 危篤の連絡で,奥さんと娘が病院に駆けつけ
 心臓マッサージの場面に立ち会った。
 享年15だから,人間でいえば百歳か。
 それでも家族は泣いている。
 家に引き取り,一晩過ごしてから,火葬。

9/21
◆ Divertissement
 昼はドラムサークルで楽しく太鼓を叩く。
 夜は小さなライブハウスでジャズを聴く。
 ドラムサークルの主催者が出演するからだ。
 その後,誘われてバーに行き,酒を飲む。
 あまりなじみのない「大人の」世界である。
 一人ではしゃいで,空気をこわす。

9/22
◆自主上映会
 みなみホール(南日本新聞社内)を使用する。
 使用料が高いので,一日3回上映する。
 採算ラインは観客数 350人だったが,めでたく700人を突破。
 そのかわり世話人は早朝から夕方まで働きづめであった。
 打ち上げはモスバーガーで,と質素なもんだ。

9/23
◆飛行機に乗り遅れる
 自分のスケジュール表の記載ミスのせいである。
 到着時刻を出発時刻の項に書き込んでいた。
 その間違いに気づいたのは出発の40分前だった。
 空港までは30分以上かかるので,もう間に合わぬ。
 格安チケットゆえ別の便には使えない。(払い戻しも5割)
 あわててネットで鹿児島市内の金券ショップを検索し
 東京まで1万円安い片道2万9千円の当日チケットを購入。
 郵便局のATMでお金を振り込み,12桁の数字を教えてもらう。
 あとは空港に直行し,航空会社カウンターでその数字をいえばよい。
 こうして「無事」つぎの便に乗ることができました。

9/24
◆経済思想史研究会
 18世紀の経済学についてフランス人の学者の講演を聴く。
 講演後の質問はフランス語か英語,もしくは日本語で,といわれる。
 誰も日本語を使わないので,最近はそうなんだ,と感心した。
 さらに感心するに,若い連中は平気で「素朴な」質問をする。
 その昔,ぼくが大学院生だったころは,そもそも誰も質問せず
 外国人教授から「アメリカでは質問しないのはバカ」と叱られたもんだ。
 しかし,バカっぽい質問はできないしなぁと,みんな思っていた。
 それがいまではすっかり「アメリカナイズ」

9/25
◆自堕落
 緊張感のない暮らしを自分じゃ気持ちいいと思っている。
 しかし,昔の研究仲間と会うと,少し気持ちがザワザワとする。
 彼らはいまでもとんがっている。
 環境によってそれを強いられてもいるんだろうが
 胸を張って生きている感じはそれなりにすてきだ。
 ぼくは自分のバカ状態を人前で自慢できない。
 つまり,ぼくの幸福は風呂に入っておならをするようなもの。

9/26
◆記録媒体としての DVD
 もうすぐこんな話題は時代遅れで意味不明になりそうだが
 DVD+R DL(8.5 GB)10枚セット=9百円という安物を買った。
 (DLも特殊だが,+R はさらに特殊)
 ところが,この10枚のうち8枚は不良品。
 こんなことなら値段は3倍だけど国産品にすべきだったか?

9/27
◆ラーメン道
 終日,家で留守番をし,昼夜とも外食だ。
 国立市内でラーメン屋をめぐる。
 昼は「仁楽」,夜は「にんにくや」
 いずれも超美味ってほどじゃないが,個性はある。
 というか,ここらじゃ個性のみが重要らしい。

9/28
◆手書き
 ちょっとしたメッセージを紙に書いたら
 その字がとても下手っぽいので驚く。
 もともと上手じゃないが,それにしても,の感じ。
 パソコンを多用しすぎているせいである。
 紙に字を書く習慣が失せた。
 指を眺めると,いつのまにかペンだこも失せてる。
 なんか大事なものをなくしたような気分になる。

9/29
◆宗教行事
 谷保天満宮のお祭りで,朝から囃子の音がうるさい。
 防災用のスピーカーから流れてくる。
 インドネシアで聞いたコーランの祈りを思い出させる。

9/30
◆銀座
 鹿児島にもどる飛行機の出発時刻は夜なので
 昼間は都心部で遊ぼうと考えた。
 六本木の国立新美術館は月曜も開いており
 半分行きかけたが,気が変わる。
 有楽町の駅近くの映画館に行く。
 「12人の怒れる男」のロシア版リメイク作品を観た。
 しかし,ガード下の食堂で食った「づけ丼」の方が心に残るなあ。

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