| つぶやき |
| ◆マシッソヨ 国立市内で韓国料理を食べようという話になる。 ネット検索で行き先を決める。 ソウル家(や)は韓国人のオバサンが一人でやってる店。 駅から歩いて 10分で,やや辺鄙なところ。 若い客2人が韓国語で話してあってる。 ぼくはじゃがいも鍋(カムジャタン)を注文した。 ネットで「味は普通」と評されていたが,なかなかどうして。 |
| ◆「The ダイエット」 帰鹿する前に,渋谷のミニシアターで映画を観る。 シドニー在住の日本人映像作家が自分を撮ったドキュメンタリー。 90キロまで肥満した女性がダイエットに励む話だ。 そこそこ楽しめるが,ぼくが感心したのは2点。 この女性,子どものころから肥満体で 容貌も,いかにももてなさそうなタイプなのに オーストラリアに渡ったら,結婚できたこと。(のち離婚) 彼女いわく「オーストラリアはデブの天国」だと。 もう一つ,原タイトル「Fat Chance」は 「見込み薄」を意味し,ちょっと掛詞ぽくて味がある。 |
| ◆少し夏やせ 韓国土産のあかすりタオルを持参して銭湯に行く。 安物のタオルだが「本場物」はさすがに違う(ような気がする)。 風呂上がりに体重を測れば 68キロを割った。 たしかに鹿児島を離れてるときのほうが 体をよく動かしているみたいだからね。 |
| ◆虫嫌い 夜,台所の電気をつけたらゴキブリが走る。 さすがに悲鳴をあげたりはしないが,ゾッとする。 じつはガキの頃から虫が苦手なのだ。 田舎育ちなのに,カミキリムシにもセミにも触れない。 自分に子どもができてからは「弱み」を隠してきた。 しかし,年老いた今,ウブな弱虫に戻っている。 |
| ◆宿痾 往年のスター大場久美子もパニック障害で悩んだそうだ。 ネットでその記事を読む。 彼女の症状はぼくが知っているものとまったく同一。 だから,読みながら,あの不快な気分も思い出す。 しかし,鬱病もそうだが,ぼくとは久しく疎遠の病。 今後もこのまま生きてゆきたい。 いや,発症しても年の功でやりすごせそうな気もする。 |
| ◆ケチ臭い 60日用の液体蚊取を8月に買ったが,すでになくなった。 スイッチを切り忘れて 20日ほど留守をしたからだ。 30日用のボトルを買い足す。 この500円程度の出費が痛い。 千円以上の無駄遣いはあまり反省しないが 小銭レベルの損には胸を掻きむしる。 |
| ◆トロい 昼に入ったラーメン屋は,段取りの悪い店だった。 本来なら具材や調味料を並べて,手際よく放り込むべきだが どれもタッパーに入れて,いちいち開け閉めする。 見ていてイライラさせられる。 4杯同時だと,時間がかかって麺も伸びる。 しかし,鹿児島県民は柔らかい麺が好きみたいで こういう店にも客が次々に入ってくる。 |
| ◆不良志向 上手な年の取り方のイメージがわかない。 大先生のように「自分の研究」に没頭する,ってのも あまり自分らしくない。(つまり不適) やっぱり人と絡んで生きていきたいのだが 相手してくれる人はいなさそう。 ならば,周囲の顰蹙を買うような形で 存在をアピールし,生きている手応えを得ようか。 |
| ◆パーベル・コルチャーギン 中学生のころ読んだ小説の主人公の名前である。 ふ,と頭の中に浮かんできた。 ロシアの小説『鋼鉄はいかに鍛えられたか』は いまでは誰も読まないだろうが,昔は有名だった。 なにしろ田舎の公立図書館に入ってたぐらいだ。 蔵書が少ないので,こんな本まで読んじゃうのである。 ただし,中学生の時点では社会思想への関心は生じなかった。 そこが,ぼくが後に大学とかで知り合った早熟の人々との違いだね。 |
| ◆最底辺 無所属の鹿児島市議からメールが送られてくる。 路上生活者への救援とかに力を入れている人だ。 政党じゃないから,逆に動きが軽快な感じもする。 現場に赴き,悩みを聞き取り,相談にのる。 この夏だけで 10人を路上から「畳に上げた」そうだ。 ただし,畳に上げても独居生活に伴う諸問題が出てくる。 それも見捨てるわけにはいかない。 てんで,このイシューだけでも活動は大変なのに この人はいつも楽しそうに笑っているのが偉い。 |
| ◆ a mess 全国の大学で一般化している「決まり」だが 研究室で女子学生と個人面談をしてはいけない。 セクハラ騒ぎの口実を与えないためである。 ということもあって,ぼくの部屋には久しく来客がない。 すると,必然的に書類や本が室内に散らばる。 ソファはもちろん,床の上にも積まれる。 わずかに残る足の踏み場をたどって,奥の机に向かう毎日。 |
| ◆裸のつきあい 銭湯の湯船のそばでオヤジどもが長話をしている。 ああいう場では「愚にもつかぬ」話が望ましい。 グダグダしゃべって互いに親しさを深め合う。 ぼくはそれを見て,ちょっといいな〜と思ったりもする。 と,そのとき,脱衣所に職場の同僚が入ってきた。 同僚とは,会話はもちろん,挨拶するのも面倒くさいので タイミングを見計らって,顔を合わせずに退散した。 |
| ◆Jリーグ 酔狂にも高い金を払って観に行きました。 京都サンガの柳沢,FC東京の平山,石川,長友…… 有名な選手の姿を見て,ミーハーっぽく喜ぶ。 でも,一人ぼっちはやっぱり寂しいね。 まわりのカップルや家族連れは,個別に楽しんでる。 チームのサポーターが密集する安い席に座るべきだったな。 |
| ◆南の楽園 海外ミステリーで「定型的」に持ち出される話だが 大金を手に入れたらカリブ海のどこかの島で のんびり暮らす,てな「成功図式」は嘘くさい。 魚釣り三昧,ゴルフ三昧で楽しめる人間なら たしかに,そういう暮らしは理想かもしれん。 しかし,そういう「たしなみ」を持たぬ人間は どこだろうと,ただヒマを持て余すことになる。 そうした退屈な余生なら,鹿児島でも実現できるぞ。 |
| ◆ Publish, or Perish 大学院生時代,噂でアメリカの流儀を聞いて ふ〜ん,そんなものか,とやっぱりよそ事だった。 後に自分も,就活用に思想雑誌に投稿を企てたが 相談した教官からは嘲笑われる。 いわく,君は論文公害にまたゴミを一つ加えたいだけか,と。 そんなことが平気で言える時代だった。 ぼくの卒業後は,先生も態度を一変したとのことですがね。 |
| ◆サポート 学会費3年間滞納の知らせが届いた。 昔の友人たちが主軸になっている学会なので 金銭的な援助は続けたく,3万円を納付する。 大会にも参加して,旧交を温めたいような気もする。 が,ときどき送られてくる彼らの論文を読むと 難しすぎて,ついていけない。 昔なら,難しそうに書くのは頭が悪いから,と揶揄しただろうが 今では,芸風を変えず持続的にがんばってる方が偉いと思う。 |
| ◆舞台劇 劇団新感線の芝居がそのまま映画として再現される。 「五右衛門ロック」はそこそこ面白いと聞き,観に行く。 うむ,意外にテンポも良くて,楽しませてもらった。 撮る人,演ずる人,みんな楽しげにふざけてる感じが良い。 2年ほど前,山田洋次が「文七元結」を映画化したのを観たが あれは監督の老いを感じさせただけだったな。 |
| ◆お色気サービス? 定食屋のオネーサン,明るく元気なのはいいが お勘定で,お釣りの渡し方が怪しい。 客の手を,両手でぎゅっと包む。 出自が「お水系」なのだろうか。 じっさい,オッサン客はまんざらでもない顔をして去る。 でも,ぼくは気色悪いので,やめてほしい。 |
| ◆絵心 デジカメは常時携帯しているが,撮ることがない。 日常を記録するという習慣もなく おもしろい被写体探しの意欲もないからだ。 まあ,ごくまれに撮ることもあるが 絵を見れば,構図のあまりの凡庸さに落胆する。 |
| ◆コールセンター Yahoo BB に質問の電話をする。 係の女性は何度も同じ言葉をくりかえす。 「14時以降は……」「14時以降の説明は……」 たしかに時間は15時を過ぎていたが 意味がわからんので,こちらも何度も聞き直す。 答え=彼女は「重要事項」の説明をしていたのである。 |
| ◆不従順 鹿児島の駅ビル内をうろつくたびに不愉快に思う。 エスカレーターで,鹿児島県民は脇に寄らない。 右左の差はあれ「都会」では「礼儀」が定着しているのに この百姓どもめ! と,いらつきながら 考え直せば,この田舎流儀こそがむしろ正しい。 大和朝廷から「まつろわぬ民」とされた隼人族の 誇らしい「文化的基層」がこういう形で表出している。 |
| ◆ゴミ当番 今週は,団地のゴミ集積所の清掃当番だ。 世の中は5連休とかで,団地も人が少ない。 隣の棟も18戸のうち,夜,灯がつくのは3戸のみ。 こういうときに清掃当番ってのは いかにも人助けになりそうで,うれしい。 |
| ◆スプラッタ splatter movie 白土三平の「カムイ伝」は,名前を聞くだに懐かしい。 それを崔洋一監督が映画化したので ひょっとしたらおもしろいかも,と思った。 ところが,これがひどい愚作。 手足がちぎれ飛ぶシーンが「みもの」ってのも,ね。 5〜6才の子を連れて来ている親がいた。 んなもの,子どもに見せていいのか! |
| ◆阿修羅 太宰府(九州国立博物館)での展覧会は いよいよ27日で終わりだが,たぶん行かない。 像の全容鑑賞の最後のチャンスでしたけどね。 そこで,行く必要性の無さをあれこれ考える。 その1)他にも大事なもの,たくさん見逃して生きてきたから。 |
| ◆肩書き 学生(+同僚)以外の人から「先生」と呼ばれると 面映ゆいというより,やや不快である。 先生と呼ばれるほどのバカでなし,の心もあるが 人とバカ話に興ずるのに邪魔。 |
| ◆記憶力 Photographic memory なんて能力とは無縁だ。 この光景を目に焼き付けて……,と思ったこともあるが ほとんど覚えちゃいない。 このごろは思い出に生きるって感じなので じっと目をつぶったりしても,イメージはすべて茫漠。 |
| ◆幸せ このごろはウツとはほとんど無縁だが 生の充実を感じる場面もほとんどない。 まあ,日常で不快なことは多々ある。 それらを除去したら幸せになれるだろうか? 脳内でシュミレートしてみたりする。 |
| ◆バイク 原チャリに乗って,そこらを走れば ひどく気分が良いぞ。 うーむ,鹿児島の田舎道を走り回りたくなる。 思えば赴任当時,授業時間以外はもっぱらバイクだった。 あんときは250ccのオフロード,今度は 90cc程度のスクーターがいいな。 |
| ◆万年筆 文房具屋に並ぶ外国産のペンをひとしきり眺める。 ああいう高級品で字を気持ちよく書きたいなと思う。 が,最近ペンを手にしたのはいつだろう。 使うとすれば手紙ぐらいだから ずいぶん長いこと誰にも手紙を書いてないわけだ。 |
| ◆キャノンのプリンター 個人用としては大きすぎるぐらいの LBP-1510を使ってる。 5〜6年ほど前の製品,白黒のレーザープリンターである。 しかし,マックの新しいOS(Snow Leopard)では動かない。 キャノンは対応努力を放棄したのである。 エプソンとかは,普通に対応しているのに,ね。 というわけで,研究室のパソコンのOSは古いまま。 |
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