| つぶやき |
| ◆反原発 川内(せんだい)原発の増設に反対する運動がある。 その集会の裏方仕事を「させられた」。 知り合いが MacBook でプレゼンしたいというからだ。 ぼく自身は鉄腕アトム=「科学の子」の影響で 原子力=平和利用の図式が刷り込まれている。 だから,安易に反原発を叫べないのである。 |
| ◆非主流 市民の映画サークルに入って映画談義を楽しみたかった。 ところがメンバーの大半は自主映画制作に燃えている。 つまり,作って楽しむ人が多かったのだ。 参加してないのはぼくと変なおじさんの二人ぐらい。 |
| ◆お食事会 ゼミの学生2名と,韓国料理の店に行く。 このゼミのテーマは「思い出づくり」だから 町歩きとかで外に出ることを企てる。 しかし,やっぱり人数が少なすぎて盛り上がらぬ。 教師がひたすらしゃべって「もてなす」形。 これで思い出にも残らぬようであれば 老醜無残な男芸者の姿は哀れそのもの。 |
| ◆夢か現か 鼻づまりで,夜も寝苦しかったりする。 んで,昼間に研究室で寝ちゃう。 見る夢は不条理なのに妙にリアルだ。 目が覚めても,夢中の気分を引きずる。 |
| ◆和製ミステリー 海外物のミステリーを好まぬ友人がいた。 人名が覚えにくいからだそうだ。 んなバカな,と思ったが,逆の現象に見舞われる。 図書館で佐々木譲『笑う警官』を借りた。 最近映画化されたので,ちょっと読む気になり……。 ところが,これがぼくには読みにくい。 なんだか人名が覚えにくいのである。 [後記]けっきょく読んじゃいました。 |
| ◆いぼ取り 先月,上京中に「おでき」の治療で病院に行った。 そのとき,医者から「いぼは簡単に取れる」と聞いた。 ならば,前から気になっていた太股の「いぼ」を取りたい。 鹿児島の皮膚科に行けば,切除するという。 液体窒素による方法では「少しずつ」取るが 切除・縫合なら1回で済むとのこと。 話が違うなあと思いつつ,「流れ」で手術を受ける。 |
| ◆ナイフ スイス・アーミー・ナイフを買う。 自分史的には4本目かな。 子どもたちが小さかった頃はピクニックで重宝した。 フランスパンやサラミが気持ちよく切れる。 近々,ゼミの学生たちとシャッター街の調査をするときに これでサンドイッチを作り,食べながら歩くんだ。 |
| ◆まきばの湯 鹿児島市の南,郊外の大型銭湯に行く。 昨年末にできた銭湯だが,行くのは初めて。 一般道は渋滞してそうなので,有料道路を使う。 360円の風呂に行くのに,通行料450円を投じた。 風呂そのものは期待したほどではなかった。 むしろ,浴槽内の毒々しい色のライトが下品。 |
| ◆死角 背中のいぼを取ったのはいいが しばらくは毎日,絆創膏を貼らねばならぬ。 鏡を見ながらやればできるはずだった。 鏡で位置は確認できるが 処置しようと手を伸ばすと見えなくなる。 だから,ほとんど手探りで誤爆続き。 |
| ◆果糖? 夏場より体重が2キロ増えた。 この変化は朝食の「改善」によるものか? このところリンゴ1個+バナナ1本を常食している。 「朝抜き」よりも健康に良いはずだったんですが。 |
| ◆人生百戯場 河野与一『学問の曲り角』(岩波文庫)に感心させられた。 学殖豊富で,文章も軽妙洒脱。 学者のひとつの模範だね。 「あとがき」で紹介されている言葉にも泣かされた。 いわく,学問は「要するに死ぬまでの間の遊びだよ」 |
| ◆ Fade Out このごろは学内でもぼくの存在感は薄い。 人からも「影が薄いですね」と言われた。 わざとそうしてるわけではないが ぼくは不在でも気づかれない人間になった。 それはそれでけっこうな状態だ,とも思われる。 |
| ◆揮毫 書道部の学生が頼みに来た。 学園祭で,各教員の手書き文字を展示するんだと。 昨年の物を返却するというので 見せてもらうと,これが案外いい。 今年もそれを使ってよ,と差し戻した。 その紙には下手っぽく「欠伸指南」と書いてある。 |
| ◆かい〜の なんだか体のあちこちが痒い。 腕の内側とか,脇とか,首筋とか……。 これが未体験の病,ジンマシンってやつか? と,たまたま校庭で出会った同僚が赤い顔してる。 聞けば,ジンマシンで体中が赤いんだそうだ。 ん〜,本物の方はすごかった。 |
| ◆海外青年協力隊 バングラデシュでがんばったという青年と話す。 善意の人ってことはわかるから こっちも「本気で」ひたすら持ち上げた。 しかし,昔からしばしば指摘されるが ぼくは「真実味」に欠けるらしい。 人をほめても信じてもらえない。 |
| ◆せこ! 昼食用に調理パンを買って学校へ行く。 あれれ,学内では体育祭の日だった。 教職員には弁当が出る。 やったね,パンは夕食に回せるぞ。 |
| ◆ This is it. マイケル・ジャクソンの映画を観た。 彼にはほとんど興味がなく,歌もよく知らない。 ただ,この映画の評判の良さに惹かれた。 なるほど,ダンサーも演奏家も「一流」が揃うとすごいね。 観る方の感受性まで向上させそうな気がする。 |
| ◆時計産業の中心地 テレビでスイスの田舎町を紹介していた。 ラ・ショー・ド・フォン(La Chaux-de-Fonds) 19世紀末,ジュラ地方のアナキストの拠点でもあった。 ぼくもプルードン学会の「遠足」で行ったことがある。 バスに乗っての団体旅行だったので 街並みなど,ろくに覚えていない。 |
| ◆脳卒中 父の発病年齢に近づいたので,そろそろ危ない。 父も一人暮らしだったが,親戚の人が発見した。 ぼくの場合は,おそらく発見が遅れるだろう。 早めに発見されれば,リハビリも効果があるが それは望み薄だと思われる。 あの官舎までぼくを訪ねてくる人はいないからだ。 この「つぶやき」が数日放置されたら,少し心配してちょ。 |
| ◆ Hangover ゼミ生(18歳女性)が朝から二日酔いで苦しそう。 この学生,前から「先生,飲もう,飲もう」と言っていた。 たしかに酒を飲んで話せばおもしろそうな人物だが 教員が未成年と酒席をともにするわけにはいかん。 |
| ◆鼻茸 鼻づまりを解消するため,意を決して耳鼻科に行く。 ネット検索で,最初に出てきた中央駅前の病院。 医者は鼻の中を内視鏡で見せて説明する。 そういうやり方,けっこう好き。 ポリープを除去する手術は1時間半で済む,といわれ 来週また行くことにした。 |
| ◆ご当地小説 小島信夫『残光』(新潮文庫)を読む。 この作家は国立駅の北口に住んでいたらしい。 立ち読みしたら,知ってる地名がでてくる。 ただそれだけの理由で買って読んだ。 90歳の爺さんが身辺のことをレロレロの状態で書く。 大家ゆえ,それは朦朧体(もうろうたい)と呼ばれるらしい。 |
| ◆道案内 韓国でもインドネシアでも僕は道を尋ねることができた。 しかし,日本で外国人から道を尋ねられたことはない。 このたび上京して,東京駅で初めて体験した。 デイパックを背負った白人系のオヤジだった。 相手の英語はよく聞き取れず,かつ当方の口も回らない。 いきおい体を使っての説明となる。 ノンバーバルコミュニケーションというやつ。 |
| ◆もんじゃ焼き これも初体験。 国立の「もじ蔵」は本場・月島に劣らぬとの評判で いつも店の前には行列ができてる。 そこに入店したが,未知の食べ物ゆえ作り方がわからん。 すべて個室だから,他人のやり方のマネはできぬ。 壁に貼ってある図解を参考に挑戦した。 できたものはグチャグチャで,食べ物の体をなさない。 |
| ◆JAL 介護割引というサービスがあるので利用してきた。 要介護のバーサンが死んでからもJALオンリー。 マイレージの罠にはまって抜け出せない。 しかし,このマイレージは会社が消えれば消える。 |
| ◆半泣きで走る 昼,海岸近くにある釜揚げうどんの店に行く。 客が多いので,さっさと食べて,さっさと引き上げた。 学校に戻ってから,バッグの置き忘れに気づく。 バッグには大事なものが全て入っている。 店に戻ろうと車を飛ばせば,こういうときに大渋滞。 バッグは無事に取りもどせたが それまでのドキドキ感。久しぶりです。 |
| ◆儀礼 学内で火災避難訓練が続く。(昼と夜) 訓練の最後に,消防署員の訓辞があり 昼は学長,夜は学生部長が謝辞を述べる。 そのいずれもが空疎である。 空疎ではあるが,儀礼上,音として発しなければならない。 ぼくは,それを黙って聞けるぐらい大人になりました。 |
| ◆鼻茸切除 高校生のとき,蓄膿症の手術は痛かった。 ところが,今回の手術はめちゃめちゃ楽だった。 メガネをかけたまま,椅子に座ったまま ものの10分足らずで終了した。 痛みは施術中も,術後も全く無し。(出血も無し) 怖くて目をつぶっていたので,詳しいことは不明。 長さ 2.5 cm(落花生の殻ぐらい)のポリープが取れた。 |
| ◆地球温暖化 日本科学者会議の九州地区シンポジウムに行く。 終日,受付のしごとを手伝う。 自然科学系の話は難しいかと思ったが 案外そうでもなかった。 10万年続く氷河期と「わずか」1万年ほどの間氷期のサイクル。 温暖化した地球も「ほどなく」氷河期に入る。 とか何とか,甲論乙駁,この領域でも正解はなさそう。 |
| ◆店番 鹿児島市の南端にある山中の公園で一日を過ごす。 数年前から晩秋の1日,そこでマーケットが開かれる。 イベントの趣旨は不明ながら,頼まれて初めて参加した。 映画サークルの宣伝をするのだが じっさいは,ただ座して客が来るのを待つのみ。 自分で持参した映画をじっと眺めていただけ。 |
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