| つぶやき |
| ◆団塊 なんでも最近,美術館などでジジイが群れているらしい。 NHKの番組「日曜美術館」で紹介されたら その直後はうっとうしいほど集まるという。 たしかにそうかも,な。 だって,ぼくたち他に行くところないんだもの。 ゴルフや競馬などの趣味があれば別だけど そうでなきゃ,図書館とか文化施設で遊ぶしかない。 |
| ◆電飾 冬木立に電球をぶらさげる飾り付けが流行っている。 つまり,もう全然めずらしくない。 にもかかわらず,ぼくの心は躍る。 根が百姓ゆえ,光り物に弱いのだ。 アパートの近所の大通りはけっこう派手なので 恥ずかしながら,毎日楽しんどります。 |
| ◆歩き方 金哲彦(ランニングコーチ)がテレビで解説していた。 肩胛骨を動かすのがコツだそうだ。 そうすると骨盤が動き,脚が前に出る。 お,なるほどね。 今まで足を引きずる感じだったのが解消された。 効果テキメン(覿面という漢字,難しいね)。 |
| ◆努力賞 がんばらなくても「デキル」のがいいと思う。 しかし,がんばっている姿を美しがる人が多い。 粗悪な社会主義的空間だ。 そういう環境では,がんばらないのは犯罪に近い。 むしろ能率悪く働くのが正しい。 |
| ◆体内時計 意識的に過ごさないと時間が乱れる。 食後はひどく眠たいのに,深夜は眠たくない。 死んだバーサン(妻の母)の晩年のように 昼間居眠り,夜徘徊というパターンになりそう。 |
| ◆読書人 一々書名は挙げないが,このごろ良書に当たっている。 マクロ経済,正義論,発想術の本で目ウロコの連続だ。 こうして知の快楽を味わっていると 自分の出番がないことにも気づかされる。 |
| ◆離島暮らし 県の南端,沖永良部島には3回行ったことがある。 その島が高齢者の転入を求めているという。 少なくともテレビ番組ではそういう話になってた。 個人的にあまり魅力的な話ではないが 自分の老後を考える機会にはなった。 ぼくはまだどこでどう過ごすか決めてないのだ。 島に行けば「センセー」と呼ばれるだろう。 それを必ずしも嫌がっていない自分に驚く。 |
| ◆高校訪問 自分の車じゃなくバスに乗って行く。 約1時間の道のり,郊外の風景を眺めながら行く。 受験生を増やすための高校訪問だ。 かつては何もしなくても客は集まったのに 最近は存亡の危機がリアルに語られる。 一般の私立大学の教員が普通にやってることを ようやくわれわれもやるようになったわけだ。 バスを降りて徒歩10分の坂道が辛い。 |
| ◆ホームパーチー 1年生ゼミの学生3人を招いてお食事会を開く。 アパートに人を招くのは初めてだ。 おかげで部屋を掃除するチャンスになった。 手製のビーフシチューをふるまう。 学生から「学校給食の味がする」と評され,脱力。 |
| ◆シカト ゼミ必修というのは学生にとって迷惑なこともある。 学生は嫌でもどこかのゼミに属さねばならない。 教師だって,それはあまりうれしいものではない。 イヤイヤ参加している学生(過半数)に語りかけても 無視されてしまうのは教師に「権威」がないからだ。 こっちに顔を向けてる少数者だけを相手にすべきか。 |
◆ポンポン![]() 寒い夜道を自転車で走るためにニット帽を買う。登山用具専門店で約4千円だったよ。 オーストラリアのアニメ「Mary and Max」の Max が 頭にポンポンを乗せているのを見て,ほしくなった。 Max はアスペルガー症候群のオヤジで 見るからに怪しげなのがいい。 ぼくもこのニット帽をかぶると,かなり怪しくなる。 |
| ◆ストラスブール テレビで街のようすが映されている。 ぼくは学会の用で訪れたことがある街だ。 だけど,ほとんど見覚えのない街であることに驚く。 知人(日本人)の家に2泊して 奧さん手製のフライドポテトを食べたことは覚えている。 |
| ◆十三里 栗(9里)より(4里)うまいサツマイモ。 近くの焼き芋屋で「さつま金時」を買い 歩きながら食べると,たしかに十三里だぜ。 |
| ◆パニック障害 作家の宮本輝が 25歳で患ったのは有名だ。 電車に乗れず,会社勤めをやめて作家に転じた。 野球選手だった長嶋一茂は 32歳で発病した。 最近,幻冬舎新書『乗るのが怖い』でそれを紹介している。 それならぼくは高校時代からの筋金入りだ。 宮本輝もテレビの対談番組で言ってたように 昔はそういう病名がなくて苦労させられた。 |
| ◆スズキ・ツイン めったに乗らないのに車検に出す。 本当は捨て時かもしれない。 捨てるにゃもったいない,と思いながら またムダ金を投じたのかもしれない。 |
| ◆耳鼻咽喉科 顎の下というか,喉の横が少しふくらんでる。 最近そうなったのか,昔からそうだったのか 気にし始めるとだんだん不安になる。 思い切って病院に行った。 以前(昨年末)鼻のポリープを取った病院だ。 医者がいうに「これは唾液腺の部分だけど異常なし」 |
| ◆たこ焼き バス停の前にできた店に入ってみた。 そこにできる店は何の店でも代々長続きしない。 バス停の前だから人はたむろするのだが 入店する客は稀,というのが伝統である。 今度の店も,オヤジは脱サラ風(つまり素人くさい)。 先々のことを想像すると痛々しい。 |
| ◆古茂田宏 一橋大の教員だが,肺ガンで死んだ。(享年58) フランス社会思想がらみで顔見知りだった。 知り合った当初は,山梨県立女子短大の教員だった。 県立短大の教員というのもぼくとの共通項。 しかし,いい人ほど早死にする。 ニュースを聞いてヘナヘナとなった。 |
| ◆『ミレニアム』 スウェーデン産の超ベストセラー・ミステリーの翻訳本。 1〜3まで,すべて上下2冊なので全6冊を 二晩かけて一気に読んじゃいました。 イギリス人の理想の老後(俗説)も納得できる。 すなわち,大金を儲けて40代で引退し カリブ海の浜辺で終日ミステリーを読み耽ること。 |
| ◆ Pocket WiFi WiFiとはインターネットに無線でつなげる仕組み。 てのひらサイズの機器(E-Mobile社)を購入した。 これまで使ってた機器(データカード)は パソコンに差し込まねばならなかった。 だから,まあ,ほんの少し便利になりました。 |
| ◆「スタンドアップ」 原題「North Country」(2005,米)をテレビで観る。 鉱山労働者のセクハラ訴訟を描いた映画だ。 昔観たときは主人公(シャーリーズ・セロン)が美人過ぎて リアリティがなく,鼻白んだ。 今度は,周りが支えるシーンに注目し 脇役のあの人この人の演技に泣きました。 |
| ◆キャップレス ノック式でペン先が出る万年筆である。 半世紀前に出て,いまでも売られている。 雑誌の広告をみて,また欲しくなった。 しかし,ペンで文字を書かなくなって久しい。 右手のペンだこも消えてなくなった。 身の回りには大型ノートも原稿用紙もない。 書きたいことも別にない(これが最大の難点)。 だけど,やっぱりインクで何か文字を書きたいな。 誰かに長い手紙でも書くか。 |
| ◆オルナン Ornans フランスの画家クールベが生まれた村である。 ぼくが住んでた町(ブザンソン)の近所なので 何度も自分の車で行ったことがある。 クールベを紹介するテレビ番組を観てたら その村も映され,しみじみとさせられる。(お約束) クールベ記念館の関係者っぽいおっさんが 頭悪そうな感じでしゃべってたのも味わい深い。 |
| ◆蕎麦 田舎のうどん屋の息子なので、当然うどん派だ。 数年前,長野県で蕎麦のおいしさを知る。 で,人が言うには,鹿児島もじつは蕎麦どころ。 しかし,長野で味わった感激はどこでも得られない。 |
| ◆かつおぶし 職場の忘年会で「景品」としていただいた。 いただいたのはいいが,家には削り器がない。 大工道具のカンナを逆さまにしたようなやつ。 あ,そういえば,カンナも今では見かけない。 |
| ◆ジジイ歩き 前方に肥満体の同僚が歩いている。 すぐに追いつくと思ったら,逆に差が開いた。 ぼくはスタスタ歩いているつもりでも 客観的にはヨタヨタ歩きなのかもしれない。 いつのまにやら歩き方も老人と化したみたい。 |
| ◆桂花(けいか)ラーメン 熊本に本店があるが,最近倒産した。 同じ熊本の味千ラーメンの支援により店舗は存続する。 新宿アルタ裏の店も昔のまま開いていた。 ぼくにとって新宿は桂花ラーメンとセットなので とうぜん立ち寄り,バリカタの麺を食して満足。 |
| ◆ペアシート 府中駅前の映画館TOHOシネマズに行く。 プレミアと称する部屋は席数が少なくゆったり。 韓国ソウルの映画館にも似たようなのがあったが あちらは値段も特別,こちらは通常料金だ。 後部の二列はいわゆるラブチェアである。 つまり,ここはいわゆる「そういう場所」? |
| ◆こたつ 誰もいない家の中。 一人こたつに入り,見るともなくテレビを見る。 これは死んだバーサン(妻の母)の晩年の姿だ。 あれれ,自分もそうなってる。 |
| ◆あんか 暖房器具のない部屋で寝るのは寒い。 そう訴えると,あんかを渡された。 死んだバーサンが使っていたやつだ。 気色悪いが,使うと存外 気持ちいい。 |
| ◆個性 いまや著名人である斎藤孝の文章術の本を読む。 大学生に作文指導するコツが書いてあるからだ。 小論文で,いかに凡庸を脱するか,が説かれている。 なるほど,と思うが,鹿児島で通用するだろうか。 つまり,採点する側(教員や人事担当者)の眼力に問題がある。 凡庸な大人は定型的な文章を評価するんじゃないか。 |