| つぶやき |
| ◆覚醒効果 早朝5時に目をさまし,そのまま起きようと思う。 お湯を沸かし,濃い緑茶を飲む。 コーヒーよりも効く,という話を聞いたことがあるからだ。 しかし,その効なく,二度寝してしまう。 お茶にはテイン(=カフェイン)を和らげる別の成分があるらしい。 あ,このテインという名前は死語ってのも先ほど知りました。 |
| ◆ゼミナール 夜間部のゼミが始まった。 今年は「ごく普通の」スタイルでテキストの輪読を試みた。 ところが初日から運営がぎくしゃくする。 教員が「このスタイルでいく」と腹を据えてないからだ。 じと〜っと本を読んでいくのは自分としてもつまらない。 どうしても教員が「正しい読み方」を指導する形になる。 議論で頭を鍛える方法としては不適だな,やっぱり。 学生に尋ねると,教員と同様の不満が出た。 「常識的でない,ものの考え方」を学びたいという。 たしかに,ゼミ募集でぼくはそれをアピールした。 アピールはしたが,じつは今でも適切な方法を知らない。 つまり給料がもらえるような教育などできずにいる。 |
| ◆秋の風 採点用の赤い太字用ボールペンを買いに行く。 大きい文房具店であれこれ物色するのも楽しみだ。 学校に行く前に立ち寄れば,まだ開店前。 近くの公園で時間をつぶす。 テニスコートではオバサンたちの嬌声がひびき 頭上には秋晴れの空が広がる。 |
| ◆眼鏡の安売り店 眼鏡のフレームが壊れたので修理しなければならない。 このさいだから,もう一つ新しいのを買おう。 前に2度買ったことのある小さな眼鏡屋か それとも,近くの量販店「眼鏡市場」か,しばし悩む。 安くて,でき上がりが速いという量販店に行く。 が,30分でできる,て話はウソだった。 あれこれの検査と解説だけで1時間半。 しかも,お渡しは10日後だと。 |
| ◆勤労奉仕 団地の集団清掃に,今月の参加者は4名。(先月は6名) 2年前(入居当初)は全戸(12名)が参加していた。 いまは4戸が空室だし,かつ参加者も半減した。 短期間で住民の意識も大きく変化したようだ。 |
| ◆ジジェク ラカンの精神分析の理論で映画を解読する思想家である。 彼の本を読んで,ちょっとおもしろい,と思った。 映画好きの友人が,それなら,と別の2冊を貸してくれた。 ありがたいが,まだ読まずに1ヶ月がたつ。 学生に本を読ませることのむずかしさを わが身で実体験している形だ。 |
| ◆Bla Bla Bla 仏映画「La graine et le mulet」(クスクスの粒と魚のボラ)を観る。 昨年フランスで大評判だったというが 日本じゃ未公開だしDVDもない。 んで,インターネットからダウンロードして鑑賞したのである。 60歳で失業した船大工がクスクス料理店を開く話。 早口で発音不明瞭な会話や口論が続く。 連中はいったい何をしゃべっているんだろう。 昔,はじめてフランスに行ったとき 寮でテレビを観て,みんなが笑うところで笑えなかった。 ちんぷんかんぷんで,せつなかったことを思い出す。 |
| ◆匿名希望 夜間部の学生に「ガソリンはうちの店で入れてくださいよ」と声をかけられた。 うちの近所のスタンドで働いているという。 でも,自分の正体が知られている店は,なんかヤだな。 飲食店とかで「先生」と呼ばれるのもイヤだ。 そういう店を好む「先生方」も多いようだが ベタつくような関係はハタから見るのも痛い。 |
| ◆ゼミ討論 夜間部のゼミではテキストを読むのをやめた。 そのかわり,毎週テーマを変えて議論することにした。 第1回目は「くだらなすぎて笑っちゃうこと」について。 めいめいが「くだらね〜」と思うことを出しあう。 全員が楽しげに発言した。 この企ては久々に成功の部類だね。 |
| ◆ SISAY(シサイ) エクアドル先住民のバンドである。 人に誘われて,鹿児島でのコンサートを聴きに行く。 自分にとっては無名なので,3300円の「立ち席」値段も高かった。 しかし,じっさいに聴くとこの値段は安い。 2時間の演奏で,大もうけしたような気分になる。 |
| ◆話せばわかる,か 話をまったく逆に理解しちゃう人(今回は学生)がいる。 普通の人(大半)は「まあ普通に」理解してくれる。 普通でない人は,勝手に憤ったりするので困る。 かつては,そういう人がいることを想定せずに暮らしていた。 だから,安心してバカを言ってたのだ。 最近は,けっこう用心深くしているつもりだが それでもやはり「不条理な怒り」をかうことがある。 |
| ◆空咳 夜中3時に目が覚めた。 のどに異常なく,熱もないが,なぜか咳が出る。 起きると咳は止まる。 しかたない,そのまましばらく起きてよう。 夜明け前の5時,近所の弁当屋でのり弁を買う。 これを「上品に」半分だけ食べたら,ようやく眠れました。 |
| ◆新しい眼鏡 注文しておいた眼鏡ができた。 こんどは普通のレンズで,色は変わらない。 調光レンズだと値段が倍になるからだ。 量販店で買うのだから安くなきゃ意味がない。 大事なところでお金をケチる自分も悲しい。 レンズは妙に明るく,世界がまぶしい。 |
| ◆サロン 鶴見俊輔が好きなので,その自伝を読んでいる。 サークルとかで雑談することの重要性が説かれる。 だよな〜,とは思うが,サークルを作るのがむずかしい。 一方,ぼくの研究室のお隣さんはいつも楽しそう。 そこは鹿児島キューバファンクラブの「本部」。 週末・休日には,キューバ好きの老若男女が集まる。 音楽・ダンス・酒がつきもの,ってのも良い。 |
| ◆料理番組 NHK教育で「簡単につくれる汁物」を見る。 小賢しい女子アナがうるさいが,講師のオバサンは木訥でいい。 その料理をつくりたい気にさせる。 いわゆる「心に火をつける」教育ってやつ。 |
| ◆学生の関心事 夜間部のゼミで,学生に「本日のテーマ」を出させる。 提出された数々のテーマのうちから みんながもっとも語り合いたいものを選ぶ。 で,それは「デート何回目で(男は女に)手が出せるか?」 なんだか素朴だね。 でも,けっこう盛り上がったから,ま,いいか。 |
| ◆まちの盛衰 ミュージアムプロデューサー(?)の砂田光紀氏が 故郷鹿児島の「魅力を活かす」アイデアを語る。 まちづくりについて一味違う話をしてくれるかも と,ちょっと期待して講演を聴きに行った。 自分の授業のためのネタ仕込みもあるんですがね。 彼は,まちはつくるものではなく,できちゃうものだ,といい 言外に,未来に向けての上手な滅び方を示唆する。 後で物語ができるように美しくまちを廃れさせたい。 ぼくは話を勝手にそう解釈し,勝手にうなづいた。 |
| ◆講演会の運営 講演会を企画・実施する側もけっこう気疲れする。 公開講座「鹿児島の映画文化」を催した。 一回目は映画プロデューサー伊地智啓さんを招く。 その世界では有名でも一般には知られていない。 聴衆30人は少ないともいえるが,そこそこ来たともいえる。 ぼくは企画者として冒頭の挨拶をし 途中は自分の授業のため抜けて,閉会の挨拶に戻る。 だから,講演の内容はまったく知らない。 |
| ◆すきまの消滅 日仏社会学会に参加すべく,朝一の便で上京する。(会場=専修大学) プログラムも議論の内容もすっかり「普通の」学会になってる。 かつては,もっと「ゆる〜い」学会だった。 何をしゃべっても許されそうな空気が心地よく だから『年報』作成の裏方仕事も喜んで引き受けてきた。 しかし,ふと気づけば学会はすっかり「成長」している。 良いことではあるが,自分にとっては居場所がなくなった感じ。 『年報』編集も次の18号からは「プロ」に任せることになり 「これまでご苦労様」と言われて,ありがたいような淋しいような。 |
| ◆ほっともっと弁当 お昼は国立市郊外の蕎麦屋で,の個人的な予定が狂う。 朝から忙しく働く奥さんから,何か買ってこいと命ぜられた。 だもんで,ほも弁の弁当で済ますことになる。 ほも弁なら,一昨日,鹿児島で食べたばかりだ。 味がどこも同じなのは感心だが,やはりつまらない。 |
| ◆中国当代美術 国立新美術館へ「アヴァンギャルド・チャイナ」を観に行く。 不快感を催させるものもあるとの「警告」も期待を抱かせた。 しかし,全体として「頭で理解できる」手合いのものが多く 気持ちをざらつかせ,波うたせるものは少ない。 でも,方力鈞(ファン・リジュン)はいいな。 さすがにこの展覧会のポスターになってるだけのことはある。 夜,2007年の米映画「ブロークン・イングリッシュ」を観ると あるシーンの背景にファン・リジュンの絵があった。 ほ〜,やっぱ有名なんだ。 |
| ◆歌舞伎 東銀座は歌舞伎座近くの東劇まで行く。 いわゆるシネマ歌舞伎を観るためである。 山田洋次監督が中村勘三郎主演の舞台「文七元結」を映画化した。 もとは落語ネタだから,笑わせ泣かせる。 とはいえ,テレビで放送されたNY中村座の「法界坊」で いたく感動したのに比べれば,ちょっとね。 銀座でお昼に煮魚定食7百円を食べて鹿児島に戻る。 |
| ◆歯痛? 数日前から,温かいものが歯にしみる。 虫歯か,と思って歯医者に行った。 ところが,診てもらっても痛いところが見つからぬ。 医者が「ここですか?」という個所はどれも外れ。 レントゲンでも異常は見つからない。 けっきょく歯石の除去のみで「治療」は終わった。 で,いまは温かいものを食べても無痛。 |
| ◆散髪 バーサンが一人でやってる床屋に行く。 ここは注文の言葉もいらず,黙って座ればよい。 イスに座ったらすぐ眠っちゃって 気がつけばもう終わっていた。 黙ってお金を払い,黙って去る。 バーサンとは会話なしのままだが,それがすがすがしい。 |
| ◆挨拶下手 講演会で「開会の辞」を述べる係をやってる。 先週につづいて2回目である。 「ただいまから始めます」のワンフレーズのみだが またしても滑舌悪く,レロレロの挨拶となる。 |
| ◆自意識 ご飯のおかわり自由という定食屋に入る。 この手の店が好きなんです。 でも,ご飯をガシガシ食べるジジイの姿ってのもな〜。 ちょっと見苦しいんじゃないかと思い 2杯目はそっと出しました。 |
| ◆鼻白む アフリカの弊習とされる女性器割礼を批判した映画を観る。 女性団体の主催で,会場はけっこう満員だ。 ぼくは映画の途中で少し寝ちゃいました。 映画が終わると主催者の女性が挨拶をする。 でも,この人,ひとりで感極まって声が出ない。 そこまで感動するか,と思うが 拍手をおくる人もいるんだな,また。 |
| ◆鼻づまり 夜中に目を覚ませば,少し肌寒い。 もはや薄い掛け布団1枚じゃダメか。 厚めの毛布を出し,かつ鼻炎用の薬も飲む。 何年も前に期限が切れたやつだ。 カプセルが経年変化で容器にくっついてるのを むりやり引きはがして飲む。 成分が変化してるかもしれんが,ま,よく効きました。 |
| ◆ランチ・ジプシー 午前中,まちなかに出たので,昼飯もそこらでと思う。 自転車でうろつくわけだが,なかなか決まらぬ。 雑誌とかで評判の店にはオバサンたちが行列をつくってる。 今まで入ったことのない店に行こうと まちの東西を往復し,かなりの時間を費やす。 1時過ぎ,中央駅近くの「はなとり」でチキン南蛮定食 650円。 |
| ◆授業参観 いつかそういう時代が来ると思っていた。 大学における教育改善の波がうちにも押し寄せ 教員同士の相互視察が始まったのである。 教員はみな誰かの授業を聴きに行かねばならない。 ぼくの授業にも同僚1名が参加してきた。 でも,この人は心の優しい人なので,ちょっと安心。 |
| ◆鹿児島クオリティ 鹿児島市立美術館でのモーリス・ド・ヴラマンク展に行く。 この美術館,誰の設計なのか,とても造りが悪い。 作品数が多いと,会場が二つに分かれ,後戻りできない。 作家の初期作品をもう一度見たくても,それができない。 建物の外観も頭悪そうだが,内部はそれに輪を掛ける。 |
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