| つぶやき |
| ◆団欒 3回シリーズの講演会「鹿児島の映画文化」が終了した。 ぼくは裏方として,打ち上げの食事会に出る。 ファミレスでスパゲッティ,という食事会である。 鹿児島コミュニティシネマの仲間7人と楽しく語り合う。 この種の空気は職場内から消えてすでに久しい。 おかげで学外に知己を得たんで,まんざら不幸でもない。 |
| ◆銭失い 3連休ってんで上京し,秋葉原を歩く。 パソコンの周辺機器,大小6点,計3万円分を買う。 けっこうな荷物を両手に抱えて電車に乗る。 家族宅に着いて,いそいそとセッティング。 お遊びで買った Webカメラ(2千円)だけが作動しない。 調べてみると,これは Macでは使えないものだった。 つまり,Windows専用。 そういう「差別」は解消したと思っていたのだが。 |
| ◆天下市 国立市の祭と一橋大の学園祭が同時開催なので 11月の初め,まちは大賑わいである。 かつては家族連れでこの祭を楽しんできた。 いまは連れ立つ相手もいず,家に閉じこもる。 だから,この時期に上京したのは単なる惰性。 |
| ◆収縮感 本屋での立ち読みで,雑誌のなかに知人の顔写真を見かける。 記事を読めば,なかなかいいことを言ってる。 この人は社会的に発言する役割を担って生きてきたんだな〜。 ぼくなんか,とてもああいうことは語れない。 つまり,かなり「差」がついちゃった。 ところが,この差はちっとも不快じゃない。 これが「もともと」なんだと思う。 人生の一時期,たまたま膨張感に囚われていただけ。 |
| ◆体調不良 鹿児島に戻ればすぐに夜間の授業。 しかし,なんだか寒気がするし,鼻づまりで呼吸も苦しい。 文字どおり,息も絶え絶えのまま講義する。 |
| ◆リビドー 夜間部のゼミでは楽しい討論が続く。 少なくともぼくにとっては新発見が続く。 いまの若者は淡泊,という思い込みが打ち破られる。 意外にも,性的なエネルギーが充満しているのだ。 性的な解放度が増せば(抑圧が減れば) ボルテージは下がるはずなのに,そうでもない。 なぜか,みんな「やる気」満々なのである。 |
| ◆朝風呂 帰宅が遅いと,近所の銭湯に行けない。 で,朝,学校に行く途中で銭湯に入る。 そこはあまり知られてないが,お湯が良い。 ややぬるめなのもぼく好みだ。 朝でも,すでに何人か客がいる。 お湯につかって気持ちよく体を伸ばしていると どこかのジーサンが横でポコチンを洗う。 浴槽内でたんねんに,しごくように洗っている。 見なきゃよかった。 |
| ◆有能 けっこうな数の学生が居眠りをする。 はりきって講義しても,彼らは寝ちゃう。 ま,目を開けてる学生も多いから そのまま講義を続けますけどね。 最後に,全員に短いレポートを書かせる。 出席カードの代わりである。 読むと,寝てた学生もいいこと書いてる。 おしなべて佳作だから感心しちゃう。 |
| ◆字幕 映画サークルで「ある企て」を実行した。 「本邦未公開の洋画を観る会」を開く。 インターネットのおかげで 未公開の作品でもだいたい見ることができる。 字幕なしでも映画の良し悪しの見当はつく。 来年の自主上映会の作品選定のためである。 早めに選ばないと,鹿児島に来る前にDVD化されちゃう。 観る会は内輪の陰謀だが,けっこう受けた。 拙訳ながら日本語字幕を付けたからだ。 和訳の作業よりもソフト操作の方に手こずったな。 |
| ◆薩摩芋 意外にも鹿児島では焼き芋屋が稀少。 地元デパート「山形屋」前に一軒あるぐらい。 久しぶりに行ったら「安納芋」以外は売り切れ。 安納芋は甘いので評判がいいけど ぼくはあのベチャベチャ感が嫌だな。 昔風のホクホクした芋が食べたかった。 |
| ◆おでん あちこちのコンビニで始まった。 恥ずかしながら,おいしいと思う。 化学調味料のおかげなんでしょうけどね。 「本物の」おいしさを知らないから これで十分満足しています。 |
| ◆歯医者 もう20年ほど同じ歯科医にかかっている。 痛くしない丁寧さが気に入って,通っている。 しかし,このごろ少し「過剰診療」気味。 いろいろ医療器具を新調したせいだろう。 意味なくレントゲンとったり 同じ個所を何度も検査したり。 また,やたら歯石を取りたがるのはいいが かつてなら1回で済んだのを3回以上に分ける。 もはや丁寧というより「さもしい」感じ。 |
| ◆回向 わが家では,ぼくは器用だと思われている。 たしかに日曜大工っぽい作業はこなせる。 いつのまにやら上達したわけだ。 器用だった自分の父に近づいた感じ。 しかし,リンゴの皮むきはあいかわらず下手。 それは母が上手で,その手先に見惚れたもんだ。 いま,自分で不器用に皮をむきながら 亡き母を偲ぶ。(なむあみだぶつ) |
| ◆車検 個人経営の修理工場に車をもっていく。 母ちゃん受付,父ちゃん作業,の店だ。 やたら融通がきく感じなのもいい。 互いを信用し合って,商売が展開される。 これが田舎の良さだけど 田舎の重たさも,同じところから生じる。 |
| ◆居酒屋 管理職を離れて以来,学長と話す機会も減った。 教授会でたまたま目が合ったため 終了後,電話が来て「飲み」に誘われる。 飲みの相手はぼく一人で,もっぱら聞き役。 しかし,例によって,ものの10分で学長はできあがる。 酩酊状態で,言語不明。 ぼくは天丼を含め,出てきた料理をひたすら食う。 |
| ◆自然食 人に誘われてエコ系の食堂に入る。 店の人の身なりも店内の装飾も「それ」らしい。 はまる人ははまるんだなあ。 定食は,玄米に野菜の煮物など,いずれも少量。 味も格段うまいとは思わないが それはこちらの舌に問題があるのかもしれない。 また,あの量で千円,ってのも痛いが それもエコ系の客にとっては無問題みたい。 |
| ◆責め苦 うちの学園祭にも毎年プロの芸人(漫才)が来る。 体育館だが,客が多いので今年は入れ替え制。 いったん入るとショーが終わるまで出られない。 漫才の前に,学生の弾き語りがあった。 耳を覆いたくなる音痴ぶりに加えての大音量。 それを無理に聞かされる地獄。 |
| ◆リハーサル 全国一斉の共通テストの監督係を今年もやる。 全国共通ゆえ,係の「せりふ」も定められている。 それをマニュアルどおり読み上げねばならぬ。 予行演習の日,ぼくが壇上に立たされた。 滑舌が悪い上に,読み間違いも多く 恥ずかしいような,申し訳ないような。 |
| ◆警戒心 通り魔とか,ひきにげとかのニュースが続く。 ぼんやりしてちゃいけない,と思う。 駅のホームや横断歩道では,背後に注意しよう。 無人の公衆トイレに入るのも避けたい。 研究室も,突然の襲撃に備えてロックしておこうか。 と,妄想も昂進する。 |
| ◆ブレスト 夜間部のゼミがだんだん白けてきた。 毎回テーマを変えて「楽しくおしゃべり」してたが 学生から「学びの手応えがない」との不満が出た。 発想力を鍛える,という狙いは良くても 頭の柔軟体操ばかり続けてちゃいけないみたい。 |
| ◆不入り 映画サークルの自主上映会を開いた。 平日の夜に開催するのは初めてだ。 どちらかといえば男性向けの作品だから 平日の方が都合がよい向きもあろう,と踏んだ。 この読みは大きく外れた。 作品そのものもすでにDVD化されてるし,ね。 2日前,朝のテレビ(地元情報番組)で紹介されたが 効果なく,当日券はほとんど売れず。 上映を強く求めたメンバーは恐縮していた。 でも,ま,世話人全員が甘かったというべき。 |
| ◆家族湯 鹿児島では,あちこちの銭湯に併設されている。 家族湯のみ,ってとこもある。 地元テレビの情報番組で紹介されていた。 入ってみたいが,人をうかつに誘えない。 テレビでは「健康」な場所みたいに語られても やっぱ,カップルで入るのが基本ですからね。 |
| ◆ウォーキング ぶらぶら歩くことを「さるく」というのは九州全体の方言。 さびれた商業地区を歩きましょうという鹿児島市の企画 「鹿駅周辺さるっきんぐ」に参加する。 ふだん行かない路地裏などを覗いてみたかったからだ。 少人数に分けられ,ボランティアのガイドがつく。 コースのあちこちに茶菓が用意されていた。 「我は海の子」の碑の前では唄を歌わされる。 ハーモニカの伴奏で,はい,ちゃんと歌いました。 2時間ほどのコースを歩き終えると台所洗剤がもらえた。 |
| ◆赤壁の戦い 最近は若い女性も知っているという『三国志』だが ぼくは漫画すら読んだことがない。 漢文とかで習った成句や故事の断片を知るのみ。 ジョン・ウー監督が映画化し,ちょっと話題になってる。 その「レッドクリフ」を観に行けば,さすがに客が多い。 動く紙芝居の超豪華版といった映画で 物語を平易に絵解きしてくれる。 が,まあ,それだけ。 |
| ◆ノーチェ・クバーナ 隣の研究室は鹿児島キューバクラブの本部である。 そのクラブがコンサートを催した。 会場は街中の貸しホールだ。 キューバ音楽らしく,聴衆の大半がホールで踊る。 ぼくも壁際に立ち,ひそかに腰を振る。 ◆ 14万アクセス |
| ◆独居 大学・大学院と8年間,寮で暮らしたんで 人とつるむ楽しさを覚え,かつ,それを善とした。 サロン的な雰囲気には研究を刺激する効果がある と思って,いまの職場でもサロンづくりに励んだ。 ところが,最近は人づきあいを好まぬ手合いが増えた。 友だちがいないタイプのように見える。 しかし,そういう人にこそ生き方を学びたい。 孤独が思考と感性を鋭敏化させ,生を充実させる,かもしれないじゃん。 |
| ◆分別違反 団地のゴミ置き場の清掃当番が回ってきた。 いつもほどじゃないが,やはり違反のゴミがある。 もえないゴミの日に「紙おむつ」が出てる。 しかも,袋からこぼれている。 雨の中,拾って別のポリ袋に入れる。 |
| ◆人形展 鹿児島三越で「斎藤由美子創作人形展」をやってる。 地元テレビで知って,こりゃ,ぜひとも行かねばと思った。 昭和の子どもを素材にした人形 35点は じっさい,ひたすら懐かしさを誘う。 この三越は来年早々に閉店するが 店内のゴースト化はそれに先んじ,哀愁もひとしお。 |
| ◆街頭インタビュー 麻生首相と小沢一郎の党首討論があった日 夜のNHKニュースに,知った人の顔が出る。 停年退職した早稲田の先生だ。 銀座の歩行者として,登場した。 名前も肩書きも出ないから本当の通りがかりだろう。 ま,発言内容はごく凡庸だったから,匿名で正解。 |
| ◆たこ足配線 上京したが,案の定,家には誰もいない。 灯油ストーブはあるが,コタツがない。 帰宅した奥さんにコタツを所望した。 すると「コンセントがないのよ」という。 数少ないコンセントの一つがダメになり 残りのコンセントに部屋中の電気製品が群がる。 コタツをつないでもいいが やっぱし「ヤバイでしょ」との判断である。 |
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