2022年
 つぶやき

6/1
◆ スマイル
 鏡に映る自分の顔に笑いかけてみる。
 う〜、こりゃひどい。自分でも引いちゃう。
 女性にモテモテのジーさんになりたいとはつゆ思わないが
 自尊心が崩壊するほどの怪しいジーさんだから困っちゃう。

6/2
◆ 甘いもの
 食欲はあまりないが、痩せちゃいけないと思う。
 老人は小太りぐらいがちょうどいい、と聞いたもんで……。
 だから食間に冷凍の回転焼きや鯛焼きを食う。
 あのね、こういうの食うと幸福感を覚えるのよ。

6/3
◆ 高齢者三部作
 NHKドラマ「今度生まれたら」を楽しんでる。
 主役=松坂慶子の寸胴(ずんどう)の体型にも心惹かれる。
 原作者=内館牧子の小説3冊を借り出し、つぎつぎと読む。
 高齢者にたいする辛辣なまなざしにドギマギしちゃう。

6/4
◆ 一周忌
 学生時代の友人の墓へお参りに行こうと誘いがあった。
 死んだ友人は1年生のとき寮で同室で
 同じサークルに入り4年間いっしょだった。
 しかし、ぼくは墓参することなど思いつきもしなかった。

6/5
◆ 「帰らない日曜日」
 イギリス映画で、評判も悪くないから観に行こうと思う。
 調べてみると「Mothering Sunday」という小説(グレアム・スウィフト作)の映画化。
 あれー、「マザリング・サンデー」なら4年ほど前に読んだなあ。
 一橋の英文教員が駅前の喫茶店で催した読書会のテキスト。
 暇人のぼくは英文の原書を通販で買って読んだのよ。
 しかし、何も覚えていない。(表紙の絵は覚えている)
 いまや、その本も、どこにしまったのやら、探しても見つからぬ。

6/6
◆ ヘアスタイル
 髪を短くすると洗髪も楽ちんだ。
 寝癖だって気にならない。(毛髪は全部立ってるから)
 しかし、髪以外のこともだんだんぞんざいになってきた。
 風体もだんだんホームレスに近くなってるぞ。

6/7
◆ 体重減
 いかん、いかん、ほんとにだんだん痩せてきた。
 大食漢だった昔に比べれば、そうとう食が細いからね。
 対策:夜中に、レトルトのぜんざいにお餅を1個入れて食う。

6/8
◆「オフィサー・アンド・スパイ」
 フランス映画「J’accuse」(2019)を観に行った。
 19世紀末、フランスの歴史的冤罪事件「ドレフュス事件」を描いたもの。
 ぼくも大学生のとき、卒論のテーマにしようかなと考えたことがある。
 つまり、自分としては、けっこう「なじみ」のある話なのよ。

6/9
◆ 連日の映画鑑賞
 英国映画「帰らない日曜日」を観に行った。(青梅線の昭島まで)
 女性が避妊具ペッサリーを使う(というか取り外す)場面がある。
 それは Dutch cap。小説では「オランダ帽」と訳されていた。
 なるほど、そういう形をしてるなあ、と納得。

6/10
◆ タガログ語
 紀行番組でフィリピンのセブ島を紹介してた。
 ありがとう、に対する返事で「サマサマ」と言ってた。
 あれ、sama sama ならマレー語と同じじゃん。
 で、調べてみると共通してるのはその語ぐらい。
 でも、音の響きは全体としてよく似てるな、と思ったよ。

6/11
◆ 大著の翻訳
 19世紀フランスの社会主義者フーリエの著『産業の新世界』をいただいた。
 ぼくよりだいぶん年下の後輩・福島知己さんの翻訳だ。
 訳はじつに軽妙で、この本が当時の人々の心をとらえたのも納得できる。
 福島さんへの感謝のことばはメールで送った。(住所を知らないもんで)

6/12
◆「義足のボクサー」
 フィリピン映画 "Gensan Punch"(2021)を観に行った。
 ぼくの好きな監督ブリランテ・メンドーサの作品だからだ。
 沖縄の青年がフィリピン南部の都市 Gensan でプロボクサーをめざす。
 実話がベースなので物語性には乏しかったな。

6/13
◆ 社交場
 中学生のころまでは毎晩銭湯に通ってた。
 そもそもあの時代、自分の家に風呂があるのは珍しかった。
 んで、毎晩おじさんたちは西鉄ライオンズの話で盛り上がる。
 みんな楽しそうだったなあ。

6/14
◆ 盛田常夫
 在ハンガリーの経済学者で、かれのブログはいつもおもしろい。
 院生時代に顔見知りだったのが、ぼくの個人的な自慢。
 かれはただぼくの横を通りすぎて行っただけですけど。
 法政大学教授のポストを早いうちに捨ててハンガリーに渡った。

6/15
◆ ウォーキングシューズ
 同じ靴を1年半も履き続けている。
 底はずいぶんすり減ったが、表の方はあまり変わらぬ。
 主観的には、歩行に何の不都合もない。
 だから替え時がわからない。根っからの貧乏人。

6/16
◆ 離島
 図書館で『地球の歩き方・与論島・沖永良部島』(2022)を借りた。
 ぼくが覚えてる島とはずいぶんちがう。
 ずいぶんきれいになってる。
 まあね、ぼくが行ったのは20年も前だもんね。

6/17
◆ 飲み会
 院生時代の友人2名と、夕方5時から10時までダラダラと飲む。
 (ぼくはビール中ジョッキ1杯のみ)
 昔話が中心だが、もちろん「いま何 勉強してる?」という話もする。
 もともと秀才の二人だから、その話もおもしろかった。
 ぼくはそういう耳学問で、昔は毎日楽しかったなあ。

6/18
◆ 屋根の修理
 屋根はトタン屋根の部分のほうが多い。
 そのトタン屋根がいまはボロボロだ。
 通りがかりに眺めてもすぐにわかるほどの傷みかただ。
 だから、これまでいろんな業者から修理をしたいと声をかけられた。
 いちいち断るのがめんどくさいので、とうとう修理を頼む。

6/19
◆ ポツンと一軒家
 高校の同期会から連絡で、19日(日)に放送される番組を見ろ、とのこと。
 高校の裏山(高良山)の奥にすむ画家が紹介されるらしい。
 画家のことはともかく、裏山の景色を懐かしもう、という。
 呼びかけたのは、東大を出て高良山の麓で幼稚園の園長をしている男。

6/20
◆ ラグビーW杯2023
 来年9月、フランスで開かれるワールドカップの試合を見に行きたい。
 と思って、調べてみたらチケットの入手が難しそう。
 チケット込みのツアーも100万円ぐらいだし、それもつらい。
 ぼくは安宿に長逗留して、と考えていたが、とんでもなく甘かった。

6/21
◆ 友人の墓
 誘われるまま日暮里のお寺まで墓参りに行く。
 自分の親の墓でさえほったらかしにしてるのに
 ひとから誘われると断れないんだよね。
 誘ったやつは数珠なんか持参してる。(ぼくは手ぶら)
 そいつから線香1本もらい、それを手向けて合掌。

6/22
◆ 幸せな老後生活
 鹿児島だったら、毎晩「温泉掛け流し」の銭湯に通い
 お湯につかって「ああ、いい気持ち」と言ってられる。
 アパートの帰って、牛乳飲んで、布団に入る。
 つぎの日はまた夜まで、ブラブラと時間を過ごす。

6/23
◆ ひとと話す
 自慢じゃないが、ゴルフってのは一度もやったことがない。
 しかし、高校の同期会は年に何度もゴルフとセットで開かれている(ようだ)。
 だから、ぼくはひとと会話する数少ないチャンスを逃している。
 先日、友人の墓参りをしたあと、たっぷり声帯を使うことができた。
 だけど、みんなで墓参する機会はそうしょっちゅうあるものではない。

6/24
◆ iPhone
 ケータイ、あいかわらず上手く使えない。
 迷惑メールの拒否のしかたがよくわからない。
 全部拒否すればいいんだろうけど、ごくたまに知りあいからメールが来る。

6/25
◆ 強風
 体が元気だったころならむしろ喜んで外に出たと思う。
 いまは体がよろけて倒れるのが怖い。
 いや〜、風そのものは気持ちよさそうなんですけどね。

6/26
◆ ミステリー
 英語のものは大学院生の頃、町の古本屋で買って、よく読んだ。
 就職してからはすっかり離れてしまった。
 このごろ、また読み始めたが、すべて翻訳。
 あたりまえだが、とても読みやすい。

6/27
◆ 佐藤愛子
 彼女の随筆『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』(2021)を読む。
 半年前に図書館で予約した本が借り出せたのだ。
 予約したのを忘れるほど待たされた。(先約30人以上)
 午後4時に借り、午後5時には読み終えた。ま、そのような本。

6/28
◆ 娯楽
 洋物ミステリー、文庫本で一日2冊。
 無料動画サービス GYAO で外国映画を一本。
 体がだるいというのを口実に「しごと」もせず、遊んでる。
 じつは、おかげでこのごろ毎日すこぶる楽しい。

6/29
◆ 梅雨明けだそうだ
 寒いのは苦手だが、暑いのは平気だ、と思ってた。
 が、郵便物を近くのポストに入れに行ったら
 もわっとする暑さが身を包み、体がふらつく。
 こういうの、いままでなかったなあ。

6/30
◆ 放浪
 ふらりと旅に出る。これ、あこがれだね。
 でも、無目的の旅、したことがないから、どうしたらいいかわからない。
 旅に出るのは簡単だが、旅に出て何をするかがわからない。
 景色を眺めて、おいしいものを食っても、すぐに飽きちゃいそう。
 ひととのふれあいなんてのは、ここでもできないのに、ね。

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