2021年
 つぶやき

10/1
◆ 理髪
 台風が来る前に、と自転車で床屋に行く。
 いわゆる千円床屋で、客が十人。
 半分が女性(つまりバーサン)だ。
 世の中全体が貧しくなってる感じ。

10/2
◆ 生活パターン
 朝は7時頃に起きるんだけど、なぜかすぐに昼。
 昼食後はもちろん「しごと」にならず
 4時頃からようやく頭が働き出す。が、夕食の準備をせねばならん。
 夕食後は部屋にこもって、ただモニターの画面を見つめる。

10/3
◆ ズブ濡れ
 夕方、買い物を終えてスーパーを出ると雨。
 いかにも夕立とわかるが、自転車を走らせる。
 むしろ、ひとりで笑いながら自転車を漕ぐ。

10/4
◆ 生活改善
 午前中の半ボケ状態をなくすため、イスでのうたた寝をやめてみた。
 眠たくなったらベッドで横になることにした。
 おっ、1時間以上ちゃんと眠れた。
 が、起きても半ボケ状態は夕方まで続いた。

10/5
◆ 駅前中華
 夕食の準備をしようとしたとき、急に天津飯を食べたくなる。
 鹿児島の「王将」の天津飯を思い出したのだ。
 夜8時、がんばって駅前まで歩く。
 くにたち「王将」前で心が変わり、「日高屋」に入る。

10/6
◆ 富士そば
 恥ずかしながら、コロッケそば 430円 が大好きなのよね〜。
 今度はお昼に駅前に行った。
 駅前の人混みのなかに身を置くと「しゃば」に戻った感じ。

10/7
◆ 体重増
 い、いかん、このごろ炭水化物をとりすぎた。
 それで実害があるわけでもないのだが
 自分にたいする見栄のようなもんで。(意味不明)

10/8
◆ 地震
 ひや〜っ、ちょっと揺れたね〜。
 このへんは住民どうしの助け合いなどなさそうだし
 本格的な地震が来たらどうしよう?

10/9
◆ 鼻づまり
 いわゆるモーニングアタックが、習慣化。
 売薬(安物)は効かず、病院でもらったやつ(もはや期限切れ)も効かない。
 で、起床すれば、なんとなく大丈夫だが、ずっと半ボケ。

10/10
◆ 無辜(むこ)の民
 ミャンマーの反政府デモに向かって、軍は発砲する。
 NHKのドキュメンタリーで、2時間それを見た。
 やられっぱなしの民衆も、一部分は、最後には銃を手にする。
 何だか、それも納得できるような痛々しさだった。

10/11
◆ 斜行
 1月ごろは「パーキンソン症候群」と言われ、要支援1の認定を受けた。
 その後、リハビリに励み、このごろはだいぶん「フツー」になった。
 しかし、夜道を散歩すると、だんだん右にずれていく。
 ん〜、まだまだなのかなあ。

10/12
◆ 歯ブラシ
 電動のものを使ってて、三つめを新調した。
 これまでのはノーブランドで、今度はフィリップスだ。
 もちろん安物だけど、今度のは震動が力強いのでうれしい。

10/13
◆ コロナ明け?
 高校の同期会と大学のサークルOB会が2年ぶりに開催予定。
 場所はどちらも都心なので、行くのは大変だ。
 しかし、お互いの生存確認のために参加したい。

10/14
◆ ピーター・キャット
 1970年代の半ば、村上春樹が国分寺で開いていたジャズバーの名だ。
 ぼくは学習塾のアルバイトで国分寺にはチャリでよく行ったが
 その店の近くを通っただけで店に入ったことはない。
 村上春樹の名前を聞くたび「ああ、入っておけばよかった」と思う。

10/15
◆『詩のなぐさめ』
 池澤夏樹の本をしみじみと読んでいる。
 こういう「手ほどき」がじつにタメになる。

10/16
◆「ONODA」
 フィリピンのルバング島で生きぬいた日本兵の物語(フランス映画、2021年)。
 小野田さんは帰国しても日本じゃ生きていけないだろうな、と納得させられた。

10/17
◆ DIY
 チャリのタイヤ、虫ゴムが劣化して、空気がもれる。
 近くのヤマダ電機までチャリで行く。(10分間は走れる)
 虫ゴムのみ40円で買って、自分で修理。
 空気入れもタダで借りられた。(ヤマダ電機は親切)

10/18
◆ 記憶
 日記ってほどのものじゃないが、健康状態とかを記録している。
 見た映画とかについても書いている。
 一年前あたりの記録を読むと、ちっとも覚えてないので驚く。

10/19
◆ 歯医者
 奥歯のかみあわせが急に不調。
 かみしめると痛いので、病院に行った。
 この医者、九大卒だからなのか、やたら歯を抜きたがる。

10/20
◆ 歯痛治まる
 だいぶん寒くなったので,厚い毛布を足した。
 この毛布は、25年前の水害のときの救援物資。

10/21
◆ 病院通いが続く
 歯科につづいて、今度は耳鼻科。
 鼻づまりがガマンできなくなったからだ。
 治療は,粘膜の腫れを薬液の噴霧でおさえるだけ。
 客がいなかったので、玄関から入って出るまで 10分。

10/22
◆ そば屋
 女友だち(学生時代からの知りあい)2名とランチの会。
 平日お昼おまかせコース(1850円)をいただく。
 ぼくには贅沢なお昼だったが、さすがにおいしゅうござんした。

10/23
◆ 自覚
 変化がゆるやかだから気づきにくいが、ぼくは相当バカになってる。
 たまに会うひとならすぐに気づくでしょうけどね。
 ぼくは本を読むスピードが落ちたので、うすうす気づき始めた。

10/24
◆ アイマスク
 早起きすると昼は眠たい。
 あ、そうだ、マスクを上にずりあげればいいのだ。
 と、夜になって気づいた。

10/25
◆ 煮浸し
 団地裏の商店街をとおったとき、八百屋が安売りしてた。
 茄子、ピーマン、エリンギ、しめじ……。
 ごっそり買って帰り、ネットでレシピを検索して、つくる。
 もちろん、大量にできたが、ぼく以外に食べる人はいない。

10/26
◆ 久々の遠出
 はるばる北千住(都の北東部)まで行きました。
 友人(高校の同期生)の恒例の書道展を見るため。
 コロナ前は、けっこう仲間が集まったけど、今回は3人。
 それでも飲み屋では大声でしゃべって、勝手に満足。

10/27
◆ 太った
 あれま、体重が2キロも増えた。
 たしかに、二日つづけて大食だった。
 しかし、それですぐさま数字に表れるもんかねえ。

10/28
◆ 古本屋
 まちの名物だった谷川書店が消えて10年。
 その跡地に、若い人が店を開いていた。(店名は三日月書店)
 狭い店なので選び抜いた良さげな本が並ぶ。
 感激して一冊買ったが、本当は蔵書を増やす余裕はない。

10/29
◆ 立ちんぼ(街娼)
 家に誰もいない昼間、録画しておいたドキュメンタリーを見る。
 コロナ禍で生活苦にあえぐ女性が街角にたつ。
 数千円でも客がつかない日もあり、路上で寝る。
 それでも生活保護だけは受けたくないという。

10/30
◆ 物知らず
 ぼくは東京のことをよく知らない。
 浅草には行ったことがなく、東京タワー界隈も未踏の地。
 山手線内側もよく知らず、下北沢だって不案内だ。

10/31
◆ 楽しいしごと
 ぜんぜん催促されないので、ゆっくり時間をかけて働く。
 翻訳だから、何度も何度も転がして日本語にする。
 自分で言うのも何だが、すごく出来がいい。
 人の目にふれない可能性もあるので、何だかもったいない。

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