つぶやき |
◆ おいてきぼり 表題にひかれて若い研究者の論文を(PDFで)読んでみた。 なんだかむずかしくて、ついていけない。 かれはことさら意識的にむずかしく書いているわけではない。 ぼくの頭がうまくまわらないのだ。 |
◆ 電子図書館 予約した本が確保されていますという連絡などは来ない。 自分でログインして確かめねばならないから、不便極まる。 取り置き期間は1週間なので、うかうかできない。 じっさい、ぼくはもう2冊も予約がキャンセル。 |
◆ 目医者 白内障による目の不具合がひどくなっている。 どこかで手術をしてもらわねばならない。 市内だけでなく近場の病院も検索してみる。 医者の学歴や抱負などは読めるが、何をポイントとすべきか? |
◆ 夕暮れ時 6時前後のジムには客があまりいない。 人目を気にしながらマシンを使っているぼくとしては、ありがたい。 7時になっても、あわてて家に帰る必要もない。 どうせ夕食は、作り置きの玄米をチンするだけだからだ。 |
◆「八佰」The Eight Hundred 2020年の中国映画の超話題作を Youtube で観た。 日中戦争で、中国軍の退却を援護した数百人の決死隊の物語。 戦場は上海の共同租界の対岸の倉庫なので 岸辺で眺める外国人たちのすぐ目の前で、中国人と日本人がどんどん死んでいく。 いい映画なんだが、字幕が英語と中国語の2段書きで読みにくい。 ぼくは緊張が続かず、1時間でギブアップ。 |
◆ 退職後 元の職場の一同僚は、まちなかに事務所をもうけ、セミナーを開いた。 市井(しせい)に隠れ住む、という考えをふりすてて あえて冒険(enterprise)にのりだした。 それも老後を楽しく暮らすための工夫である。 |
◆ 新宿 Apple Macbook Pro のバッテリー交換のため新宿に行く。 電車に乗るのは1年ぶり、か。 新宿は、おお、人間がたくさんいる。 ぼくは人にぶつからないよう、歩道の端をそろそろ歩く。 |
◆ 浴槽で読書 半分だけ風呂に蓋をし、半身浴の形で本を読む。 と、てきめんに眠たくなり、読み進められない。 本がどれほどおもしろかろうと、ダメ。 |
◆ 重荷を背負う 郊外のスーパーで大量の野菜とトマト缶を買う。 30リットルのリュックがパンパンだ。 体を鍛えているんで、のしのしと歩いて帰る。 |
◆ ジムのプールで 夕方6時すぎから水中歩行に励んだ。 30分ほど続けたら、足のスネがつった。 水から上がり、閑散とした夕方のプールサイドにしゃがみ込む。 持参したボトルの水をたらふく飲んだら治まった。 |
◆ 生活の乱れ? 6時前に目が覚め、鼻づまりでそのあと眠れず。 ひとり朝食をすませ、さらに昼食用の豆スープもつくる。 ベッドに戻って、横になったら10時半まで寝ちゃう。 午後も眠気が続き、終日グダグダ。 |
◆ GYAO ヤフー系の無料動画サイトで、映画を鑑賞している。 Brave =「広告をブロックする次世代の高速ブラウザ」を使う。 国際映画祭で受賞したマイナーな作品がたっぷり楽しめる。 ははは、おかげで自分の「しごと」はさっぱりですわ。 |
◆ 回復過程? 今年初めは杖をついてヨロヨロ歩いていた。 それを思えば、いまは見違えるほどの元気さだ。 作業療法士やジムのトレーナーの指導のおかげである。 もちろん、いまでも歩行速度はそこらのオバサンたちに負けますけど。 |
◆ ルーティン以前 まだ一ヶ月もたたないのに、早くもジムに飽きてきた。 二日つづけて休む。 休んで何をするわけでもないが、ご近所散歩はする。 |
◆ 会話なし ジムで週一、トレーナーの指導を受けてるが、ぼくが声を出す場面は稀。 ジムでナンパして、話し相手をゲットできればと 入会する前は思っていたが、この願いもすでについえた。 |
◆ミル『自由論』 岩波文庫から新訳が出たが、光文社新訳文庫もちゃんと売れてる。 両方きそって部数を伸ばしているみたいなのでめでたい。 増刷の知らせが届き、泣きそうになる。 |
◆ クラフト・ビール うちのすぐ近くに醸造所ができた。 このへんはコンビニ1軒のほかには、何もないところだ。 珍しいし、めでたいので行ってみた。 併設のレストランはまだ営業していないが 店の軒下の長ベンチでビールは飲める。 300cc 程度のグラスで1杯 600円。 |
◆ カサカサ ジムに行けばかならずシャワーを浴び、風呂にも入る。 そして、家でもまた寝るまえに風呂に入る。 おかげでぼくの肌から油分がすっかり取れてしまった。 |
◆ "Try to Remember" 朝、立川の映画館で日本映画「椿の庭」(2020)を観る。 映画ではブラザーズ・フォーの歌が何度も流れた。 懐かしいので、帰宅してもネット経由で何度も聞く。 歌詞も書き写し、小声で唱和しているうちにすっかり夜。 |
◆ 懐メロ (→Click) プールで水中歩行してるとき、頭のなかで流れる。 フランスの古典歌曲「愛の喜び」Plaisir d'amour。 ぼくの失恋の思い出と重なるのよ。 |
◆ プルードン アナキズムのブックガイドに、大著『貧困の哲学』の短い解説を頼まれた。 400字原稿用紙で4枚程度だから、まあ、できなくもない。 ぼくみたいな隠居老人に声をかけてくれただけでもありがたい。 |
◆ 時すでにお寿司 熱が出た。37度4 だけど、すこぶる体調が悪い。 頻尿だし、しかもそのつど少し漏れちゃう。 パッドを買って対応したが、それまでに何度もパンツ交換。 |
◆ 病院めぐり 午前中のうちに二つの病院で診察を受けた。 1ヵ月前に予約した脳神経外科と、昨日の発熱にかかわる内科。 どちらも短時間で済み、午後からはひたすら静養。 右半身にあたる西日が心地よい。 |
◆「ノマドランド」(Nomadland, 2020) 失職した高齢の女性労働者が車で放浪する物語。 今年度の米国アカデミー賞を受賞すると噂されている。 コロナで映画館が閉鎖されるまえに、吉祥寺まで観に行った。 鑑賞中の頻尿が心配だが、200ccの尿漏れパッドでガード。 |
◆ 退行? 体調が昔のレベルに戻った感じ。 今年に入ってから作業療法士やジムのトレーナーのおかげで 体の調子はいわば右肩上がりに良くなっていたんだけどね。 この成長は、ちょっとした発熱で反転するようなものだったのか。 |
◆ 目の手術 腕の良さそうな目医者を探し、なんとなくあたりをつけた。 んで、朝から自転車をせっせと漕いで行ったわけさ。 初診なのに、けっこう早めに順番がまわってきて あれあれ、来月には両目の手術、というスムーズさ。 |
◆ もたもた あいかわらずケータイ(iPhone)には慣れない。 新しい機械を手にしたまま途方にくれる老人。 まさか、それが自分の姿になるとは。 |
◆ ユン・ヨジョン(尹汝貞) 映画「ミナリ」でオスカーの助演女優賞をとった韓国の俳優。(ぼくと同い年) 彼女の2016年の主演映画「バッカス・レディ」をネット配信動画で観る。 高齢の売春婦がソウルの公園で高齢者を相手に商売をする物語。 三千円とかで春を売るが、それを買う老人たちも悲しい。 |
◆ 魚肉ソーセージ ぼくのような貧しい生まれの者には、なじみの食材だ。 それをおいしいものにする調理法を知らない。 むしろ、ときおり食べて、いまなお続く自分の貧しさを味わう。 |