| つぶやき |
| ◆ 生きがい あたらしい翻訳の作業を考える。 だって、なにもしないでいると退屈しそうだから。 |
| ◆ 自立 変な話だが、体が不自由なほど家族からは大事にされるみたい。 ぼくは中途半端に元気だから、むしろ邪険にあつかわれる。 |
| ◆ 入院 昨夜、風呂場で嘔吐した。 んで、一夜明けて、病院にいったら案の定「腸閉塞」で入院 幸い、やらねばならない仕事はもう何もない。 昨日、床屋にも行ったし、歯医者で奥歯のブリッジも入れた。 ああ、なんて間がいいんでしょ。 |
| ◆ 院内環境 持ち込んだノートパソコンでいろんな映画をみることができる。 それはいいが、ブログをアップしようとしてもアプリが動かない。 いろんなパスワードを記した紙製のノートを持ってきてない。 |
| ◆ 絶食 点滴のおかげでお腹は空かない。 いや、じつは空腹を少し感じる。 食べたいものがあるわけじゃないんだ。 |
| ◆ 外は大雨 病室にいてカーテンも閉めていると何もわからない。 パソコンは開いているが、ニュースも天気予報も見ない。 あちこちのなじみのブログを眺めるだけ。 あ、メールで光文社の編集者と連絡はしてる。 |
| ◆ 頻尿 食事は始まったが、3食とも流動食(重湯とスープ)。 一方で点滴も続けられているので、体内は水分がいっぱい。 ちょっと気を緩めると尿がダダ漏れ。 |
| ◆ 寒い 院内の温度は 24.4度だから、バスタオルを首にまいてる。 ヒゲもちょっと伸びてきたので、見るからに怪しいジーサン。 |
| ◆ 五分粥 流動食は卒業した。 お粥はお粥だが、何かを食べてるっ感じはする。 |
| ◆ 点滴終了 おお、退院が近づいたな。 ただ、やはり1週間入院してたので支えなしに歩くとふらつく。 リハビリには、ひとりでひたすら廊下を徘徊するしかない。 |
| ◆ シャワー 本当は水浴びなんかしたくないのだが 看護師の笑顔に負けた。 家とちがって病院はお湯の出る勢いがすごい。 |
| ◆ 新しい翻訳に取り組みたい Googleで取り組むべき本を検索してほとんど1日を費やす。 まったくの夢想に近い企てだが、なんだか元気が出てきた。 |
| ◆ 常食 ふつうのご飯が食べられるようになった。 お箸でご飯をつまんで口に入れる。 これで退院が決まった。 |
| ◆ オムライス 退院した。 お昼はさっそく家の近くの町中華「餃子王」に入る。 ここはレバニラ炒め定食が絶品だけど、いまの自分にはちょっとハードかな、と思えた。 |
| ◆ 体重回復をめざす 自転車で団地裏の印度料理店フルバリに行き、テイクアウト。 野菜入りのカレーとナン。(600円) 帰宅して、ひとりでガシガシ食べました。 |
| ◆ 敬老の日 デイサービスの利用者は全員、施設から表彰状をいただいた。 デジカメで撮った顔写真もついている。 いまどきこの手の印刷、なんてことなくできるんだろうが ぼくはなぜだかむしょうにうれしかった。 |
| ◆ 自宅療養 外に出る元気がなく、部屋にこもっている。 家の中にある段差を利用して昇降運動。 ただ食事内容は、病院食に比べて数段劣化。 |
| ◆ 少し運動 お昼、なにもないので自転車でロピアへ。 450円の中華弁当を買い、帰宅してガシガシ食う。 自転車での行き帰りと、スーパー店内でのうろつき、これが本日の運動。 |
| ◆ 夜風 21時をすぎると涼しい風が吹く。 鹿児島にいたときのように窓を全開して寝たいなあ。 |
| ◆ 食べるのもノロノロ 町外れの「すき家」に行って、牛丼+生卵(5百円)を注文。 ぼくの隣に座った若い女性も同じものを注文したが ぼくより食べるのが早く、たちまち去っていった。 |
| ◆ 難聴 家の者から何かを言われているが、聞き取れない。 語調、というか声音だけで判断する。 ほとんどの場合、非難・叱責だと思われる。 |
| ◆ しごと 翻訳プランをたてた。 周辺の関連論文をネットで漁っては、斜め読み。 おお、これでけっこう時間がすぎていく。 |
| ◆ 体力回復はまだまだ デイサービスの施設でも、運動時間の合間に、ついうたたねをしちゃう。 足踏み運動のとき、きまって水前寺清子の「365歩のマーチ」が流れるが ぼくはその音楽に乗って足を規則正しく上げることができない。 ひとりこっそりと休んでしまう。 |
| ◆ 読むべき本 あたらしい翻訳をすすめようとすると関連の本がぞろぞろと出てくる。 いやー、大変だけど元気は湧いてくるなあ。 |
| ◆ 買い物 杖をつかっても歩くのはやっぱり少し大変。 でも、自転車なら平地での移動はけっこう楽だ。 もちろんスピードはそんなに出ないけど、風が心地よい。 |
| ◆「オデュッセイア物語」 ギリシアの古典を読みやすく再編したもの(岩波少年文庫で上下二冊)を読んだ。 英文を高杉一郎が訳したものだ。 高杉一郎はあの名著「極光のかげに」のほかに、「トムは真夜中の庭で」の著者だから かれが手がけたものはまちがいない。 |
| ◆ 夕暮れ時 数年前、白内障の手術をした。 そのとき眼内に装着したレンズはあまり上等ではなかったようだ。 夕方、自転車に乗ると何だか光の輪があちこちに見える。 |
| ◆ 体重減少 66キロを割るようになった。 このところ続けて昼も夜もトマト缶を使った豆スープだからね。 いや、お味はいいんです。 |
| ◆ デイサービス 週に1日だけ利用してるが、ここはいい。 お風呂に入れてくれる。体も洗ってくれる。 お尻はもちろん足指のまたまで洗ってくれる。 |
| ◆ ブザンソン 指揮者コンクールで日本人が優勝したとのニュース。 ぼくはこの田舎町で1年ちょっと過ごしたが そうした催し物とはまったく無縁のところで生活した。 移民というか外国人労働者、貧民が肩寄せ合って暮らす集合住宅で 生活にも言葉にも難儀するアジア人として「暖かく」受け入れられた。 |