2021年
 つぶやき

3/1
◆ 一万歩
 そんなに歩かなくてもいいのに、つい張り切る。
 帰りは、やっぱりバテちゃって。

3/2
◆ 降圧剤
 なかなか下がらなかった血圧が、おや、下がってきた。
 数値は下がったが、それで何がどうなったかは体感できず。

3/3
◆ 集いの中止
 高校の同期会が年に数回、都心で開かれてきた。
 ぼくには「ひとと話す」数少ない機会だった。
 それがないので、ぼくはもう1年以上「ひとと長話」をしたことがない。

3/4
◆ めでたい老人
 たくさん歩いているせいで、たくさん食べてる。
 おお、1キロ以上太って,69キロ台。
 筋肉がついてきたのなら幸いだ。

3/5
◆ じねんじょ庵
 チェーン店のようだが、千円のランチはおいしかった。
 そば屋でお昼を食べて、おいしがるあたりが
 ぼくも「ろうたけてきた」証拠。

3/6
◆ サババーグ
 サバ缶に、刻んだピクルスと小麦粉を混ぜ、丸めて炒める。
 梅肉マヨネーズをかける。
 バゲットで挟んで、サバサンドと呼ぶひとがいた。
 テレビで見て、ぼくもさっそく作ってみた。(美味なり)

3/7
◆ 電子図書館
 くにたち市立図書館で電子書籍が借りられるようになった。
 こりゃいいや、と思ったが、じつはたいしたことない。
 書籍数は少ないし、1冊につき2人しか借りられないんだ。

3/8
◆ 男の勲章
 昼食の準備中、右手の親指のつけねを火傷した。
 自炊してれば、そういうこと、あるよ。
 とくに手当てもせず、放置したが
 一日たっても触れば痛い。

3/9
◆ 恋心?
 生協のレジに、フレンドリーな声かけをしてくれるオバサンがいる。
 ぼくはやっぱりそこに並んじゃう。
 一言、あるいは二言、余計に言葉が交わせるもんね。

3/10
◆ 鼻づまり
 明け方、6時に目を覚まし、ネットで対応策を調べる。
 副交感神経の働きによるものだとわかった。
 脇にペットボトルを挟む、など素朴な処置が薦められていた。
 そのいくつかを実行しているうちに寝ちゃいました。

3/11
◆ 介護予防
 要支援1なので、訪問リハビリのサービスを受けてきた。
 担当の作業療法士は若いが、助言指導が的確で
 歩くのが楽しくなったのもそのおかげだ。
 そのサービスは終了し、これから自費でジムに通う。

3/12
◆ 余計な知らせ
 中学・高校と一緒だった友人の逝去を知らせるメールが来た。
 あちゃー、と思って、しばらく意気消沈。
 しかし、メールをよく読むと、死んだのは、会ったこともないかれの奧さん。
 早とちりをしてしまいました。

3/13
◆ 私小説
 西村賢太の露悪的な小説を、一時期おもしろがって読んだ。
 ひさしぶりに市の図書館を覗いたら、未読のものがけっこうある。
 ちょっとまとめて借りちゃいました。

3/14
◆ 衣替え
 黒の革ジャンを重たく感じるようになった。
 ユニクロで、オリーブ色のハーフコートを買いました。
 うふふ、これからは刑事コロンボ風にこれが普段の外出着。

3/15
◆ ユニクロ通い
 ハーフコートに続いて、ジャケットも買いました。
 スーツは在職中に数着買ったが、いまはすべて不要品。
 スーツを着るような場面がないからね。
 ただ、ちょっと羽織るためのジャケットは必要な気がしてさ。

3/16
◆ 体調
 2ヵ月前、つまり杖を使い始めたころよりは、ずっと良い。
 ノロノロ歩きならば、休憩なしに1時間ぐらい歩ける。
 しかし、家で本を読んだりすると、すぐに意識が遠のく。

3/17
◆ しあわせの値段
 立川でフィンランド映画「世界で一番しあわせな食堂」(2019)を観る。
 ゆる〜い映画だったが、シェフ(中国人)が作る料理はおいしそう。
 映画のあと、駅ビルで中華の盛り合わせを食う。
 黒酢酢豚・麻婆豆腐・小籠包などを食べて(1200円)幸福感を味わう。

3/18
◆ 生活変更
 1年間つづけた沖縄三線教室を自主卒業。
 そのかわりにスポーツジムに通うつもりだ。
 ネット注文したウェアやシューズが届いたら、入会手続きをしよう。
 歩いてて転ばない、そういう体づくりをめざします。

3/19
◆ フォー
 ベトナムの麺料理を食いに行く。
 駅の近くだが、このごろは思い立ったらすぐに出る。
 帰りはやっぱり足どり重たくなりますけどね。

3/20
◆ 買いだし
 リュックを背負って、業務用スーパーに行く。
 豆スープづくりに燃えているので、缶詰を山ほど買う。
 さすがに帰りは途中で疲れ、コミュニティバスに乗る。

3/21
◆ 刀削麺
 駅前のスーパーの近く、中華火鍋の店に入る。
 ランチの麻辣刀削麺、大盛り900円に惹かれた。
 店内には留学生ぽい集団がいて、中国語が飛びかう。
 一人旅で異国の食堂にいるような気分。

3/22
◆ 帽子
 通販でハンチングを買った。
 小雨ていどなら、傘なしでもこれで大丈夫。
 買ったその日に雨で、それが実証された。
 ただし、ガラスに映る自分の姿は、単なるみすぼらしいジーサン。

3/23
◆ 眼科検診
 やたら白内障の手術をしたがる医者だとは知っていた。
 弱ったことに、熱弁に圧されて、ぼくも手術する気になってきた。
 帰宅して、調べてみたら術後一ヶ月は運動を控えねばならん。
 弱った。ぼくはもうスポーツジムに入会しちゃったんだぜ。

3/24
◆ ジム初日
 有酸素運動のマシン(クロストレーナーなど)あれこれを初めて触る。
 どれも数分ですぐに疲れちゃう。
 プールで水中歩行をし、そのあとお風呂にも入る。
 ふつうの銭湯よりも広いんだよ。

3/25
◆ レクチャー
 ジムの新入会者は3回、パーソナルな指導が受けられる。
 で、トレーナーの話はわかりやすくてよかったのだが
 ぼくはジムを出ると、その話をほとんど覚えていない。
 話はよかったなー、という気分だけが残る。

3/26
◆ お大尽
 刀削麺がおいしい店で、千円ランチの鍋料理を食った。
 ええ、このごろはランチに千円ぐらい払えちゃうんです。

3/27
◆ 裸眼
 マスクをつけるとメガネが曇るので、外出時にメガネをつけない。
 じつは、メガネなしでもそこそこ見えちゃうのだ。

3/28
◆ パーソナルトレーナー
 ストレッチの後、マシンの使い方を教えてもらった。
 これで無料のレッスンは終わり、今後は有料。
 ぼくは、ひとりでしみじみとやりたいのだが
 先生に教わると「なるほど」と思えることが多いんだよねー。
 元気よく歩けるようになるには、この出費、しかたがないか?

3/29
◆ 無風流
 桜並木の通りに、たくさんの人がいる。
 ぼくはもともと花見とかしないので、うつむいて歩く。

3/30
◆ 有料レッスン
 ジムで個人指導を受けると1時間6600円。
 痛い出費だが、指導してもらわないと何もできない。
 沖縄三線の教室はやめたが、ぼくの「教養娯楽費」はむしろ上昇。

3/31
◆ 水中ウォーキング
 ジムのプールで水中歩行に励む。
 通販で買ったゴーグルも着けて、かなり本気のイデタチだ。
 しかし、ウォーキングに励む他の老人たちはそれぞれ工夫して、個性的な歩き方をする。
 ぼくだけ凡庸で単調であった。

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