| つぶやき |
| ◆最後の授業 最終講義なんて大げさなものじゃなく 普通の授業を普通にこなして終わりました。 この先 もう二度と人前で「講義」をすることは ないだろう。 人にものを教えるほどの中身がないと承知してるんで そうした「天ぷら教師」生活を終えて,むしろ安堵。 |
| ◆読書人 これまでは本を読んで授業のネタを仕込んできた。 (仕込みはバイプロダクト by-product ですけどね) 今後はもうネタなんか仕込んでも使う場がない。 読書の原点回帰だが,なんとなくさびしい。 |
| ◆あぶな絵 県立図書館の雑誌コーナーで『芸術新潮』を読む。 春画特集だ。 掲載された絵が無修正なのは時代の進化。 それを見てドキドキしなくなった自分も進化? |
| ◆ピロートーク 高田純次じゃないが,ジーサンだって睦言を交わしたい。 でも,たぶん話の途中で先に眠っちゃうな。 ムダに寝つきがいいもんで。 |
| ◆老境 むずかしい本を読んでると,すぐ眠たくなる。 本を膝にのせたまま眠っちゃう。 一日中 本を読んでるので,一日の大半 眠ってる計算。 |
| ◆孤老(2) スパムや職場通達を除けば メールはめったに来ない。 退職すればさらに減少するだろう。 電話で長話するような相手もいない。 老人会とかに入るしかないのだろうか。 |
| ◆長髪 ヒゲをやめたんで,今度は髪を伸ばそうかな。 というより,これも不精の延長なんですけどね。 で,いまは長さが何とも中途半端な段階。 |
| ◆名士 鹿児島に赴任する直前、恩師から戒めを受けた。 地方名士にだけはなるな,といわれた。 田舎でちやほやされて喜んでいると 地道な研究などできなくなるからだ。 その心配は余計だった。 この 30年,どこからもお声はかからぬまま。 |
| ◆潮時(しおどき) 若い教員から異な発言があった。 大学教員も俸給生活者らしくふるまわねばならない,という。 つまり,いろいろな掟に従わねばならない。 昔の学者のように自由人っぽいふるまいは許されない。 このことを苦にする人間は大学を去るべし。 |
| ◆川中島 小学生のころ運動会のメインイベントは騎馬戦だった。 その入場歌を歌う係をやらされたことがある。 ♪ サイジョーザンは霧深し ♪ チクマの川は波荒らし……という歌。 意味もわからぬまま頭の奥に残った。 あれから 50数年たって ようやく意味が判明。 テレビで戦国時代の歴史解説を観たおかげだ。 サイジョーザンは妻女山と書くのね。 |
| ◆研究心 ちょっとした興味で手に取った本が 意外におもしろく,巻末の参考文献にも手を出してる。 県立図書館に日参してます。 2年前,図書館の近くに越してきたのは こういう生活パターンを求めてのことだった。 ここを去る間際になって初心に帰った。 |
| ◆翻訳進行 再校ゲラが届いた。 出版の実現にまた近づいたが 出るとしてもやはり夏頃なんだろうな。 と,前進した分だけ悩みも贅沢になる。 |
| ◆農薬 玄米も減農薬のはキロ7〜8百円。(鹿児島値段) 「普通」の玄米ならキロ4百円強。 いちおう減玄米をベースにしているが 高齢者には無意味な努力かもしれん。 第一,ガキの頃から農薬漬けだったし。 |
| ◆隠れ家 退職後は家族宅で暮らすことになるのだろうか。 ず〜っと居る分には窮屈かもしれん。 (奧さんも「あなた これからず〜っと居るの やだ〜」と言う) だから,近くにアパートを借りて「勉強部屋」にしようか。 隣町なら隣町の市立図書館も利用できるぞ。 |
| ◆カード決済 クレジットカードの利用明細を見ると 怪しい引き落としが2件あった。 2万9千円と2万円だ。 2万9千円の方は,すぐに同額の入金があって,チャラ。 2万円について、カード会社に問い合わせてみた。 回答:支払い代行業者と自分で交渉せよ。 それで電話したら,案外あっさり解決した。 誰かが「動画」をダウンロードした代金らしい。 |
| ◆スピーチ 入試の試験監督をする教員たちに学長が訓示する。 ミスなく,しっかりやりましょう,というものだが ああいう訓示がぼくにはできないなあ。 自分の子どもの結婚式の挨拶だってダメだった。 定型の文句を並べることさえ ろくにできない。 ましてや、しゃれた文句を吐けるはずもない。 つまり,無教養な田舎のオヤジのレベル。 |
| ◆気のせい? 左足で何かを踏んづけているような気がする。 ごく小さな異物を足の裏で感じる。 でも,足の裏には何もない。 足の裏を手で押しても,変な箇所はない。 |
| ◆革ジャン フランスの田舎町でアナキストグループと ちょっと つきあったことがある。 かれらは一様に黒い革ジャンを着ていた。 アナキストに「制服」ってのもおもしろい。 以来,ぼくもマネして着てます。 |
| ◆ドゥルーズ Deleuze 難解という評判なのでずっと敬遠してたが いま ものの弾みで読んでいる。 自分の頭脳が哲学向きでないことを あらためてヒシヒシと実感する。 でも それでとくに痛痒を感じないのが年の功。 |
| ◆ドゥルーズ(2) 伝記によれば,彼は肺活量が普通人の1/8。 それでいてヘビースモーカーだし 一日中ウィスキーを飲んで,ほとんどアル中だった。 七十すぎてアパートの窓から投身自殺したが むしろ,そこまでよく長生きしたな,とも思われる。 |
| ◆街の本屋 国立市の増田書店に行く。 思想・哲学関係の本は品揃えがなかなか良い。 本棚を眺めているだけでも勉強になる。 アマゾンはもちろん大型書店にはない魅力。 |
| ◆街の自転車屋 お買い物用の自転車を買う。 その店は,ぼくが昔住んでいた学生寮の対面にある。 中卒で上京した住み込みの小僧がいまは店の主。 いまでも毎日,店先で働いている姿が泣かせる。 自転車はこういう店で買わなきゃいけないと思うのである。 それでいて,ちょっと値切ってみたりするぼく。(鬼) |
| ◆学生寮 大学1〜2年は「一橋寮」、3〜4年は「中和寮」 そして大学院では4年間「院生寮」で過ごした。 あわせて8年間 寮で暮らしたわけだ。 貧乏人にはありがたい施設だった。 いまの一橋大学にはそのすべてがない。 中和寮は国際学生宿舎なるものに変わった。 通りがかりに見上げれば 人影まばら。 |
| ◆メンズ・シューズ 奮発して「高い」靴を買うべく新宿伊勢丹に行く。 あれこれ履いてみるが,どれもしっくり来ない。 けっきょく買わずに外に出たら 目の前に安売り店「ABC Mart」があるではないか。 ふらっと入って,いつものとおり安物を買う。 |
| ◆斜陽 フランスから帰ってきたばかりの人と会う。 その人がいうには、シャンゼリゼもシャッター通りになりつつある。 本当かな,とも思い,ありそうだな,とも思う。 人の洋行談を感心して聞くだけの田舎者になった。 |
| ◆スーパー銭湯 国立市のはずれに大型銭湯ができた。 内容は鹿児島の大型銭湯と同程度だけど 料金は、土日は9百円、平日は8百円だから倍以上。 しかも,芋の子を洗うような(?)繁盛ぶり。 |
| ◆翻訳のしごと 4月からはたっぷり時間があるような気がする。 しかし,しごとの話はない。 昨年訳したものは6月に出る予定だというが 新しいしごとの話はなかった。 こうなれば,「原点に回帰」して 既訳のないプルードンの大著に取り組もうかな。 |
| ◆賃貸更新 いま住んでるアパートは2月末で契約が切れる。 したがって少なくとも1ヶ月余計に借りねばならぬ。 火災保険料も更新手数料も余分にかかる。 しかも、また連帯保証人を探さねばならぬ。 が,これは同僚があっさり承知してくれた。 |
| ◆初代 Mac Pro 5年前は高性能だったデスクトップPCのリースが切れた。 リース会社は所有権を放棄した、 だから,ぼくの所有物にしてよいのだが マシンの性能はいまの安いノートPCより劣る。 図体もでかいので,むしろ邪魔っけ。 |