| つぶやき |
| ◆乗合バス 雨の日,バスに乗ると美人(20代後半)に出会う。 顔はすごく美人なのに体型が……という女性だった。 服装もオシャレとは縁遠い。 何でだろう?と眺めていたら,にらみ返された。 自分としてはチラ見してるつもりだったが 我知らず凝視する形になってたのか。 下卑た目で若い女性を眺める怪しいジーサン。 |
| ◆羞恥心 夜間部の学生と語り合う「哲学カフェ」。 楽しみにしてくれている学生もいる。 しかし、今回のテーマ=「はじらい」は失敗だった。 発言しにくいテーマだったかもしれんが それよりも「はじらい」のツボの世代間格差の大きさ。 それについてのぼくのおもしろがりは共有できず。 |
| ◆天文館シネコン 凋落気味の繁華街を活性化するとの触れ込みだ。 しかし,どう見ても成功はおぼつかない。 10億円超の公費が注入されるので当然反対も多い。 ぼくは傍観者として,成り行きそのものを楽しむ。 シネコン推進側がいかにも厚顔で悪役っぽいのもよい。 シネコンが失敗してもみんなを喜ばせるだろう。 |
◆ガストン・ボルデ Gaston Bordet 今から30年ほど前,フランスのブザンソンでボルデ先生(1933〜)の講義を聴いた。 フランシュ・コンテ大学で近代思想史の講義をしてた。 ふと名前を思い出したので検索したら Youtube でヴィクトル・ユーゴーを語る彼を見つける。 80近いジーサンと思えぬ若さだ。 肩書きは名誉准教授だから、教授にはなれなかったみたい。 |
| ◆鑑賞力 川端康成の古美術愛好を紹介した番組を見る。 気に入った水墨画を1時間眺めて飽きなかったという。 偉いなあと思う。 絵画にせよ音楽にせよ,細部まで鑑賞できるのは才能だ。 ぼくなんか、どこの美術館に入っても必ず駆け足。 |
| ◆謀叛(むほん) 大逆事件(1911年)で幸徳秋水たちが処刑された一週間後 徳富蘆花が第一高校で「謀叛論」を弁じた。 諸君,謀叛を恐れてはならぬ。有名な演説である。 ぼくは社会思想の講義でその抜粋を読み上げた。 自分が演説してるみたいで気持ち良かった。 意外や,学生からの評判も悪くなかったぞ。 |
| ◆中学校の同窓会 この秋に開く、との連絡葉書が来た。 準備委員4名のうち名前に覚えがあるのは一人だけ。 小学校が同じだった男だ。 特定郵便局の子だから後を継いだんだろう。 田舎では名士なのかもしれん。 |
| ◆弛み(たるみ) 目の前で,中年女性の二の腕がぷるぷる。 自分が若いころはそんなものに心ひかれなかった。 老いると審美眼の幅が広がったというべきか。 シワシワの肌に美を感ずるまで,あと一歩。 |
◆川魚 父親が釣り好きだった。自転車に二人乗りで,よく連れて行かれた。 ぼくは釣りは好きじゃないので 魚の名前もろくに覚えていない。 ところが,いま、ふと変な名前だけ思い出す。 セークリセーベー,っていうんだ。 検索すると,筑後地方だけで通じる名前。 正式名は「オヤニラミ」で絶滅危惧種だと。 |
| ◆筑後船小屋 セークリセーベーで思い出した隣町。 自転車に乗って川遊びをしに行った。 そこの中州には、かつて廣松渉の一家が住んでいたという。 うろ覚えだけど,彼はどこかでそう書いてたぞ。 だから,この哲学者をちょっと好きになったのよ。 |
| ◆サッカー 自分ではやりもしないが,テレビ観戦は好きだ。 子どもが昔、サッカー少年団に入ってたので ぼくはテレビでルールや戦法を勉強した,その名残。 |
| ◆闖入(ちんにゅう) 夜8時すぎ,夕食を作っているとノックの音。 来客などありえないので無視していると 勝手にドアを開けて,入ってきた。 隣に住む大家のバーサンだ。 施錠してない方も悪いが,勝手に開けちゃダメでしょ。 辛子明太子をあげるという。 履き物を脱いで,上がり込んできた。 「あら,ベッドはそこなの」などとチェックされる。 ぼくは夕食の準備中をアピールして,帰っていただいた。 |
| ◆ジーンズ リーバイスを愛用しているがボロボロだ。 交互に履いている2着ともお尻が破けた。 しかたなくラングラーとエドウィンを出して着る。 ウェストのサイズは昔から29インチのままだけど ラングラーやエドウィンは少しゆるい。 郊外店に走り,リーバイスを2着新調。 |
| ◆マイク この前,授業評価のアンケートをとると やっぱり「声が聞こえなかった」の回答が多い。 スピーカーはぼくの近くにあるので 自分としては拡声効果が出てると思っていた。 しかし,後ろの席まで声が届くためには 自分が恥ずかしいほどの大音量にしなければならない。 |
| ◆色に出にけり 前にも書いたが,気になる女性をチラ見してても どうやらそれはすぐにバレるものらしい。 今回は,近くにいた男性(知り合い)に見つけられた。 もちろん彼は立派な人なので口には出さぬが ぼくを見るまなざしが「わかってるよ」と物語る。 |
| ◆幸せですか? 鹿児島哲学カフェの今回のテーマである。 ぼくは前回しゃべりすぎた反省から控え目にする。 幸せとは何か,の定義のようなものから話は始まる。 不幸でない状態,欲がない状態などと続くが 偉そうなジーサンの言葉にぼくは反発した。 このジーサン,参加者の数人からセンセーと呼ばれ 本人もそれらしい口調で、横文字を並べる。 Happiness, well-being とかの講釈をし Self-esteem の欠如が不幸だという。 誰かが「セルフなんちゃら,って何?」と小声でもらす。 ジーサンは「自分を評価する人が一人でもいるといい」と結論する。 ぼくは「幸せになるために他者が必要ってことですか」と質問した。 ジーサンは「一人でもいればいいんです」とトンチンカン。 ぼくはさらに質問を重ねたが,これは余計だったね。 ぼくは平たく話したつもりだが,やはり空中戦っぽくなった。 |
| ◆学会 経済学史学会・西南部会(at 鹿大)に出る。 三つの報告を全部まじめに聴く。 どの報告も「だから何?」という印象だが それはこの学会の昔からの伝統だ。 |
◆厠の神様バザーで購入した陶器焼の人形。(2千円) 高さは6センチで、手に乗る大きさだ。 作者はヤマグチ・アキコ。 鹿児島県日置市で陶房かおりん を開いているという。 ゆるい系の作品が多い。 |
| ◆台風接近 強風の中,リュックを背負って食料を買いに行く。 このごろは水まで買うのでけっこう重たい。 ま,ウォーキングを兼ねて,せっせと出かける。 |
| ◆熱発 夜,寒けがするので体温を測れば38度。 薬飲むより寝るにかぎると早々に就床。 窓を全部閉め,長袖のパジャマを着る。 夜の2時ごろ,暑くて目を覚ます。 |
| ◆自己宣伝 マルサス『人口論』の翻訳を出版した。 光文社の古典新訳文庫のひとつだ。 旧訳より読みやすくなっているのが「売り」。 じっさい,読めばマルサスのイメージも一変するよ。 よろしく。 |
| ◆出世頭 一橋大は Captains of Industry を育てるのが校是。 だが、出身者で社長とかになれる人はごく少ない。 つまり,番頭どまりが相場である。 それでも大手企業から系列会社に「下る」と それなりに立派な肩書きがつく。 その一人に会いに行った。 彼とはついタメ口(ためぐち)で話してしまう。 高校の同窓生でもあるから許してもらってる。 |
| ◆古本 学内の夏祭りへの協力を頼まれる。 テント下で自分の蔵書を売るオヤジと化す。 あらかじめ怪しい下品系ばかり選んだが 直前になって「自制心」が働く。 急遽方針変更し「普通の」本を並べる。 売上9百円。 |
| ◆自己宣伝(2) 趣味じゃないが,高校の同窓会のMLを利用する。 同期生のみのメーリングリストだ。 新刊案内の短文メール(4行ほど)を出す。 が,直後に別人の長文メールが続き,影が薄くなった。 同窓会長(たまたま同期生)の娘の声楽リサイタルの案内だ。 同窓会で家族自慢はルール違反だと思うけどね。 |
| ◆パンツ ジーンズに続いて下着も次々にヘタってきた。 インドネシアに行くたびに現地で買ったものだ。 2週間ほどの滞在なら パンツは現地調達する。 それを日本に持ち帰り,使い続ける。 それらが順番にヘタって残りが少ない。 久しぶりに国内で買うことになったけど ユニクロでもインドネシアよりメチャ高い。 |
| ◆能吏タイプ 「あの人は深みがない」と批判してはいけない。 そんなこと言えば、たいていの人がそうだからだ。 まじめで賢ければそれで十分。 いや、じつはそういう人もかなり稀なのだよ。 |
| ◆アートは偉いか? 大野左紀子『アーティスト症候群』(2011,河出文庫)を読む。 電車のなかで読むのにちょうどよい。 「アーティストをやめてただの理屈っぽいおばさんになった」人の ルサンチマンたっぷりの文章を楽しんだ。 |
| ◆花形記者 毎日新聞の井上卓弥さんはイラク戦争のとき 現地からの報道で活躍した。 サンデー毎日に移ってからはトヨタ過労死訴訟などでの 鋭い論説が「ジャーナリズムの新しい芽」として評価された。 しかし、いまは新聞の学芸部に属して,目立たない。 ぼくはたまたま取材される側として出会ったが 逆に質問したくてしょうがなかった。 「井上さん,何かでしくじったのですか?」 |
| ◆善人たち そういう人をおちょくってはいけない。 いけないとわかっているからムズムズする。 |
| ◆非モテ系 つねづね女性にモテたいと思っている。 が,モテ方の理想型はイメージできない。 誘蛾灯のような寄せ付け方はむしろ地獄だ。 てなことを考えて,さびしさをこらえている。 |
| ◆翻訳 今もほとんど毎日シコシコ続けている。 何を訳しているかは,内緒だけど 自分で思うに「革命的なぐらい」上等な出来だ。 見方によっては「ひんしゅくもの」のレベル。 |