| つぶやき |
| ◆道楽商売? 地元情報誌で近くに手打ちうどんの店ができたと知る。 香川のうどん学校を卒業したというおやじが 「讃岐風」うどんを1日30食限定で提供する。 店といっても,自宅そのもの。 6畳の畳部屋にちゃぶ台が3つ並ぶ。 かけうどんを食す。(390円。味は悪くない) 家の改装費はさほどかかってないかもしれんが この商売でその元がとれるかどうか,微妙。 |
| ◆国産のミステリー 若手の人気作家の本で,なんかの賞ももらった本を読む。 「つまんないですよ」と評した知人の眼力の方が正しい。 その人から借りて読んだが,たしかにつまらん。 和製ミステリーしか読まない別の知人もいる。 彼によれば,登場人物の名前が覚えやすいから,だそうだ。 ぼくに言わせりゃ,国産ものは垂れ流し的に出版されてる。 外国産は多少ふるいにかけられて翻訳に到る。 だから,その分ハズレが少ない(ような気がする)。 じっさい日本語に翻訳されてないものを読むと あっちのものでもつまらないのが多いからね。 |
| ◆ワークブーツ 出がけにヒモを結んでると,一日がんばろうって気になる。 ブーツが気分を高揚させるのは昔の思い出とセットだ。 4半世紀前,初めての海外生活を前に 新大久保駅近くの登山用品店でリュックと靴を買った。 靴は名品 Herman Survivor(現在の会社は別物) これ一足で1年余をフランスの田舎で過ごすのだ。 現品見切り品でも3,4万円はしたなあ。 しかし,じっさいに良い靴で,毎日気持ちよかった。 この靴はその後も使い続けたが,あの大洪水で消失。 [注:ロバート・B・パーカーのシリーズ小説の主人公 |
| ◆店名は秘す 郊外の山中までランチを食べに行く。 基本は居酒屋だが,昼間だけの定食も評判が良い。 なるほど 800円の刺身定食はボリュームたっぷり。 これなら客が呼べるだろう。 ただし,とても歩いて行けるような場所ではない。 て〜ことは,夜の客はみな飲酒運転で帰るのか? |
| ◆昼メロ 映画サークルの勉強会用に未公開の洋画を集めてる。 いや,ネットからダウンロードしてるだけですがね。 そのあれこれを仲間に見せようとするのだが 集まりが悪くて,悲しい。 作品の選定がゲージツに傾いてるせいか? そう反省して,いまは「泣かせもの」を集めてる。 見ればすぐに泣けそうな感じのもの。 これで女性会員の心をつかまえよう,って算段。 |
| ◆文は人なりか? 論文だけ読んで人を判断するのは難しい。 じっさいには「困ったやつ」だったりする。 文章では頭悪そうでも,人柄のいいやつもいる。 これが必ず逆相関なら簡単なのだが 文も人も悪いってのがいるからねえ。 |
| ◆ご託 辺見庸は好きな作家の一人ではある。 彼のモノローグを1時間半にまとめたNHK特集を 録画して,後でゆっくり鑑賞した。 彼の説はほとんど正論である。 ふつうの正論とは逆だったり,斜め方向だったりするが ぼくをうなずかせるという意味では正論である。 しかし,正論を吐いていると自負しているかのような その口ぶりには,いささか閉口。 |
| ◆流麗 山本兼一『利休にたずねよ』を読んでいる。 図書館の新刊コーナーにあったので借りた。 著者についても内容についても,予備知識なしである。 ところが,これが読ませる。 字を目で追ってるだけで気持ちいい。 吹聴すると,あちこちからすでに読んだの声。 巷で評判なのだともいう。 己の蒙昧を恥じる。 |
| ◆石碑 今月の自主上映会の作品は「幕末太陽傳」。 主演のフランキー堺は鹿児島市の出身である。 幼少時を過ごしただけだが,それでも記念碑がある。 高野山最大乗院という怪しい寺の境内に きわめて目立たぬ姿で立っている。 石の表には桂文楽の筆でこうある。 「さまざまに かわり榮えする いい男」 これだけじゃ,誰のための碑なのかわからん。 後ろに回ればわかるが,蘇鉄がそれを妨げる。 |
| ◆それが取り柄かよ 生ゴミがたくさん出るような生活はしてないが 最近ポンカンをよく食べたので,ゴミ袋が一杯だ。 朝,グズグズして,ゴミを出すタイミングが遅れた。 つぎの収集日は三日後である。 ぼくは鼻が悪いので,部屋の悪臭も割と平気です。 |
| ◆人生航路 義理チョコを数年ぶりにいただいた。 5年ほど前の卒業生が来訪のついでにくれた。 まもなく仕事をやめて,県外に嫁ぐとの報告。 卒業生からこういう報告を聞くのも,実は初めて。 教員という仕事を長年やってるが 人生相談のたぐいとは一切無縁のままで来た。 人柄的に相談相手にはならんと思われているせいである。 ここ数年,昼間部のゼミ生ゼロが続くのも やはりぼくの人柄に問題があるからだろう。 初めて結婚の報告を聞かされたが,祝宴への参加は断る。 人柄の悪さを貫きたい。 |
| ◆体が固い 片腕をあげて背中にまわし もう一方の手と後ろで結ぶ。 そんな技,昔はできたなあ,と思い出し 久しぶりに試みたが,ダメ。 悔しいので,銭湯に行き,再度試みる。 なんとか両手の指先が触れたので安堵する。 |
| ◆怠慢 今年は年賀状を出さなかった。 しかし,いただいた分には返事を出さねばなるまい。 中途半端に義理堅いのである。 と思いつつ,すでに2月も半ば。 いまさら寒中見舞いでもあるまい。 じゃあ,どうする? と思案投首。 |
| ◆摩擦回避 学内で出す研究誌の責任者をやってる。 内容の校正・チェックは執筆者各自が行うので その全体を眺めて「承認」のサインをすればよい。 ところが,論文ごとに書式・体裁がまちまち。 執筆要領に従えば,そんなことは起こりえないはずだ。 でも,体裁を整えると執筆者から文句が出るかもしれん。 したがって,ほとんど手を加えず,そのまま承認。 |
| ◆自家製 名刺を配りまくるような生活はしてない。 それでも,ときには名刺が必要な場面もある。 用事で上京し,家族宅でシコシコと数枚分をつくる。 なるべく,あっさりと上品に仕上げました。 |
| ◆ miserabilisme 昔,フランスで語学研修した田舎町は寒かった。 ギリシャ人の青年が着ていたウグイス色のオーバーは いかにも貧乏くさくて,かっこいいと思った。 帰国後,日本の量販店で似たような服を買った。 いつかはと思いながら,いまだに着用せず。 しかし,いま着たら,本当に貧乏っぽいジジイになっちゃう。 その意味でも時期を失した。 |
| ◆深谷市 市民による手作り映画館で有名な町へ行く。 深谷シネマは,閉店した銀行を転用したものだ。 ちょっと早く着いたので,町内見物をする。 そこらへんの人に「繁華街はどこ?」と聞いたら 郊外にあるイトーヨーカ堂を教えてくれた。 駅前から出る無料送迎バス(30分おき)に乗る。 イトーヨーカ堂の前にある大型パチンコ屋は潰れていた。 鹿児島は名画座がなく,パチンコ屋が栄える。 まるで逆じゃん。 |
| ◆日本資本主義の父 深谷は渋沢栄一の生地である。 深谷シネマ代表者(竹石さん)の年来の願望も 渋沢栄一の伝記映画をつくることだという。 おやおや,ぼくも城山三郎『失われた志』を読んだばかりだ。 渋沢栄一を誉め称える個所があちこちにあった。 この本は偶然,道中読み捨て用に古本屋で買ったものだ。 鹿児島への帰路,今度は意識的に城山三郎『雄気堂々』を買う。 これはまるごと渋沢栄一を賞賛する小説である。 渋沢栄一と言えば,ぼくが学生時代に住んでいた寮 中和寮の名付け親なんだよ。 いや,そもそも一橋大学だって,今じゃ偉そうにしているが 元は渋沢たちが鯛焼屋の2階で開いた商法講習所にすぎん。 こういう独自の(自分なりの)因縁の後押しがあったので 出来の悪い歴史小説『雄気堂々』も最後まで読んじゃいました。 |
| ◆美人女優 留守中に録画しておいたNHK単発ドラマ「お買い物」を観る。 中古カメラへの愛で晩年一瞬元気になる老人の話。 久米明はやっぱり味があるなあ。 渡辺美佐子も いつもの臭さがやや取れて,ちょっと良い。 この女優,嫌いなんだけど好きなんです。 ぼくが小学生だったころ,姉が愛読していた雑誌 「ジュニアそれいゆ」で見た渡辺美佐子のグラビア,忘れられない。 子供心に,美人だなあと思った。 その後,あれこれの役でことさら熱演する姿を見ても この人,美人臭さが邪魔をして「役」になりきれないんだなと感じる。 |
| ◆お手当 町内会の班長手当2千円をいただく。 12戸(うち4戸は空き)の県職員住宅で 毎月,町内会報を配っております。 その「仕事」でお金がいただけるとは思ってなかった。 だもんで,正直,ちょっとうれしい。 |
| ◆いい加減 鹿児島弁でいう「てげてげ」=「大概」はそう悪いもんじゃない。 ものごとをアバウトに処理することも大事だ。 J・S・ミルも half truth の概念で,そう言ってる。 ところが田舎の優等生を集めたような空間では ものごとを「きちんと」処理することが大事とされる。 それってむしろ浅はかだとは思うが,口には出さぬ。 |
| ◆五木寛之 同郷人(八女)ゆえ,あのすかしたような臭みも許せる。 その五木が最近あちこちで吹聴しているのが 「口笛を吹きながら夜を往け」というフレーズ。 コリン・ウィルソンの言葉だそうだ。 いい言葉だから,ぼくも何かの決めゼリフに使いたいな。 |
| ◆エンジョイ・エイジング これも五木寛之の言葉だ。 たしかに,年をとることで楽しくなったこともある。 人びとの前で平気で質問ができるようになった。 これは恥じらいの消失とセットだから 端から見れば随分な迷惑行為だろう。 事実,ぼくも人が平気で質問してるのを見ると そいつの「ゆるさ」加減にイライラしちゃうからね。 質問する連中(ぼくを含む)はだいたい頭が悪い。 |
| ◆異音 ノートパソコン MacBook がやや不調だ。 経験的に,これは内蔵ハードディスクが臨終寸前ってこと。 泣きを見る前に(早いうちに)交換しなければならない。 [後記:Amazon に注文した内蔵HDが,26日に届いた。 |
| ◆バッグ 小学館のビジネス雑誌「Dime」がユニクロと組んで デザインしたメッセンジャーバッグを買う。 3980円と安価だが,けっこう当たりだね,これ。 以前にも同様のコラボ製品(旅行用バッグ)を買ったが あれは1年ほどでファスナー部分が壊れた。 壊れても安物ゆえあまり後悔の念なし。 |
| ◆いびり 自分のことを棚上げにしていえば 作業(事務)がのろいといって人をいじめちゃいけない。 見てるとつらいし,さりとて,適正なふるまい方もわからない。 全員,中年以上のオッサン,オバサンだからね。 ぼくは等距離外交に努めてきたので 誰の肩も持てず,ニュートラルな顔つきでやりすごす。 |
| ◆鹿児島クオリティ 中央公民館で開かれた「まちづくり」フォーラムに行く。 パネリストは福岡,熊本,宮崎,鹿児島の商店街の代表。 それぞれの会名は,まず先輩格の福岡が「We love 天神」と名乗った。 鹿児島はそのままパクって「We love 天文館」と称する。 熊本は,模倣は恥ずかしいと明言し 少し色を変えて「すきたい熊本」と名づけた。 宮崎は独自に「Do まんなか」と名乗る。 フォーラムでの発言も鹿児島のみがスカスカだった。 自分の言葉でなく,どこかからか拝借してきた文句の羅列。 恥ずかしいといえば,このフォーラムの名前も恥ずかしい。 「まちをつくろう! Yes We Can」だもんね。 |
| ◆ヴェローナ 秋に開かれる国際学会の案内があった。 イタリア北東部の町(人口25万人)なんだが 場所的に,あまり心惹かれるものがない。 一人で外国の町をうろつくのも,そろそろ飽きた。 学会だって,人の発表を聞くだけだしね。 |
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