| つぶやき |
| ◆ブログ 鹿児島関係だけでも毎日3人のブログを読んでる。 いずれもけっこう長文だ。 毎日《長々と》書く方も偉いが,読む方も暇人。 |
| ◆あしひきの 前記の「長々」で柿本人麻呂の歌を思い出した。 山鳥の尾のしだり尾の,ってやつ。 ひとりかも寝む,とつぶやいて,また泣いた。 |
| ◆甘唐辛子 ししとうの大きいヤツだろうと思って初めて購入。 長さ 20センチぐらいのが2本で 80円だ。 金網で焼いて食べたら,口の中がヒリヒリ。 毎日,小さな冒険をしております。 |
| ◆『真贋』 吉本隆明の新刊の文庫本を買って読む。 吉本をぼくはたいして好きじゃないのに なんだかけっこう読んでる。 思えば高校時代,学校の図書館にあった 『言語にとって美とは何か』はタイトルにしびれたなあ。 あ,その本はあのとき難しくてギブアップしたまま。 |
| ◆つばめ 昔,レーニンの本を読んで感心して覚えた諺がある。 「つばめ一羽じゃ春にはならぬ」 いま調べたら、英語の諺では「春」でなく「夏」だ。 One swallow does not make a summer. (ちなみにフランス語の諺ではプランタン=「春」) それにしても,最近,燕の飛ぶ姿を見かけないねえ。 |
| ◆研究業績 「息をするように嘘をつく」人がいると、噂に聞くが 「息をするように論文を書く」人ってのは、たしかにいる。 |
| ◆ Zaz 21世紀のピアフだとか、モンマルトルの路上の歌姫、といわれる。 テレビで紹介されてるのを見てCDを買った。 Amazonでは輸入盤が 700円だった。 ところが,うちのCDプレーヤーとは相性が悪い。 しかたなく,パソコン経由で唄を聴く。 |
| ◆居酒屋 なじみの店をいくつか持てば,毎日が楽しいらしい。 ぼくはもともと酒が飲めないこともあり そういう店で「友人」づくりをするのも苦手だ。 まして「先生」とか肩書きで呼ばれたくもない。 |
| ◆眼高手低 辻邦生の『モンマルトル日記』を読んでいる。 前に読んだことがあるので,拾い読みだ。 彼は1966年からパリで『背教者ユリアヌス』を書き始める。 小説にむかう姿勢と方法論の考察がぼくをうならせる。 が『背教者ユリアヌス』の出来は、この日記に劣る。 |
| ◆ゴーヤチャンプル 大量に作りすぎたので残す。 冷蔵庫には入れず、一晩放置しておいた。 箸をつけると糸を引く。 匂いも「味」も変わらないが,捨てる。 味は3口ほど食べて確認したのです。 |
| ◆勉強家 辻邦生の『言葉の箱』(中公文庫)まで再読したよ。 どこかの文学教室での講義記録である。 辻は「ピアニストがピアノを弾くように」練習をせよ,という。 ああ,ぼくは似たようなことを自分の先生からも聞いたなあ。 バレリーナは毎日練習を欠かさぬという話。 一日休めば自分にわかり,二日休めば相手役に, 三日休めば観客にわかる、という。 ぼくはそこまで「まじめに」なりきれなかった。 だから,ぼくは学生に向かっても また自分の子にも「勉強しろ」などと叱れない。 |
| ◆高木ブー テレビの紀行番組でゆる〜い音楽が流れていた。 ネットで検索したら "Let It Boo"というCDだ。 ビートルズの曲をウクレレで歌う。 中古品が送料込みで 800円――即購入。 |
| ◆スピードカット さっさと散髪してもらいたいのに たまたま担当がおしゃべりのおばさん。 あちらは退屈しのぎだろうが、ぼくには重たい。 |
| ◆激痛 夜中にまた足の裏とスネの筋肉がひきつる。 痛みは1時間ほどで消えることはわかっている。 泣きそうなほど痛いがガマンする。 |
| ◆顔写真付き 14日付の毎日新聞の「今週の本棚」で紹介された。 先月末に受けたインタビューの結果がこれだ。 新聞を見た名古屋の知人からメールが来た。 「味わい深い初老の雰囲気」ですね、だと。 |
| ◆寓居 奧さんの家で夏を過ごしている。 邪魔にならぬよう2階の隅で息を潜めている。 力仕事などで声がかかれば降りていくけど めったにお声はかかりません。 |
| ◆ランチ・ジプシー 家には誰もいない。 玄米を買いに行けば、米屋はお盆休み。 そばでも食おうと,炎天下をうろつく。 が,結局,弁当屋で弁当を買って帰る。 |
| ◆ Asceticism(苦行) 菜食主義者でもエコロなジジーでもないのに 玄米を食い,肉を遠ざけている。 しかも,塩分を極端に減らした料理ばかり自分で作ってる。 それが健康にいいのかどうかは不明のままだ。 ただ,料理のまずさのおかげで,体重は減った。 |
| ◆家電老人 家族はそれぞれみな旅行中で,ぼくは留守番。 ところが,韓流ドラマの録画をとつぜん頼まれた。 しかたなくブルーレイ・レコーダーを買いに行く。 まあ,前から買おうとは思ってたんですけどね。 Amazon の方が安いが,すぐに要るのでヤマダ電器へ。 |
| ◆年波 久々の豪雨で気温も下がったけど なぜか,ひどく眠たい。 ぼくは暑い日でも眠たいから,つねに眠たいわけだ。 手にした鉛筆が床に落ちた音で,目を覚ます。 |
| ◆持ちネタなし 9月末に,宮崎で4日間の集中講義。 その後,鹿児島で夏季特別講座を2コマ分。 ああ、なぜ断らなかったんだろう。 軽い気持ちで引き受けたが,いまは気が重い。 人が聞くに値するような話、全然持ってないんだもの。 |
| ◆インテリ・ゲンちゃん 研究者にはバカでもなれる。 根気さえあればいい,と昔、先輩から聞いた。 ところが,この根気ってやつがむずかしい。 だから,知識人って方向にシフトしたいんだが これにも別の天分が必要なようで,つらい。 |
| ◆母の口癖 世の中に,寝るほど楽はなかりけり。 浮世の馬鹿が起きて働く。 いま調べたら、これは大田南畝(屬山人)作の狂歌。 |
| ◆黙殺 家族の歓談に割って入ろうとするが 誰も聞いちゃくれない。 |
| ◆研究 自分のテーマを,ひたすら探求するのがキモだ。 勝手に没頭して,一人で楽しくやるのがよい。 何度も言うようだが,ぼくはこれが苦手。 逆に,外部からの要請があれば,すぐやる気になれる。 アナーキーを気取りながら、実は他律型のぼく。 |
| ◆励まし 幼稚園時代からの友人が電話してきた。 この「つぶやき」を読んで「元気ないぞ」という。 |
| ◆野分(のわき) 怪しい黒雲の下,必死でチャリをこぐ。 蕪村のあの「かっこいい」句を思い出す。 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分かな |
| ◆競合 しこしこ古典の翻訳を続けているが 同じ本を別の人が訳していることを知る。 別の出版社から出るのである。 こちらの作業はストップすべきだろうか? 編集者に問い合わせたら「そのままゴー」の返事。 おもしろいことになったぞ,と思う。 根拠はないが,なぜか自信のようなものがある。 |
| ◆ Well-being 心身快調ってわけじゃないが,とくに不調は覚えない。 でも,無自覚に生きられるのは実に幸せなことだよね? その幸せをかみしめるべく,不調時のことを必死で思い出す。 すると不調なことより、恥ずかしい思い出ばかり浮かぶ。 |
| ◆風俗店 テレビで芸人たちがあけすけに体験談を語っている。 ぼくはとっても興味があるのに,行ったことがない。 ン万円という値段に恐れをなしているせいでもある。 けちくさい性分がある意味で「幸い」しているってか。 |
| ◆解脱 孤独より社交が好き,なんだけど 鹿児島にいても,つきあう人は少ない。 上京すればなおさらだ。 しかし,東京では孤独が常態だと悟っている分だけ 焦燥感は少ない。 |